『ウェークアップ!ぷらす』は、読売テレビの制作により、日本テレビ系列で生放送されている報道番組である。放送時間帯は、毎週土曜日の8:00 - 9:25(JST)。地上デジタル放送ではHD画質での放送となっている。
放送日 | 2018年10月6日(土) 8:00~ 9:25 |
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放送局 | よみうりテレビ |
今週木曜日、日大の宮川泰介選手が5ヶ月ぶりにチームの練習に復帰した。関西学院大学の選手に対して行った悪質タックルは内田正人前監督らの指示によるものだとわかっている。関東学生アメフト連盟は日大アメフト部、宮川選手に対して条件付きの今シーズン公式戦出場停止処分にした。宮川選手は公式戦に出場できない今のチームに対して「何もしない自分が無責任」だと感じ復帰した。「会見での発言を翻すことになり悩んだが、迷惑をかけた償いとしてチームを再建していきたい」と話している。被害者側の関西学院アメフト部は「復帰に賛同し、勇気ある行動に敬意を表します」とコメントした。
岩田公雄は「色々思い悩んだこともあったと思うが、グラウンドに復帰してほしいと思う。だが日大の体制については考えなければならない所もある」と話し、辛坊治郎はその意見に同意し「内田監督は日大を免職になったが刑事事件などはどうなったか」野村修也に訊ねると「被害者側の内田前監督を許していないという感情が解けるかどうかが争点になってくる」と回答した。牛窪恵は「やってしまったことの罪は重いが、みんな活躍してほしいと言っていたので復帰というのは本当に良かった」とコメントした。
昨日午前9時、沖縄・那覇市内では台風は通り過ぎたものの、まだ風は強いままであることが中継を通しわかった。
現在、台風25号は強い勢力を維持したまま東シナ海を北上、明日にかけて日本海を北日本へと進む見通しである。台風24号の爪痕が残る中、3連休への影響が懸念される。注意が必要なのは広範囲に渡って吹く強い風、明日にかけ本州の広い範囲が台風の暴風域になるため、中心から離れた場所でも強風に対する備えが必要だ。新潟市内の梨農家では、先週の台風24号の影響でおよそ800個の梨が落下する被害を受けていて、今回は対策の為に予定を早めて収穫を行っていた。昨日震度5弱の余震が発生した北海道・厚真町では明日午後に台風が接近する予定で、地震によって地盤が緩んでいる地域では土砂崩れの危険性が増している。
蓬莱大介は「雲の様子を見ると、 バラつきは出たものの依然として大型で強い台風である。現在の中心位置は韓国に上陸する所で、対馬が最も接近するタイミングとなっている。九州北部では風速25mの暴風域に入っている。明日の朝には北海道や東北が大荒れとなる」などと解説した。辛坊治郎は「りんごの収穫期にかわいそうですね」とコメントした。蓬莱大介は引き続き「風予報では、南風は吹くが注意報レベルとなりそうである。雨の予想では北海道、東北は横殴りの雨となり、北日本の方は早めの対策をしてほしい」と話した。
ノーベル賞を受賞した本庶教授は、放射線治療などに並びがん治療の4つめの柱となる免疫療法を開拓。受賞の決めてとなったのは新しいがん治療法の発見、それに基づき作られたのが「免疫チェックポイント阻害剤」で、人が持つ免疫細胞を活性化させ、がん細胞を攻撃させる薬だ。「オプジーボ」の商品名で医療現場に登場したのは2014年9月。皮膚がんなどに使用されている。
現在、厳原港は雨が断続的に降っている状態で強風も吹いている。満潮を迎え、最高潮位は1.6mが予想されていて、高潮への注意も呼び掛けられている。本土とを繋ぐ対馬空港は午後8時に閉鎖され、搭乗口などのガラスと扉が割れないよう職員が木材を貼り付けるなど対応に追われていた。 長崎県では全域に暴風警報が発令されており、最大瞬間風速は長崎市野母町では10月の観測史上最大となる34m、対馬市でも29.6mを観測している。長崎県によると10の自治体で避難準備情報が出ていて、午前6時現在、1343世帯、1679人が自主的に避難している。また5つの市や町の約4600戸に停電が発生している。今後の予想では昼過ぎにかけて暴風域に入り、対馬市などでは最大瞬間風速35mとの見込みが立っていて、波は9mの猛烈なしけとなり、雨量は明日までに120mmになるとみられている。気象台は暴風や高波、土砂災害へのへの厳重警戒を呼び掛けている。避難所にいる現地住民には高齢者が多く、不安で恐いなどの声が上がっている。
本助教授は免疫細胞の表面にある「PD-1」という物質ががん細胞への攻撃のブレーキとなる事を突き止めた。がん細胞がこの物質と結びつくと免疫細胞の攻撃が抑えられてしまうが、オプジーボはがん細胞と免疫細胞の間に入りブレーキを解除するため、免疫細胞が攻撃を行いがん細胞を死滅させる事が出来る。オプジーボはこれまでに2万5000人以上のがん患者に投与され、多くの命を救っている。抗がん剤同様点滴で投与されるが、要する時間は抗がん剤の半分で患者の負担も少ない。一方で、オプジーボの効果があるがん患者は2~3割程度。本助教授は「効果がないのはなぜなのかという研究が必要、世界中でそういう研究をしているのでいずれは解決される」などと話した。
オプジーボの効力について。凄さを実感したのは投与をやめても効果が持続するのを目の当たりにしてからと里内。免疫の副作用が出たためやめたが、それでもずっと効いている人がいるとも。効果に個人差が大きく使ってみないとわからない面がある。本来、人の体にはがん細胞も存在しているが、免疫細胞によって駆逐されている。しかし一部のがん細胞はPD-1と結合し免疫細胞の攻撃にブレーキをかけてしまう。それを阻害する目的で開発されたのがオプジーボ。2014年に保険に適用、当初は肺がんに適用する薬とされていたが、臨床試験によって他のがんにも適用すると判明。一方で保険適用となった現在でも金銭的負担が大きい事が課題となっている。
蓬莱大介の解説によると「予想される最大瞬間風速は35mから45mとなっている。今日、明日と運動会などイベントを予定されている方は、テントなどしっかりと固定をしてほしい。予想雨量では四国は200mmとみられており、徳島県では大雨警報が発表されている。北海道では明日以降さらに横殴りの雨となるため、早めの対策をとるべきだ。3連休の天気では明日は30度と予想されているため、熱中症などにも注意してほしい」などと話した。
最新のがん治療とは生活の質をいかに落とさないか。キーワードは低侵襲→からだにやさしい治療。働きながらがんを治療するなど、がんは長く付き合う病気になってきているからだ。がん治療には大きく分けて外科手術、抗がん剤などの化学療法、放射線治療、免疫療法がある。
手術支援ロボット「ダビンチ」は医師が3Dのモニター画面を見ながら、あたかも患部に手を入れているようにロボットアームを操作して手術を行う。数ミリ単位の作業が行えるそうで、米粒に文字まで書ける。鳥取大学の中村廣繁教授は「患者さんにとって時間短縮などやさしい手術に。しかしまだ発展途上の技術なので有効性を模索していきたい」としている。日本での導入は約270台。前立腺がん・腎臓がんなど9つのがんに保険適用されている。
抗がん剤は患者によって効くもの効かないものがある。がん遺伝子パネル検査は患者のがん細胞の遺伝子を調べることで、1人1人にマッチした抗がん剤が分かる。副作用もつらい抗がん剤。無用な治療を受けなくても良い。辛坊治郎さんは「効くか効かないのに使うのは財政も圧迫する。確実に効くものを選ぶのは大切」など述べた。
大阪医科大学敷地内に今年新しく建設された関西BNCT共同医療センター。中性子捕捉療法(BNCT)は従来の放射線治療よりも患者への負担が少なくなる治療法。まず点滴で患者にホウ素化合物を投与するとホウ素化合物はがん細胞に集まる。これはホウ素ががん細胞を好む性質を利用している。そこに中性子線を照射するとがん細胞を壊す。中性子線はホウ素化合物にのみ反応するため、がん細胞をピンポイントで死滅できる。
オプジーボの運用について。患者に最適の治療を行うため薬価の高さで使い控えることはないが、気にならないわけではないと里内。免疫の副作用があるため、元々関連する病気を持っている人などには使用できないとも。副作用の性質が違うため抗がん剤と比べることは出来ないが、命にかかわる副作用が人によってあるとの事。投与期間は間隔にしか記載がなく、効果がなくなるまで使用されるが、途中で使用をやめても免疫が覚えて効果した状態を保つ場合もある。研究スピードが上がり取り残されると危機感を覚える人がいる中、女性研究者を取り巻く環境も変わりつつあると里内。
脳腫瘍患者がBNCT治療を受けたMRI画像を見ると、がん細胞が照射から48時間後にはほぼ無くなっているのがわかる。これまで中性子線を照射するには原子炉が必要だった。そこで開発されたのが医療用として中性子線を生み出すことができるサイクロトロン。輸送管を通じて治療室にいる患者の体に中性子線を打ち込むことができる。患者は治療代に乗ったまま約1時間で終了するという。センター長によると、この治療は1~2回の照射で治療を終えることができる。患者にBNCTの臨床試験をして結果を待っているのは世界でこれだけとのこと。悪性脳腫瘍の治験は結果の観察段階。センター長は1日も早く承認された医療としてスタートしたいなどとしている。
貴ノ岩が日馬富士から暴力を受けた事件について約2400万円の損害賠償を求め民事訴訟を起こした。事件は去年10月、鳥取市内の飲食店で日馬富士が素手などで貴ノ岩を暴行。頭蓋底骨折などの疑いと診断され、その後2場所連続で休場となった。日馬富士は翌月引退、示談が成立していない事などから略式起訴され、罰金50万円を支払っている。去年暮れに日馬富士側から示談の申し入れがあり協議を続けたが、示談は成立しなかった。貴ノ岩が治療費などを求めているのに対し、日馬富士側は調停段階から50万円を提示。暴力によって選手生命を絶たれる危険を指摘した貴ノ岩側に対し、日馬富士側は提示された金額を「およそ根拠を欠いたもの」と反論した。
里内美弥子さんはがんの根治について「過去の病気にしようとすると予防の問題になってくる。慢性疾患のような状態に持っていけるということはあるのかと思う」など述べた。
きょう83年の歴史に幕を閉じる東京・築地市場から中継。午前6時にマグロの競り場ではいつもと変わらない活気のある声が響いた。築地での競りもきょうが最後。築地市場の閉場もあと3時間あまり。
先週まで一般にも開放されていた築地市場。訪れていたのはほとんどが外国人観光客。移転先の豊洲市場では一般客の立ち入りを制限しているため、これが本当の見納め。島津商店三代目の島津修社長は移転を控え準備に余念がなく、感傷に浸る余裕はないという。89年には1080業者もあった水産仲卸業者は現在では524業者に。約50業者が豊洲移転で廃業している。「樋長」は競り落としたマグロを解体し、小売店などに販売する小売店。飯田統一郎社長によると小売店は160年くらい、飯田さんで8代目となるという。
先月、東京都大手町で経団連の中西会長が今後の就活について会見を開き、就職活動における批判的なコメントを出した。今週月曜日に各会社では色んな方法で内定式が行われた。中でもメルカリ会社では外国人の大量作用を進めている。内定式では日本で生活するためのレクチャーなども行われた。人材確保でも足かせになっているシステム「日本型就職活動」があるという。3月1日に会社説明会など就職活動における解禁日を決めているのが経団連である。先月の会見で経団連トップが「解禁日」撤廃の方針を示し、ルールの形骸化している現状があるという。元々経団連に所属しない企業は自由な採用活動が可能であり、メルカリは所属しない企業の一つである。現行ルールでは人材獲得競争で不利になるとのことだ。安倍首相は先月、「ルールをしっかり守っていただきたい」と発言した。政府や大学関係者は採用日程のルールが無くなると就職活動が早期化し学業に支障がきたすと懸念した。経団連は解禁日について2021年春の入社対象者から策定をやめる方針を固めたという。政府は学校関係者や関係省庁と協議し、採用日程のルールなどを決める方針とのことだ。
徳川家康が大阪の漁師たちを呼び寄せ、江戸湾内での漁業の特権を与えた。幕府に納めた魚の残りを漁師らが日本橋で売り出したことが魚河岸の始まりとされている。日本橋にはかつてそこに魚河岸があったことを示す跡地がある。明治維新後も魚河岸は続いていたが、関東大震災で大被害を受けたという。関東大震災直後、数箇所に分散されていた魚河岸をひとつの集めたのが築地市場だった。パリを始め海外の大都市にはすでに大型の市場があった時代で、日本は最先端を目指していた。ミラノやニューヨークの市場からヒントを得て扇型に設計したとされる。
関東大震災から12年後の1935年に築地市場は開場。買出人たちが一大パレードを行った。築地の開業当初からマグロを扱っていた祖父の心意気を今も飯田さんは引き継いでいるという。日中戦争の軍需景気も重なり、取扱高は毎年2割ずつ上がっていった。日本中の水産物や農産物を集め、物流の一大拠点となった築地。開業当初から市場の中にまで貨物列車が引き込まれていた。市場が扇形なのは長い列車が止まる線路を引き込むためだった。市場の近くにはその名残として踏切信号機が保存されている。
築地市場から中継。関係者は移転に対する不安を抱えているが「文句だけ言っても前に進めない。こういった時にどう切り開くのか、そこがわたしたちプロの見せ所」など語っていたという。場内市場には昔から営業している飲食店もたくさんある。きょう午前で店じまいするということで、ある人によれば朝の始発で来たがすでに2時間待ちだったという。「吉野家 一号店」は1時間待ち。市場はあすから10日まで引っ越し期間に入り、11日には豊洲市場が開場予定。
おととしには小池知事が築地市場移転延期を表明していた。岩田公雄さんは「目利きのあたりで本当に良いものを提供したいというあたりでやってきていますから、確かに翻弄された2年間なんですが移転は事実。同じ新しい文化を作ってほしい」など述べた。11日に豊洲が開場となるが、関係者からは地盤沈下でのひび割れが11ヶ所、駐車場不足、仕入れトラックによる渋滞など懸念も。
貴ノ岩の訴訟について。2400万円の内訳の中では慰謝料500万円と懸賞金逸失900万円が際立って高い。1場所60本の懸賞に49%の勝率として30本の懸賞かける1本6万円が5場所分で900万円という計算になっている。負傷した内容の見方で金額が大きく変わると野村。相場からすると慰謝料と懸賞金逸失分は高く感じるとも。来年の参議院選挙は争点になっているので、貴乃花の知名度からすると出て欲しいという要望は高まっているのではないかと岩田。現在十両まで落ちているのでこういった訴えに出るのは彼の力士人生を考えた時にどうかと思うなどと牛窪。
スタジオでは経団連の””就活ルールについて解説した。「メルカリの入社式は時代を感じる」などと辛坊治郎さんがコメントした。野村さんは「大学側が新しい就活に対して対応ができるか」などと述べた。岩田さんは「日本も教え方が従来ではだめなのかな」などとコメントした。
1945年には市場の4分の1が進駐軍に接収される。その10年後、アメリカから築地市場がすべて返還された年に行われた市場内での祭りでは大量のマグロの刺し身も振る舞われたという。活気が戻った築地市場は日本の高度成長を台所から支えた。飯田さんも「我々の先祖だと思うくらいこの場所に愛着・思い入れがある。ここから離れるのはさびしいということでしかない」など話す。
築地場外市場には築地魚河岸という施設が10月1日に正式にオープンした。豊洲移転を受けて中央区が作った市場で、仕入れが困難になる料理人や小売店に仲卸を継続。豊洲に移転する仲卸業者も出店しており、午前9時から一般客も買い物ができる。けさは築地市場で最後のマグロの競りが行われた。早朝5時には仲買人が集まり、きょうが終わるということもあって子どもを連れてきたり記念写真をする関係者の姿も。けさの取引本数は874本。最高額は青森・大間の438万5000円。仲卸売場でも最後の営業に向けて準備が始まっていた。午前中にもほとんどのお店が片付けに入る見通し。
再び襲来!!台風&真夏の暑さ
世論調査を見ると、内閣改造に対し評価しないの割合が上回っている。今回はいつものように週刊誌報道もなかったと辛坊さんは話した。今回の内閣改造について、全体の評価は思い切ったとした。
「ウェークアップ!ぷらす」の次回予告映像が流れた。
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