未来世紀ジパング 〜大草原の国がまさかの…ごみ山&最悪の大気汚染〜

放送日 2019年6月5日(水) 22:00~22:54
放送局 テレビ大阪

番組概要

未来世紀ジパング (バラエティ/情報)
22:00~

令和最初の大相撲夏場所では千秋楽は大盛り上がりに。トランプ大統領が相撲を鑑賞し、朝乃山に優勝カップを手渡した。一方、優勝を逃してしまったのが鶴竜。出身地はモンゴルで、史上最多優勝を誇る白鵬もモンゴル。今回は横綱たちの地国で起きているある異変をお届けする。

モンゴルは大草原が広がり日本人観光も毎年2万人以上が訪れる。観光名所は高さ40メートルのチンギスハンの巨大な像。その直ぐ側には昔ながらの遊牧民がいる。

現在モンゴルでは日本人が知らないモンゴルが出来上がっていた。草原を走ると煙が立ち込めるエリアが。そこにあったのはゴミの山。近くの人が捨てていった人々のもので、ゴミは土に還ると勘違いしている人もいる。中には動物の死骸やテレビなど様々。さらに生きた放牧した牛がゴミを食べており、モンゴルではゴミを食べた牛が年間800頭以上死んでいる。さらに、こうした家畜の肉屋牛乳を飲んだ人々にも影響が懸念される。ゴミ山が雄大な草原に広がり、そんなゴミ問題を研究するイチンホルロ博士はモンゴル人として自国の事が心配でモンゴルの人々は環境の意識が低く、このままでは永遠に解決しないと述べる。首都ウランバートルでは黄色いコンテナが地元の人のゴミ捨て場だが、中は満杯で一色端。分別はされず、ゴミ収集者の作業員は大量のゴミを二人がかりで収集車に押し込んでいる。そのトラックは三菱自動車で日の丸マーク。このゴミ収集車は日本のJICAが無償提供していたという。ウランバートルでは急激なビル建設ラッシュで、人口が急増し、国の人口320万人の半分近くが居住している。街のハズレにはゲルがあり、生活できなくなった遊牧民が移り住んだ貧困地域がある。そして西部にはゴミが沢山積まれ、ここが処分場になっている。その近くにはゲルが。ゴミ収集車が停車するとそこに人々が集まり、我先にとお金に変えられるものを漁っていた。

モンゴルで問題になっているのはレジ袋。死んだ家畜の胃袋からもレジ袋が見つかっていて深刻な問題に。そんなレジ袋を減らそうと、二人の女性がショッピングモールで検査をしていた。モンゴルでは3月から一部レジ袋が使用禁止に。彼女たちはその禁止令を守っているが抜き打ち検査する国家機関のレジ袋Gメン。0.035ミリ以下のレジ袋は使用禁止だが、この日違法なレジ袋は一つもなかった。さらに取材中に偶然違法なレジ袋を発見。独自調査をするとレジ袋Gメンはその袋を検査したが4つのうち3つが違法だった。

山口もえは遊牧民に一週間滞在する企画でモンゴルを訪れたがその時はとても綺麗だったと答えた。鎌田靖はモンゴルは日本に近い国で直行便では週5便出ているという。さらに日本の援助で新しい空港の新ウランバートル国際空港ができると答えた。さらにモンゴル人の現役力士は外国人力士が32人中22人。白鵬や鶴竜などを排出している。さらに日本への留学生の数は世界最多となっている。

東京・江東区で朝7時に缶を潰している男性がいた。缶や瓶、プラなどを分別するが、江東区では困ったらアプリでも捨て方などを細かく教えてくれる。このリサイクルという言葉は小さな市民団体の名前が始まりで、その名付け親は糸川英夫氏。今やリサイクルは日本に定着した。そんな日本をお手本にしたゴミ分別収集所がモンゴルにできた。裏には分別されているが、仕掛けたのはムンフズルさん。日本の元留学生で、7年間の留学で日本のゴミ分別に感銘を受けてこの活動を立ち上げた。ムンフズルさんが行ったゴミセミナーでは市民にゴミを分別する重要性を唱え続けるだけでなく、実際に分別の仕方を教える体験会も行った。今ではこの収集所に遠くから捨てに来る人もいる。そしてそのゴミをリサイクルする業者を探すのにも苦労したが、もともと扱っていたプラスチックを捨てていた場所が業者となった。

家庭ごみは回収と仕分けに手間がかかるために儲けが出づらいが、ムンフズルさんの熱意に押されてこの工場が協力してくれた。実際にゴミを見ていると中を綺麗にしている人もいて意識改善はされているという。

鎌田靖は日本のゴミの出し方が大きく変化したのは1964年の東京オリンピック前のポリバケツによるごみ収集。外国人がたくさん来るので始まったという。1990年代には黒ビニール袋から半透明袋になり分別するため中身がわかるようになった。さらに世界のゴミ処置では日本は焼却が78%と一番燃やしている。日本は国土が狭く、湿度が高く衛生面的な意味で燃やしているという。しかし燃やすということは二酸化炭素が出て地球温暖化と考えると燃やすのは良くないという。

世界一空気が汚い都市と言われるモンゴルのウランバートル。大気中のPM2.5は安全基準の133倍となっている。

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未来世紀ジパング (バラエティ/情報)
22:30~

世界一空気が汚い都市と言われるモンゴルのウランバートル。大気中のPM2.5は安全基準の133倍となっている。住民の死因の一割は大気汚染に関連する病気で、2年前には大気汚染対策を求める人々の大規模デモが発生した。4月、ウランバートルで暮らす日本人の元へ訪れた。田村さんはモンゴルでバレエダンサーとして活動し、子供もいる。しかし冬場の大気汚染は年々酷くなっているという。ベランダからは綺麗に見えるがひどいときはガスマスクなどをするという。田村さんが使用するマスクはフィルターがついており、中に入っているのはPM2.5対策のもので入れ替えて使用する。この日本メーカーの清浄機をフル稼働し冬を越した。大気汚染の最大の原因はモンゴル式テントのゲルの煙。ゲルで暮らすのは元遊牧民で、その家ではゲルに必ずあるストーブは生活の必需品。燃料は石炭で、さらに石炭火力発電所もあり、車の排気ガスも原因に。その最大の被害者は子供たち。ウランバートルでは5歳未満の子供の死因の2位が肺炎。こうした子供の多くはゲル地区の貧困エリアに住んでおり、大気汚染がひどいエリアでは完治はしづらい。

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未来世紀ジパング (バラエティ/情報)
22:38~

モンゴル。ウランバートルは大気汚染で苦しんでいるが。町中の薬局では卵白やジュースを混ぜ合わせて作ったのは酸素カクテル。綺麗な酸素を沢山含んでいる。機械は中国製で一台6万円。お茶のコーナーには「肺ティー」と呼ばれる肺を綺麗にするお茶が売られている。そんな子どもたちを救おうとコモテックの小森さんがモンゴルへ。とあるモンゴルのバス会社にやってきたが、そのバスには日の丸マークが。コモテックは黒煙除去フィルターの仕組みを25台のバスに導入。小森社長は日産ディーゼルを辞めて起業し日本の排ガス問題に着手。その腕を今では新興国の人々に生かしている。小森さんは有害物質を除くフィルターを開発。実験ではフィルターをつけずに排気口にガーゼを噛ませてエンジンをかけるとガーゼは真っ黒に。しかしフィルターをつけるとフィルターは真っ白のまま。バス一台あたり175グラムのすすを回収できている。しかし課題には汚れたフィルターは特性の装置で800℃の熱で熱することで綺麗になる。すると再び使用できるがこの手間が面倒だと指摘された。さらにウランバートル市の交通局でもこの装置を導入するつもりで性能をアピールした。

鎌田靖はモンゴルで石炭が多く使われている理由にモンゴルは石炭産出国で一番安くつくためと説明した。

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未来世紀ジパング (バラエティ/情報)
22:48~

鎌田靖はユニセフがまとめたグランバートルに住んでいる子供の肺機能は40%低下しており、乳幼児の脳細胞にも影響していると説明した。

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エンディング (その他)
22:50~

未来世紀ジパングはビジネスオンデマンドとParaviで配信中。

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