ガイアの夜明け 緊急取材!“ゴーン失脚”の真相

放送日 2018年12月25日(火) 22:00~22:54
放送局 テレビ大阪

番組概要

オープニング (その他)
22:00~

オープニング映像。

緊急取材!”ゴーン失脚”の真相 (バラエティ/情報)
22:00~

11月19日横浜市の日産自動車本社で会長の役員報酬虚偽記載の疑いで東京地検特捜部に逮捕・収監されたと発表。前会長は小菅の東京拘置所に収監されている。家族との面会は許されず、大使館関係者は面会可能となっている。前会長はブラジル生まれ、レバノン育ちフランスを含め3か国の国籍を持つ。この日はレバノン大使は1時間ほどの面会、レバノン人のコンサルタントは前会長とのレバノン大使宅でのディナーの写真を見せ、「最も成功したレバノン人で誇りに思う」と話した。広さ3畳ほどの独房で英字新聞を読むなどしているという。取り調べは1日5時間、冷静に対応している。大使館関係者にはクリスマスまでに出してほしいと願った。レバノン・ベイルートには前会長の大きな写真が掲げられている。レバノン人のコンサルタントはレバノン人は無罪を信じていると話した。

12月20日、東京地裁は日産自動車前会長の勾留延長を却下。しかし、東京地検特捜部は特別背任の容疑で再逮捕した。現役社員は「衝撃でした、信頼できるリーダーだが、裏の部分は許しがたい」と話した。前会長の勾留は1月1日まで延長、前会長は「全ての株主、ユーザー、社会の質問に答える準備をしている」と話している。

案内人の江口洋介は日産のフェアレディZ、GT-Rは多くは売れず生産中止だったが前会長が蘇らせた。さらに経営危機の日産を再生、ルノーと三菱自動車と3社連合を構築し2017年世界販売台数第2位まで上り詰めたと話した。

2005年2月神奈川県箱根町で、来日して6年の日産前会長を取材。前会長は1999年ルノーから送り込まれた。日産リバイバルプランという経営再建案を提示し1兆円のコスト削減などを打ち出した。村山工場の閉鎖など、2万1000人をリストラした。系列会社の見直し、福岡県豊前市の松本工業は系列がなくなりチャンスが生まれたという。日産との取引が増え売り上げは5倍となった。前会長は工場や販売店をこまめに視察し、従業員の士気を上げていた。2007年に前会長直轄プロジェクトでGT-Rが開発された。前会長はブランドを象徴する車も必要という信念を持っていた。2010年に前会長は世界に先駆け「リーフ」を発表、電気自動車にハンドルを切った。前会長はハイブリッドでトヨタは覇者になった、日産は電気自動車でリーダーになるとした。

10年に渡る日産前会長の密着取材を振り返る。転機となった2005年、前会長はルノーのCEOを兼務することが決まった。自らの右腕となるCOO(最高執行責任者)を日本人役員の中から指名することにした。現社長らの姿もそこにはあった。栃木県上三川町のテストコースで、前会長ら役員が他社の車を含めた試乗会に参加。前会長は次々と意見を聞いていき、右腕を絞り込んでいった。2005年2月にCOOが指名された。このコンビは8年続く。2016年に三菱自動車の会長に就任、2017年4月に現社長を指名した。自らは3社の会長を兼任し、世界でも例のないトップとして君臨。番組では取引先250社にアンケートを実施、7割が改革を評価。しかし中に「日本のメーカーを食いものにした」など指摘。現役社員は「昔は工場によく来ていたのにと言われ始めていた」と明かした。

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豊前市(福岡)
村山工場
三菱自動車工業
上三川町(栃木)

緊急取材!”ゴーン失脚”の真相 (バラエティ/情報)
22:19~

10年に渡る日産前会長の密着取材を振り返る。12月7日日産本社で常務執行役員はハンドルやブレーキ検査で不適切検査を行ったとし国土交通省にリコール届けを出すと発表。リーフなど11車種15万台をリコール。去年から4度目の不正が発覚した。現役社員が現場の内情を明かした。新車をどんどん出すプロジェクトが立ち上がるが、人は増えないので1人で何プロジェクトも担当する状態だとした。コストカットと利益至上主義は検査不正や独創性のないものに表れたとし、販売台数を追い始めたことからおかしくなったと指摘。前会長は2014年日産・ルノーの研究開発部門を統合、部品やシステムの共有化が進んだ。これにより開発意欲が蝕まれる状態であったという。コスト戦略では正しいが良いものを作る点は犠牲になったと指摘。

10年に渡る日産前会長の密着取材を振り返る。日産とルノーの資本関係は日産はルノーを15%出資、ルノーは日産に43%出資。ルノーの筆頭株主は15%でフランス政府となっている。昨年のルノーの最終利益は8250億円で、日産からの利益は3774億円だった。日産の現役社員はルノーとの関係に経営統合されそうな恐怖は感じていたと明かした。前会長はルノーとの関係強化を推し進め、その裏では不満のマグマが溜まっていた。フランスではひし形のマークが目につく、ルノーはヨーロッパで販売台数第2位。フランスでルノーのイメージを聞くと、フランスを象徴しているという声が多い。ルノーの従業員は2万4000人で国を代表する企業。今年2月にCEOの続投が決まった。フランス経済誌記者はこの時にフランス政府はCEOの任期延長に日産との合併の約束を求めたという。今年4月に前会長は資本関係の見直しを検討、明らかに姿勢が変わった。10月初旬パリのモーターショーで、テレビ東京は前会長に取材。統合について、日本では根回しが重要だと話していた。ジャーナリスト井上氏は前会長はフランスの防波堤だったが、一緒に攻めてきたようなものと指摘。モブージュにはルノー主力工場があり、2000人の従業員が電気自動車などを生産。11月8日にマクロン大統領を招待し、前会長は日産の小型商用車の生産を開始し200人の雇用を宣言した。モブージュ周辺の失業率は15%で改善が迫られていた。それに応じた形になった。11日後に前会長は逮捕、真っ先に反応したのはマクロン大統領だった。11月30日にG20で、安倍総理をマクロン大統領が追いかけて国を巻き込む事態となった。

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緊急取材!”ゴーン失脚”の真相 (バラエティ/情報)
22:32~

ゴーン氏の電撃逮捕。日産内部で仕掛けられたクーデターという見方もあり、番組では約300人の関係者に取材を敢行。日産関係者や経産省関係者、フランス政府関係者などが次々と証言した。経産省関係者は「あれはクーデターだ、ゴーンが帰ってくるタイミングを狙った」と説明。フランス政府関係者は「ゴーンは西川社長を来年春に解任するつもりだった」「クーデターの実行役は専務のXだ。Xの提案に西川社長が乗った」と明かした。X専務はゴーン氏の金にまつわる調査に協力しただけではなく、ゴーン氏の逮捕の根回しにも積極的に関わったという。X専務の通報を受け日産内部の秘密チームが調査を開始し、8月頃に検察に持ち込まれたとされている。日産は「捜査に関することはお答えできない」と回答した。

ゴーン氏逮捕の翌日、総理官邸に日産・川口専務が訪れた。官邸関係者は「フランス政府が動いてきたら何かしないととは思っていた。株主としていろいろ言うのは構わない。それ以上のことをしてきたら日本政府も何かする」と明かした。

12月17日。ゴーン氏の後任人事を決める日産の取締役会議を終えた西川社長は会見を開き結果内容を報告した。番組が入手したルノーと日産の内部文書には、臨時株主総会でゴーン氏の後任選出を強く求めていたが、西川社長はルノーの提案を一蹴し、株主総会は特別委員会の結論を受け開催するのが望ましいと返答していた。18日にはアムステルダムで3社会議が開催され、フランス政府関係者は西川社長とボロレCEOは35分間にわたり会談をしたことを明かした。

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緊急取材!”ゴーン失脚”の真相 (バラエティ/情報)
22:46~

12月21日。特別背任の容疑で再逮捕されたゴーン氏。番組はゴーン氏保釈に備え極秘に来日したルノー関係者と接触した。ボロレCEO代理のメッセージをガイアだけに明かした。ジャーナリスト・井上久男氏は「この10日くらいの間で日産・ルノーの離婚はないと思っていたが、もしかしたら離婚もあり得る。もつれた関係のままでは社員も疑心暗鬼で役員も疑心暗鬼になっている」と話す。奥野信亮氏は「新しい経営スタイルを早く組み立てないといけない」と指摘した。

キーワード
日産
ルノー

エンディング (その他)
22:50~

ガイアの夜明けはビジネスオンデマンド・Paraviで配信中。

江口洋介は「ゴーン流の改革は日本にとって成功モデルの代名詞でもあった。カリスマ経営者の失脚劇、正義悪の究明と共に今後いかに教訓として受け止めるべきなのか取材を続けて行きたいと思う」とコメントした。

「ガイアの夜明け」の次回予告。

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番組宣伝 (その他)
22:51~

「ワールドビジネスサテライト」の番組宣伝。前澤社長が目指す「働き方」とは?

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前澤社長
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