二代目 和風総本家 スペシャル「2019職人列島24時 伝統を守る真夏の戦い」

放送日 2019年8月1日(木) 19:58~21:48
放送局 テレビ大阪

番組概要

オープニング (その他)
19:58~

海藻サラダに乗っている「鶏冠海苔」は収穫後の天日干しで酸化し茶褐色から赤になる。知っていた6人の中の1人は調理師だった。今回は伝統を守る真夏の戦いに密着する。

キーワード
鶏冠海苔
海藻サラダ

2019職人列島24時 ~伝統を守る真夏の戦い~ (バラエティ/情報)
20:00~

北海道・苫小牧のホッキ貝漁船に密着。1日に一船あたり漁獲高は200キロが上限で、この日磯崎船長は2回の漁で上限に達した。スムーズに漁を終えた時は獲れたホッキ貝を朝食にすることもあるという。

午前9時、宮崎・児湯郡の有明産業の朝に密着。大きな樽の内側に炎をスタンバイし、大量のおがくずを投入した。

キーワード
ホッキ貝
苫小牧(北海道)
精進湖
児湯郡(宮崎)
有明産業

2019職人列島24時 ~伝統を守る真夏の戦い~ (バラエティ/情報)
20:08~

宮崎・児湯郡の有明産業では日本製の洋樽を作っている。樽の隙間から液体が漏れないためにガマの茎を詰めるという。また樽の内部を焼くことでお酒の味が変わるという。こちらでは年間4000個の洋樽を製造している。

山梨・上野原市にある工場に密着。職人歴20年の設楽さんが湧き上がる窯をかき回す作業を行う。仕上がりは混ぜる箒の感触が頼りだという。

Q.作っている夏に欠かせない物は?というクイズが出題された。ヒントは7月8月が売上のピーク。日用品ランクの値段。

キーワード
精進湖
児湯郡(宮崎)
有明産業
ガマ
上野原市(山梨)

2019職人列島24時 ~伝統を守る真夏の戦い~ (バラエティ/情報)
20:19~

山梨・上野原市にある工場では麦茶を作っている。職人歴20年の設楽さんが目指すのは焦げる直前まで火を通すこと。49年前に先代が東京から山梨へ移動を決めた。この作業を1日60回行う設楽さんは「食べた時に美味しければ、そこに至る工程が機械であろうが人の手であろうがあまり関係ないような気がする」などと話す。

愛知・名古屋市には伝統を守るために熱さと戦う職人がいる。職人歴13年の鈴木さんは1日に120~130の味噌煮込みうどんを作る。山本屋では全ての鍋を1人で担当するのがお店の伝統だという。

鹿児島の離島ではある製品を作るためテーチ木が必要だという。しかし程よい大きさのテーチ木が激減し危機感を抱いている。1度に使うテーチ木はおよそ600キロ。煮立たせるとタンニンが豊富な赤い液体が抽出される。

Q.島の職人さんが作る伝統的な物とは?という問題が出題された。ヒントは池のような所。何かを突く動作。

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Q.島の職人さんが作る伝統的な物とは?という問題が出題された。壇蜜は「染めたカサ」と解答した。

キーワード
上野原市(山梨)
純手炒りむぎ茶
麦茶
名古屋市(愛知)
きつねと九条ネギ入り味噌煮込みうどん
天ぷら入り味噌煮込みうどん
名古屋コーチン入り味噌煮込みうどん
テーチ木
タンニン
鹿児島
福山雅治
市川中車
市川猿之助
おうちの豆助
鹿児島県

2019職人列島24時 ~伝統を守る真夏の戦い~ (バラエティ/情報)
20:35~

テーチ木から抽出したタンニン豊富な液体に絹糸の束を入れる。これはテーチ木染めと呼ばれる染色方法で、何度も抽出液を交換して揉み込むと絹糸は赤茶色に染まる。染めた絹糸を泥田に漬けることを泥染めという。この島独自の染色法。ドロの鉄分とテーチ木のタンニンが化学反応して色が変わる。鹿児島・奄美大島の泥には特殊な鉄分が含まれていて、粒子が細かいため、絹糸を傷めることがない。泥染めは奄美が世界で惟一行っている。テーチ木染めを80~100回、泥染めを5回繰り返すと、漆黒になる。泥染めを突き洗いして4時間、本場奄美大島紬が完成する。高価なものは2000万円以上する。

製造過程は分業制で、完成までに1年かかる。一般的な着物は生地に模様を描くが、大島紬は、予め糸を染めた後にそれを織り上げて模様を描き出していく。模様の図案を作る職人が、方眼紙に模様を書き写していく。その後、パソコンで泥染めしない箇所にドットを打つ。 そして、締め加工が行われる。絹糸の染めたくない部分を木綿糸で防染する。染めたら、鉄筆で絹糸を縛っていた木綿糸を取り除く。泥染めされなかった部分に糸加工の職人が刷り込み染色を行っていく。すると、絹糸を割いて再び一本一本にしていく。設計の段階から糸加工染色まで10か月の工程。

絹糸を職人が手織りで織っていく。すると次第に模様が浮かび上がってきた。一反折るのに2~3か月要する。職人たちは2~3年後には思うように作れない時代が来るのではと懸念している。

キーワード
本場奄美大島紬
奄美大島(鹿児島)
テーチ木
タンニン
鉄分
大島つむぎ
鉄筆

2019職人列島24時 ~伝統を守る真夏の戦い~ (バラエティ/情報)
20:49~

職人たちの平均年齢は70歳で、若い職人の育成が急務。新しく入る若い職人は年に1人か2人。以前は広大な泥田で多くの職人が泥染めをしていた。昭和40年代は大島つむぎの最盛期だったが、現在生産数は最盛期の1.3%。糸加工の都成俊一郎の娘婿・黒田康則さんが後を継ぐ決意をした。東京で10年間会社づとめをしていたが、8年前に奄美に移住した。都成さんは、娘婿には感謝だと話した。若い職人はこれまで島の職人がやらなかったことも試みている。黒田さんは全国各地で大島つむぎの宣伝活動を行い、金井さんはオックスフォード大学で泥染めの実演を行った。

スタジオトーク。東貴博だけが正解だった。東貴博は100万円とか平気ですると話し、共演者は持っているかどうかを確認し合った。

岩手・奥州市にいる13代目の三品綾一郎さんは11代目の祖父・三品茂晴の後を継いでいる。茂晴さんは最高ですと喜んでいる。綾一郎さんが作るのは箪笥。箪笥づくりで最も重要な工程は引き出しを滑らかに動くようにすること。空気を循環させることでカビがつきにくくなる。岩谷堂箪笥は、米に変わる財源確保のため、岩谷堂地方で製造が始まった。婚礼箪笥を贈る風習は東北地方では残っている。綾一郎さんが挑戦したのは、現代にあったモダンな箪笥。今年の4月、フランスのバイヤーが商談に訪れた。綾一郎さんは現代でも続いている産業だとつないでいきたい、無くしてはいけない技術だと話した。

和歌山・東富貴に生活に欠かせないものを作る職人がいる。

岩手・奥州市の彫金師・及川洋さんも岩谷堂箪笥に関わる職人。先端が丸いタガネを銅板に打ち付け、さらに細かく模様を付けていく。今度は彫刻の裏側を叩き、模様を浮き上がらせ立体的な仕上がりにする。及川さんは伝統工芸品に指定されて、次に繋げていくのも仕事だと思うと話した。最後は特殊な液体につけて着色する。作られた龍は箪笥の引き出しに付けられる。

柳利弘と妻の昌子さんがヒノキを使って作るものは何かというクイズが出された。前田吟は今でも目にすると話す。「折り」と回答した東貴博は、崎陽軒の弁当にも使われているなどと述べた。利弘さんが作業に使うのは鉋。上に座る人を取り屋さん、削る人を削り屋さんというのだという。削り屋さんが削ったものを取り屋さんがまとめていく。しかも手の感覚で状態を判断し、形の悪いものを除いていく。削りカスはハガキより薄い0.2mm。使う時は手で撚る。正解は「ヒノキ紐」。食品を包装するために使う伝統の紐。ヒノキの耐久性・殺菌効果を生かした紐。

和歌山・富貴はかつて100組以上がヒノキ紐を製造していたが、現在は2組だけ。1日に約8000回鉋を引く。柳利弘さんは、この仕事はいくら喧嘩したって辞めたと逃げ出すわけにいかない、紐で括り合っていると話す。昌子さんは、赤い糸やなしに赤い紐やと話した。2人は結婚以来ずっと夫婦で職人を続けてきた。その53年目にして、今年の1月、伊勢参りした時に売っていた餅に自分の紐が使われていたと初めての経験をしたという。利弘さんは、問屋さんに納めて、その問屋さんが次の問屋さんに納めるため、自分の作ったものを見る機会がない、やっていてよかったと思ったと話した。全員不正解だった。

福井・鯖江市の職人・冨田忠志さんは、材料となる黒い板に刃物で傷をつけていく。ひたすらに点を彫る。この点を集合させて作品を描く。

石川・能登町ではお祭りが開催されていた。祭りの中心が神輿。毎年7月に開催される2日間にわたる「あばれ祭」は、神輿を担いで暴れることで病や悪霊を追い払うという。もう1つの主役はキリコと呼ばれる灯籠。・松明の周辺を回ることでご利益を得る。祭の1週間前、父・新一さんは代々受け継がれる町内会のスローガンを筆でかきあげた。息子の船田佳之さんは文字を厚紙に写し線に沿って切った。切り抜いた文字の裏に筒状の紙を立てていく。こうして文字に高さをつけて立体的にすることで灯籠の文字をきれいに見せる。奥行きが出来たことで文字に光が届かなくなり、文字の表面が黒く浮かび上がる。300年間変わらぬ作り方。キリコは神輿を先導する明かりの役割がある。

福井・鯖江市の冨田忠志さんが点だけで描いたのは鶴。刻み込んだ点の凹みに漆を摺り込み、金粉を漆の上へ乗せる。さらに色が濃い金粉も使う。出来上がったのは漆器の硯箱。沈金細工の技術。「沈金とみた立山工房」は昭和49年創業の沈金職人家系。点彫りの作業は夜遅くに行うことが多いという。冨田さんは手を休めたところで力加減が変わるため、彫りきるまでは遅くなろうと続けるという。冨田さんは、アクリルパネルに沈金を施した模様で今までの沈金細工にない立体感のある表現を可能にした。

石川・あばれ祭は午前2時にも関わらず激しさを増していた。

キーワード
大島つむぎ
オックスフォード大学
奄美(鹿児島)
岩谷堂箪笥
奥州市(岩手)
及川洋さん
東富貴(和歌山)
シウマイ弁当
ヒノキ紐
富貴(和歌山)
鯖江市(福井)
あばれ祭
キリコ
能登町(石川)
沈金とみた立山工房

2019職人列島24時 ~伝統を守る真夏の戦い~ (バラエティ/情報)
21:22~

石川・能登町のあばれ祭は、神輿を壊すほど暴れることで武勇の神様をもてなしている。カンノジ松明の火の粉と河の水で穢れを祓う。伝統の掛け声「チョーサ」。キリコの担ぎ手たちは休息を取る。神輿を岸に上げ炎にくべる。男は神輿を担いで一人前となり、憧れの晴れ舞台となっている。最後は宮入りし、祭は終わり。キリコも町へ帰る。

午前3時、熊本・南関町では職人が黙々と作業を行っていた。作っているのは熊本の幻の逸品と言われるもの。2代目・綾田慎也さんは逆算して夜中にしておかないと終わる時間もずれ込んでしまうという。作業の合間に仮眠を取りながら作っている。

「職人さんが作るものは何?」というクイズが出題された。ヒントは「穴の空いた横幅3mの木」「鳥居のような形の道具」。前田吟は踏んで作るもの、値段は高めだとヒントを出した。そして、全国に同じ名産品があると話した。

キーワード
あばれ祭
能登町(石川)
南関町(熊本)

2019職人列島24時 ~伝統を守る真夏の戦い~ (バラエティ/情報)
21:31~

使い材料は厳選した上質な小麦粉。そこに塩水を加えてこねる。手でひとしきりこねた後、足で踏み始めた。生地を寝かせる間が睡眠時間。1時間ほど寝かせると渦巻状に切り生地を細長くする。ここから手で伸ばし、小指ほどの太さにする。更に3時間生地を寝かせ、更に細くする。それを1mほどに伸ばした。

生地を3m近くまで延ばすと、曲げ枠を使って切らずに仕上げ天日干しをする。天日干しのタイミングに合わせ深夜に製造している。作っていたのは南関そうめんだった

熊本・南関町で作られる南関そうめんは250年以上の歴史がある熊本の名産品。現在作っているのは9軒のみで全国にほとんど出回らないことから熊本の幻のそうめんと言われている。特徴は一般的なそうめんと比べて長いこと。そうめんはほとんどの行程が機械で作られているが、南関そうめんはすべて手作業。他にはないコシの強さのどごしの良さが特徴。2代目の綾田慎也さんは高校卒業後、自衛隊体育学校に入学。レスリングでオリンピックを目指していたが、限界を感じ引退。同じ頃、父のヘルニアが悪化したこともあり、自衛隊を辞めてそうめんづくりを手伝う決意をした。しかし父親と仕事が出来たのは2年間だけだった。

キーワード
南関そうめん
自衛隊体育学校
能登町(石川)

2019職人列島24時 ~伝統を守る真夏の戦い~ (バラエティ/情報)
21:42~

父の跡を継ぎ南関そうめんづくりをしている綾田慎也さん。父親と仕事が出来たのは2年間だった。息子がそうめんづくりを始めたとき、父は何も語ろうとはしなかったが、当時の地元メディアの取材では感謝の言葉を述べていた。綾田さんは味にはこれからもこだわっていってより美味しいそうめんを作っていきたいと話した。

キーワード
南関そうめん
能登町(石川)

エンディング (その他)
21:44~

カンブリア宮殿のテロップ。

壇蜜は3枚ぶらい座布団を差し入れしたいと話した。

二代目和風総本家オフィシャルフォトブック「おうちの豆助」を10名様にプレゼント。応募は番組HPにて。

「二代目 和風総本家」の次回予告。

キーワード
おうちの豆助

番組宣伝 (その他)
21:45~

カンブリア宮殿の番組宣伝。

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