カンブリア宮殿 “豚のテーマパーク”で400万人集客!養豚の開拓者が挑む!

放送日 2014年7月24日(木) 22:00~22:54
放送局 テレビ大阪

番組概要

オープニング (その他)
22:00~

オープニング映像。

おいしさで400万人集客“豚のテーマパーク”!食ビジネスの極意 (バラエティ/情報)
22:00~

埼玉・日高市には大勢の人々が訪れる人気スポット「サイボクハム」があり、自社製のポークウインナー、ウインナーサラミなど50種類の加工食品を販売している。通常の価格よりも高めだが飛ぶように売れていて、1本数万円するハムの解体ショーは店の名物となっている。精肉コーナーで販売されている肉は厚切りだが、客達の話しでは柔らかくて美味しいためよく購入するといい、他県から足を運ぶ人も多い。

サイボクハムは1946年に養豚業を始め、広大な敷地には直売場やカフェテリア、アスレチック広場や温泉などがそろっている。年間400万人の客が訪れる豚のテーマパークとして知られ、豚肉レストランでは「SGP 焼肉セット」、などを目当てに1時間待ちも厭わずに他県から訪れる人もいる。中でも脂身が甘いと評判の豚肉を厚切りにし、揚げた一品「名物SGPロースカツ」は店一番の人気を誇る。他にも「SGPポークステーキ」も人気となっている。

埼玉種畜サイボクハムは養豚業で3つの工場を持ち、1万2000頭の豚を飼育している。品種改良で種豚から作ることで根本から美味しい肉づくりを目指し、自前の餌工場を持つことで香り豊かで作りたてのエサを与えている。他にも自社ブランド豚「ゴールデンポーク」の加工や販売を直結することで、肉の良さを引き出している。その品質はドイツで開催される食品コンテストで16年連続金メダルを獲得するほどで、笹崎静雄社長は豚の価値を伝えようと人生を捧げてきた。

スタジオにはサイボクハムのハムなどが用意され、村上龍と小池栄子が実食した。脂身はしつこくなくさっぱりした味わいで、笹崎静雄社長は後味を大事にしているとコメント。笹崎社長は牛肉にブランドがあるように豚もブランドがあっても良いのではと考えたが、周囲から笑われたという。それでも品種改良から種豚を作り、鮮度が良く高品質のエサを与えることで現在は本場のドイツの品評会で絶賛されるほどの品質となっている。震災当時に周囲の農家にこのエサを与えたところ、後に農家からうちのエサを食わなくなったと言われたという。

このあと、ついに秘密の場所へ!!しろちゃん”テレビ初公開。

キーワード
日高市(埼玉)
ポークウインナー
ウインナーサラミ
ピリ辛ウインナー
香福ベーコン
ジャンボ骨付きハム
SGP 焼肉セット
名物SGPロースカツ
SGPポークステーキ
ゴールデンポーク
ドイツ

おいしさで400万人集客“豚のテーマパーク”!食ビジネスの極意 (バラエティ/情報)
22:21~

サイボクハムの笹崎静雄社長の父は戦医として従軍し、多くの兵士が餓死するのを目の当たりにした。戦後は日本の食糧事情を改善しようと、1946年に養豚業を開始。当時の養豚では体系化された知識はかったが、父は養豚に必要な知識を体験することで培っていった。そして日本初の養豚業の教科書「養豚大成」を完成させ、養豚業に従事する多くの人に読まれている。

山梨県内の厳しい疫病対策がとられている牧場ではデュロック、中ヨークシャーといった希少品種の豚が育てられている。こうした品種を種豚として交配させることで新たな種豚を作っていて、疫病などによる殺処分の際に貴重な遺伝子を守るために牧場の一角では種豚の凍結性液を保管している。

このあと、豚のテーマパークの始まりは掘っ立て小屋。

キーワード
日高市(埼玉)
養豚大成
川越市(埼玉)
中嶋種豚場
山梨県
デュロック
中ヨークシャー
バークシャー

おいしさで400万人集客“豚のテーマパーク”!食ビジネスの極意 (バラエティ/情報)
22:31~

サイボクハム二代目社長の笹崎静雄は年間400万人が訪れる豚のテーマパークを手がけてきた。笹崎は入社直後に養豚だけでは生き残れないと感じ、養豚業一筋で創業者でもある父に自社ブランドの製品を直売すべきを提案した。父は養豚に専念しろと一喝したが、笹崎は外部の食肉処理場などで現場経験を培った。そして1975年に直売場をオープン。粗末な掘っ立て小屋だったが半年後には製品が美味しいという噂が広まった。僅か3年で店は拡張され、79年にはハム・ウインナーの工場を建設するなど6次産業化を成し遂げた。売上は右肩上がりとなった。

スタジオにはサイボクハムの笹崎静雄社長の父で創業者が制作した日本初の養豚業の書籍「養豚大成」が用意された。社長によると父は養豚を行なうなかで学んだ経験を綴ったという。また戦医として従軍した戦場で餓死する兵士を目の当たりにし、養豚で日本の食糧事情を改善しようと決意したという。また笹崎社長が父親に直売を行いたいと提案したところ否定されたのは、父が数十年先まで責任を持てる養豚の経営体を作りたいと考えていたためとコメント。そして現在は養豚だけでなく加工や販売において成功しているのは会社の個性を打ち出した上で、取組みをお客が理解してくれているためだという。

このあと、未来を担う”養豚女子”。

キーワード
日高市(埼玉)
養豚大成

おいしさで400万人集客“豚のテーマパーク”!食ビジネスの極意 (バラエティ/情報)
22:40~

日本の養豚業界は海外産の安価な豚肉の輸入が増加しているため、自給率は低下の一途をたどっている。TPP交渉では豚肉が日米間の重大なテーマで、市場開放を迫られている。サイボクハムでは事態打開には若い世代の力が必要だと考えていて、入社8年目の八巻奈津子さんは自社の豚は最高だと考えている将来の養豚の担い手の一人。また外部の研修生も受け入れていて、岡田裕輝さんは五感をフルに活用して養豚を行っている。

サイボクハムの久野友和さんは入社以来ウインナーの製造に取り組んできたが、初めて新商品の開発を任された。社長に旬の野菜を使ったウインナーを試食してもらい、アドバイスを元に再チャレンジを目指す。社長はこれからは若手の時代で、若手を育てることが自分の仕事とコメント。

サイボクハムの笹崎静雄社長はTPPをめぐる豚肉の問題について、「世界人口が増えるなかで食料事情は逼迫する。インフレと資源不足の時代が到来し、国産の自給率を考えるという基本方針を決定すべき」とコメント。消費者の応援なくして食糧問題の解決はないと語り、その上で美味しくて安心・安全なものにお金を払わなければ生産者を守れないと指摘した。高品質で安全な加工品を直売するサイボクハムは生産者を守るとともに消費者を守る砦でもあるという。

収録を終えた村上龍はサイボクハムについて、「高度な知識と技術が必要な養豚だけでなく直売も行なうなど六次産業化の端緒となった。そして炊きたての御飯のようなエサを与えたいという思いが込められたハムは滋味に富み、ほのかな味わいがした」と評した。

キーワード
日本経済新聞
TPP

エンディング (その他)
22:50~

「カンブリア宮殿」の番組宣伝。

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