カンブリア宮殿 ミシュランも認めた!人気の“地方発掘系”居酒屋とは

放送日 2017年4月27日(木) 22:00~22:54
放送局 テレビ大阪

番組概要

客良し店良し地方良し アンテナショップ型居酒屋 (バラエティ/情報)
22:00~

東京・日本橋のグルメ激戦区にある佐賀県三瀬村ふもと赤鶏 八重洲店ではふもと赤鶏が食べられる。ふもと赤鶏を生み出したのが佐賀・三瀬村。ここはマイナーな地方の村が話題の中心となる居酒屋。あまり耳にしない自治体を店名にしている店は他にもある。北海道八雲町 日本橋別館も大賑わい。自慢は北海道八雲町産の絶品ホタテ。店の醤油も八雲町産。また炉端焼きなども人気。店内には地元漁師の写真や名産品販売コーナーがある。ここは自治体公認のアンテナショップ型居酒屋。

このアンテナショップ型居酒屋を作ったのがファンファンクション。社長は合掌智宏。現在9自治体が公認16店舗を展開している。合掌は北海道八雲町を知り、聞いたこともない町に素晴らしい産品があることに感動した、そういう名産品を置く店があると面白いと思い居酒屋を作ったと話した。ファンファンクションは店をつかい自治体をPR、自治体は食材や生産者を紹介する。

ファンファンクションが北海道・八雲町から公認をもらって8年目、合掌は機会があるごとにこの街を訪ねている。町長は店が続くことで八雲町の食材の価値が上がっていくと話す。期待と実績により良い食材が優先的に提供されている。

ファンファンクションは北海道八雲町のホタテを直送してもらうことで3割安く仕入れることが出来る。さらに東京にはない珍しい食材も紹介してもらえる。その一つが軟白ネギ。手を組んで8年、PRの成果は出ているのか。市長はふるさと納税でえらい効果があると話した。

そして生産者との連携も。北海道八雲町 三越前店を八雲町の漁師たちが訪れ朝水揚げしたばかりのホタテを持ってきた。タダで振る舞い客の評価を聞いた。ファンファンクションの売り上げも右肩上がり。今夜は客良し店良し地方良し アンテナショップ型居酒屋の戦略に迫る。

名門ガイドブックお墨付き お値打ち!絶品カキ酒場。

ファンファンクションの合掌智宏社長は家族で「外食することが多く、子どもの頃から居酒屋に連れて行かれた」と明かした。ファンファンクションでは地元自治体と連携協定を締結し、食材をPRしている。料亭では集客数が限られ、多くの人に足を運んで貰い、その食材を食べた客にはその食材を作った町、取れた町に行ってみたいと思って欲しかっただけに居酒屋としてPRすることを発案した。VTRに登場したナガツカは地元漁師にとっては売り物にならないような嫌われた食材だったが、現地を訪れた社長は味を絶賛。是非ともブランディングしたいと思ったという。その上で新鮮な状態で食材を運ぶ、流通網の構築が肝要となる。

人口3300人の群馬・川場村を訪れた合掌智宏社長は外山京太郎村長と対面。村長は川場村で作った食材をPRして貰い、それがお金となれば農家の後継ぎ問題も解消できると切々と説いた。だが、合掌氏は安請け合いはせず、「出店しても店を閉じた時、地元の人達のがっかりした顔を想像すると安易には出店できない」と吐露した。

キーワード
日本橋(東京)
ふもと赤鶏
佐賀県三瀬村ふもと赤鶏 八重洲店
おまかせふもと赤鶏 串焼盛り7本
三瀬村(佐賀)
北海道八雲町 日本橋別館
八雲町(北海道)
手の掌ホタテ刺し~肝付き~
八雲町産 軟白ねぎ一本焼き
ナガツカ一夜干し
ナガツカ
ファンファンクション
八雲町役場
佐々木農園
軟白ネギ
ふるさと納税
北海道八雲町 三越前店
ホタテ
川場村(群馬)

客良し店良し地方良し アンテナショップ型居酒屋 (バラエティ/情報)
22:22~

合掌の次なる一手 新たなビジネス!?

自治体公認のアンテナショップ型居酒屋を作り上げたファンファンクションの合掌智宏社長は05年、八重洲で「ホルモン酒場合掌」を開業。4年で東京に3店舗を展開していた中、幼馴染が送ってくれた北海道・八雲町の食材の美味しさに衝撃を受けた。築地に行けば手に入るかと思ったが八雲産のホタテは無く、逆に好機と捉えた。八雲町に乗り込み、同町の美味しい食材を提供し、町をPRする八雲町公認の居酒屋を開業したいと説いた。関係者らが集まる中で助け舟を出したのが役場に務める荻本和男氏で、「町のブランド化が図れればいいと思った」と回想した。

合掌氏は川代義夫前町長らと交渉を重ね、合意を獲得。09年にアンテナ型居酒屋一号店「北海道八雲町」を開店させた。東京・日本橋にある「カキ酒場 北海道厚岸 」はミシュランガイド東京 2017でビブグルマンとして紹介されている。同店の名物は1年中出荷できる厚岸産のカキで、人口は9800人。ファンファンクションでは食材の知識を身に着けさせるために現地で研修を受けさせていて、スタッフは厚岸町を訪れた。船に乗り込み、ブランドカキ「マルえもん」の生産現場を視察した。

ファンファンクションでは自治体に対して提携したいとオファーを出すことが多いが、東京で繁盛する、お客に喜んで貰える食材を見つけ出すまでの道程は長い。合掌社長は「食材を食べ、感動する体験があるかないかで出店を決めている」と述懐した。北海道・八雲産のホタテは素晴らしく、同町は養殖ホタテで日本一の売上高を誇るものの知名度は低く、合掌氏は八雲産ではなく北海道産として紛れていたと分析。訪れた八雲町役場で居酒屋を通じて食材をPRするため公認を得たいという構想を話すも、町民らは補助金目当てと思い込んだという。社長は自分たちの資本で店を出すと訴え、理解が得られた。さらに役場を通じて漁協の協力も得ることができ、取引がスタートした。

同社は研修旅行を設けず、社長がスタッフらに食材や町の魅力を伝えた。だがそれは伝聞であり、研修旅行を発案した。現地で研修を受けたスタッフは自信を持って、食材をPRすることができ、真のサービスにつながるという。

東京・日本橋にある「ご当地酒場 長崎県五島列島 小値賀町」では17の島々からなる町でとれる魚が魅力で、人気メニューは「海鮮ウニ黄金しゃぶしゃぶ」。漆畑義章オーナーは12年に「 青森県むつ下北半島」を開業していて、ファンファンクションから支援金を出して貰った。同社では勤続3年以上で優れた業績をあげた社員に独立の支援を行っていて、最大2000万円まで融資。社員は5年で完済するシステムで、これまでに4人が独立し5店舗を運営している。

キーワード
ファンファンクション
ホルモン酒場
八雲町(北海道)
北海道八雲町
川代義夫前町長
ミシュランガイド東京 2017
ビブグルマン
カキ酒場 北海道厚岸
日本橋(東京)
厚岸町(北海道)
マルえもん
ご当地酒場 長崎県五島列島 小値賀町
小値賀町(長崎)
神田(東京)
青森県むつ下北半島
北杜市(山梨)
海鮮ウニ黄金しゃぶしゃぶ

客良し店良し地方良し アンテナショップ型居酒屋 (バラエティ/情報)
22:39~

地方を元気づける合掌の新たな挑戦!

「佐賀県三瀬村ふもと赤鶏 八重洲店」で統括店長を務める吉田光二氏は合掌智宏社長とともに北杜市にある中村農場直売所を訪れ、名物の「親子丼 地鶏スープ付」を堪能。吉田氏はこの甲斐路軍鶏をメインに山梨の食材を使った店を開きたいと考え、社長は農場の代表である中村努氏と対面。中村氏は脱サラして甲斐路軍鶏を育て、生産から販売まで手がけているので衛生管理も行き届き、希少な部位も扱っていた。さらに一行は極上のトマトを栽培する南アルプス農園を訪れ、試食した社長は味に感嘆していた。

合掌智宏社長曰く、飲食店で働く人は自分の店を持つという目標を掲げる人が多く、ファンファンクションとして独立を支援することでスタッフは頑張ってくれるという。その姿は他のスタッフにも伝染し、さらに「ファンファンクションなら独立が出来る」と優秀な人材が集まってくるという。

キーワード
佐賀県三瀬村ふもと赤鶏 八重洲店
北杜市(山梨)
中村農場直売所
ファンファンクション
甲斐路軍鶏
南アルプス農園
親子丼 地鶏スープ付
つくば市(茨城)
みずほの村市場

客良し店良し地方良し アンテナショップ型居酒屋 (バラエティ/情報)
22:47~

茨城・つくば市にある野菜直売所「みずほの村市場」の自慢は朝採れ野菜で、近県からも足を運ぶ人もいる。その一角にあるのが「みずほのおそうざい」で、市場の極上野菜をふんだんに使ったお惣菜を販売している。合掌智宏社長は「地元の野菜をさらに美味しくして地元で消費し、地元だけでなく他所からも人を呼ぶ戦略」と明かした。こうした惣菜店を全国各地の道の駅、直売所で開きたいと考えている。

キーワード
つくば市(茨城)
みずほの村市場
みずほのおそうざい
ファンファンクション

エンディング (その他)
22:49~

カンブリア宮殿の次回予告。

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収録を終えた村上龍は「合掌さんは、北海道・八雲の食材に感動し、ブランドを追うのではなく、自らブランドを作ろうと決めた。それは、むずかしい。自分の感覚、つまり、これまで培われた何かを、信じていなければならない。自らの五感と、そして直感。幼いころから外食が多く、おいしいものを食べてきたと聞いて、納得した。感覚は、学ぶのではなく、磨くものだ。自分が選んだおいしさが共感を生む、ファンファンクションは外食業界の先頭に立っている」と振り返った。

キーワード
ビジネスオンデマンド
合掌智宏
ファンファンクション
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