日経スペシャル 夢織人 〜小さなトップ企業〜 2017年5月20日放送回

放送日 2017年5月20日(土) 11:30~12:00
放送局 テレビ大阪

番組概要

オープニング (その他)
11:30~

ダイワサイクルは、普通の自転車店ながら多くの客で賑わっている。その理由は空気注入サービスや注油サービスが無料で、さらに出張費無料の出張修理サービスも行うという、“おせっかい”にあるという。大阪・東京に全部で62店舗を構える売上高77億円、従業員数350人の「大和」。町の自転車店からチェーン店へとなった道程でピンチを救ったのは父の姿だと現社長は話す。

日本を支える中小企業の奮闘を紹介する番組。今回は17年間で売り上げをおよそ約80倍にした大阪発の自転車チェーン「大和」に注目。現在では62店舗まで拡大し、今もその勢いは衰えていない。売るだけでは終わらないナニワの人情自転車屋の成長の秘密に迫る。

キーワード
大和

なにわの人情自転車店は“おせっかい?” (バラエティ/情報)
11:36~

自転車販売の激戦区・大阪で、急成長しているお店がある。開店時間の午前10時と同時にお客さんが来店。店先に空気入れがあり、セルフではなく自転車整備士が入れてくれ、状態のチェックや注油までも全て無料で行ってくれる。また、電話を受けて修理バイクでかけつける出張修理サービスもあり、店で自転車を購入した場合は出張費が無料。パンクの修理代は780円。お客さんは「電話して、大和さんなのですぐ来てくれる」などと話した。

17年で、売上が80倍の自転車店の大和。この春にも53人の新入社員が入社した。部屋の隅に社長の桶本さんの姿が。42歳の若さで全国62箇所に自転車店をオープンさせ、自転車業界で注目を集めている。この日は、女の子向けのファッションブランドとコラボした新製品の会議。桶本社長は、雑誌に載っている女の子のファッションを見ながら自転車が似合うかチェックなどした。『カスタムバイク』は、スポーツタイプの自転車でインターネットでカラフルな部品から自由に自分だけのデザインに仕上げることが出来る。桶本社長は「ワクワクとか楽しさを追求したかった」と話した。

近鉄・八尾駅の近くにあるだいわ駐輪場。桶本社長のお父さんの桶本隆史会長が始めたこの駐輪場が大和の歴史の始まりだった。会長は、お客さん一人ひとりに声をかけコミュニケーションを取りながら、自転車に問題がないかチェックを行う。駐輪場に停められている間に空気を入れたり動きにくい部分に注油をさすなどする。涌本会長は、お客さんが喜んでくれるからと笑顔で話した。1982年に駐輪場の一角に小さな販売店を開き、朝から晩まで働いた会長を、当時は息子の社長は冷ややかな目で見ていたという。それは、最初に勤めていた別の自転車チェーン店で全く違う経営を学んでいたためだった。桶本社長は、務めていた会社は規模も大きく、そこで経営効率を重視して学んだという。それから父親の店に戻ると時代の古い経営効率を度外視した仕事に感じられた。 桶本社長は、地道な商売をしている父を超えたいと大型店舗への挑戦を決意した。

収入の安定した駅前の駐輪場を継いだ2代目の社長はそれだけでは満足できなかった。もっと大きな店で勝負がしたいと借金をして大型店を開いた。しかし、大型チェーン店やホームセンターとの勝負は楽ではなかった。勝つために打ち出したのは、丁寧な接客や出張修理など儲けはなくてもお客に寄り添うサービス、それはまさにお父さんが心がけていた町の自転車屋さんのやり方だった。これが当たり、僅か3年余りで9店舗にまで増やした。しかし、急成長の中でも苦悩が待ち受けていた。

キーワード
大和

なにわの人情自転車店は“おせっかい?” (バラエティ/情報)
11:46~

大阪の自転車店「大和」は店舗は増えたものの売上で伸び悩んでいた。涌本社長は父がつくってきた大和の他にはない特色、”客に近い商売”をチェーン店に取り入れることにした。

生活の足となる自転車を購入するのは地元の人がほとんど。涌本社長は父に倣って客に近い商売を始めた。例えば入り口近くに修理スペースを設ける、天井から空気入れを複数吊るす、名物でもある出張修理サービスなどで売上を伸ばしていった。購入客であれば出張費は無料で行う。出張修理は従業員にとっても仕事に誇りを持てる心の支えでもある、と涌本社長。

人情経営を始めてから売上は5割増しに。涌本社長は若手社員に大和の心を伝え、業界1位を目指す。この春オープンした新しい店舗の店長である女性は実は一度辞めて従業員だった。

キーワード
大和

なにわの人情自転車店は“おせっかい?” (バラエティ/情報)
11:52~

この春オープンした新店舗にて涌本社長がディスプレイなどをチェック。客目線のディスプレイ設置を新店長に教育する。この高橋店長は一度辞めていたが、自分のやりたい接客は大和にあったと感じ、戻ってきたという。

全国62店舗の店長が集まる店長会議では涌本社長自らが指導。グループトップクラスの売上を誇る青山店の郷店長は、修理をする傍ら常に店内に目を配る。フリーになっているお客さんには従業員を出向かせる売上につなげる。お客様のいかに近くで商売ができるかで新しい自転車と客との在り方への答えが導けるはず、と涌本社長は話した。

キーワード
大和
ダイワサイクル 花園店
東大阪市(大阪)
ダイワサイクル 青山店
八尾市(大阪)

エンディング (その他)
11:57~

夢は全国に人情味のある町の自転車屋チェーンを広げること、涌本社長は若い店長たちにその夢の実現を託す、などとまとめた。

次回の夢職人「感動を売る!田舎のパン屋さん」の予告。

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