Newsモーニングサテライト イギリスの「決断」 その影響は?

放送日 2016年6月27日(月) 5:45~ 6:40
放送局 テレビ大阪

番組概要

オープニング (その他)
05:45~

オープニング映像。

EU離脱派が勝利に終わり、ドル円は2年7ヶ月ぶりに100円割れし日経平均株価は1200円以上暴落した。今回はブレグジットショックについて、経済産業研究所の中島厚志氏、マネックス証券の広木隆氏、JPモルガン・チェース銀行の棚瀬順哉氏が世界経済の行方などについて語っていただく。

ロンドンから中継で、豊島晋作キャスターは離脱の決めた衝撃は大きく、国内は混乱していると伝えた。国民投票のやり直しを求める動きが活発し、ロンドンではカーン市長にイギリスからの独立を宣言させてEUに加盟させる運動が起きている。スコットランド行政府のスタージョン首相はイギリスからの独立も辞さない姿勢を見せ、離脱派と残留派の戦いは今も熾火となっている。

キーワード
経済産業研究所
マネックス証券
JPモルガン・チェース銀行
EU
日経平均
ブレグジットショック
イギリス議会
国民投票
ロンドン(イギリス)
スタージョン首相
カーン市長

NYマーケット (ニュース)
05:48~

先週金曜日のNY株式(ダウ、ナスダック、S&P500)と為替、株式先物の終値を確認。

池谷亨キャスターは金曜日のダウは600以上下落し、金融、経済、政治的な不安が長期的につきまとうと懸念されていると伝えた。今後の為替、金利、原油価格の先行きも不透明で、企業業績も見通しづらい。

キーワード
S&P500
為替
大証先物
ナスダック
ダウ
日経平均
日経先物
NY株式
EU
ニューヨーク(アメリカ)
利上げ

FLASH NEWS (ニュース)
05:49~

イギリスのEU離脱について、ジェフリーズのワード・マッカーシー氏は同国と貿易が多いドイツ、アイルランドの経済は弱体化する懸念を示した。一方でアメリカ経済に占める輸出の割合は大きくないとしてアメリカ経済に与える影響は限定的と推測。

このあと、為替相場の見通し。再び1ドル100円割れはある?

中南米のパナマ運河の拡張工事が9年を経て完了し、第1号の大型船が通過した。セレモニーにはバレラ大統領などが出席。今後は従来の約3倍の積載能力を持つ船の航行が可能となり、世界の海運に大きな影響を与えるとみられる。

アメリカ大統領選をめぐって、ワシントン・ポストとABCテレビが実施した最新の世論調査でトランプ氏への支持率が急落し、クリントン氏が調査開始以来、初めて10ポイント以上の大差でリードしていることがわかった。トランプ氏のメキシコ人裁判官への差別発言などが影響しているとみられる。

イギリスのEU離脱について、経済産業研究所の中島厚志氏は原因として行き過ぎた欧州統合を挙げた。元々の汎ヨーロッパ主義に戦略的・軍事的見地が加味され、経済・政治統合も進み、移民問題の他にEUで金融取引税を導入するというのは金融サービスを中心とするイギリスにとっては良くない材料と指摘。中島氏はEUは一体感を出しながら各国の多様性の中で調整をすべきと提言した。マネックス証券の広木隆氏は現下のグローバリゼーション、それに乗って拡大しているグローバル資本主義の矛盾、限界、弊害が一気に噴出し、資本市場が脆弱化しているのはグローバル資本主義の限界を示しているのかもしれないと分析し結局は成長を追い求めるしか問題は解決しないと語った。

キーワード
EU
ジェフリーズ
FRB
利上げ
為替相場
パナマ運河
バレラ大統領
トランプ氏
クリントン氏
民主党
ABCテレビ
ワシントン・ポスト
アメリカ大統領選
イギリス
ドイツ
アイルランド
経済産業研究所
マネックス証券
JPモルガン・チェース銀行
ブレグジットショック

東京市場 為替の見通し (ニュース)
05:56~

現在の為替の値を伝えた。

現在の各国の為替相場情報を伝えた。

独仏伊首脳会談、EU首脳会議など今週の予定を伝えた。

6月27日の見通しを紹介。ドル/円の予想レンジは101円~102.50円の見込みで注目ポイントは「EU離脱の余波」と紹介。棚瀬順哉さんによると「IMM投機筋の円ポジション」は円買いポジションが積み上がるという。

キーワード
ユーロ
ドル
為替
韓国ウォン
カナダドル
ポンド
オーストラリアドル
ニュージーランドドル
ブラジルレアル
南アフリカランド
トルコリラ
首脳会談
EU首脳会議
個人消費支出
鉱工業生産
日銀短観
消費者物価指数
ISM製造業景気指数
PMI
EU
ドル/円
IMM投機筋の円ポジション

天気予報 (ニュース)
05:59~

全国のきょうの天気予報と週間予報を伝えた。

BGM:「Rainy Days and Mondays」CARPENTERS

このあとは「緊急トーク ブレグジットショックはどこまで?」

キーワード
CARPENTERS
Rainy Days and Mondays
ブレグジットショック

緊急トーク ブレグジットショックで… (バラエティ/情報)
06:02~

今週末のドル円相場のモーサテサーベイの予想中央値は102.50円だが、開きが出ている。グレディ/アグリコル銀行・斎藤裕司氏は104円予想で、「100円割れで介入も」とコメント。一方、野村證券・池田雄之輔氏は麻生財務相が週末の会見から「介入難しいことを示唆」と、100.50円を付けている。

今週末の日経平均の予想。予想中央値は1万5300円となっている。ニッセイ基礎研究所・井出真吾氏は「自律反発が期待される」として1万5800円予想、岡三証券・小川佳紀氏は「催促相場の可能性も」として1万4800円を予想している。

このあとは「世界経済への影響は?」

ブレグジットショックで今後の為替がどうなるのかについてゲストのJPモルガン・チェース銀行・棚瀬順哉氏に聞く。目先は100円割れはないとしたが、中長期的に見ると、12月末で103円、来年6月末に101円という予想はブレグジットを受けても変えていないと説明。急激にドルの過大評価、円の過小評価が進んでドル/円もかなりいいところまで来たのかなというイメージのため、100円を割り込んで円高がどんどん進むという状況でもないように思うと述べた。

棚瀬氏は、協調介入については可能性は非常に低いと推察、あるとすれば単独だがそれも可能性はそれほど高くないのではと説明。相手側の了承を取り付ける必要があるため、円高の日本経済に与える悪影響、それに対する温度差は日本と諸外国の間でまだかなりあり、その溝が埋まらない限り難しいと解説した。

モーサテサーベイによる追加緩和の時期予想を表示し、7月との予想が92%となっている。棚瀬氏は、JPモルガンとしては7月の追加緩和を予想、その中身は、マイナス金利の深掘りと、国債、ETFなどすべての資産の買い入れ増額という量の拡大をやってくると説明するが、効果は限定的にとどまると予想。金融政策によって、ファンダメンタルズが規定する為替のトレンドを大きく変えることは難しく、今年1月のマイナス金利導入が限定的な効果しかもたなかったことの理由は、日本の貿易収支が黒字に転じて経常黒字がものすごく拡大していることで円のファンダメンタルズが強化、そのなかで金融政策によって円安方向に持っていくのは難しいことを示し、次の追加緩和にも当てはまると伝えた。

ブレグジットショックで今後の日本株がどうなるのかについてゲストのマネックス証券・広木隆氏に聞く。先週末のパニック売りは下げ止まり、買い戻しに入ってくると予想。だが、相場は一度大きく壊れると二番底、三番底を探りに行くのが常と説明し、年末までの日経平均予想を、7月に追加緩和、参院選も絡み一旦は戻るが、その後は出尽くし感があって再度下落してしまうのではと予想。理由の1つには史上の変動が大きくなる事自体、リスクが高まったとの意識からリスク管理の制約からポジションを落とせとの司令が出てしまうこと、もう1つには、ヘッジファンドのパフォーマンスがずっと悪いことを挙げた。今回のブレグジットに、特にマクロ系ファンドはほとんどが残留に賭けていたため一段とパフォーマンスが傷んでいる可能性があり、9月前に解約がドッと出て、そういうものが波及するのが怖い、8月は鬼門の月と指摘した。

今後、円高がさらに進むタイミングでヘッジファンドの売りが出ることが予想される。水準としては今度同じPBR1倍割れまで売られる時には1万4500円割れもあるのではと広木氏が伝えた。

キーワード
斉藤裕司
池田雄之輔
クレディ・アグリコル銀行
野村證券
ドル/円
井出真吾
小川佳紀
ニッセイ基礎研究所
岡三証券
日経平均
ブレグジットショック
JPモルガン・チェース銀行
介入
マネックス証券
PBR

緊急トーク ブレグジットショックで… (バラエティ/情報)
06:12~

イギリスが国民投票でEUからの離脱を決めたことは日本企業を含めて世界のビジネス界に大きな衝撃を与えている。金融街で働く人は、EU離脱は誰にもいい影響を与えないとコメントする人が多かった。BBCはHSBCロンドン本社から最大1000人をパリへの異動を検討を始めたと報じている。イギリスに進出している日本企業は法務部を中心に車内タスクフォースを設置し今後の動きに備える動きが出ている。イギリスで企業にアドバイスをしているコンサルタントは、日本政府はチャンスと捉えていい条件に成るようにイギリス政府と交渉するべきだとコメントした。

このあと、アメリカの利上げは来年もなし?

アメリカの労働生産性のグラフをみると伸びが鈍化していることが分かる、これが続くと消費とGDPにマイナスな影響を与える。対策としての利上げは、調査では40%以上の番組出演者が12月頃に利上げすると予想した。中島厚志さんは、アメリカの経済状況によって利上げがない可能性も十分あると分析した。

キーワード
EU
ロンドン(イギリス)
BBC
HSBC
国民投票
利上げ
労働生産性
GDP

日経朝特急 (ニュース)
06:20~

イギリスのEU離脱が決まり、世界の金融市場でドル不足に拍車がかかっている。日本ではマイナス金利の政策の影響で銀行などが積極的に外貨建て資産への投資を増やしているところにイギリスのEU離脱が重なった。

与党内に円高・株安の長期化に備え対策を求める声が強まっている。円が急騰した場合政府日銀に円売り介入を求める意見が出ている。また、秋にまとめる経済対策について政府与党は5兆から10兆円程度を軸に調整しているが、与党内では事業規模10兆円以上にスべきだという認識が広がりつつある。一方野党は政策転換の要求を強めている。

キーワード
EU
日本経済新聞
マイナス金利
日銀

日刊モーサテジャーナル (ニュース)
06:21~

フィナンシャル・タイムズでは国民投票をきめたキャメロン首相は「EUからイギリスを奪った首相として永遠に記憶されるだろう」と強烈に批判している。

バロンズではまたアメリカの銀行株が敗者になったと伝えている。

ニューヨーク・タイムズでは、今回の決断は戦後体制を崩壊させている懸念を表明し、欧米諸国の連帯を保てるのか試金石になると報じている。「長引く低成長が伝統的な経済学に疑問を投げかけている」としている。

ニューヨーク・タイムズでは、今回の決断でアメリカのトランプ氏に有利になるのではと、大統領選挙に乖離的な影響があると示した。

ウォール・ストリート・ジャーナルの社説で、「規制や増税、グリーンエネルギーへの固執は技術革新の妨げになる、他の加盟国に残留してほしければ競争と成長を取り戻す方策を考えるべきだ」と主張した。また、「民主主義で勝ち取った独立で何ができるか世界に示すべき」だとエールを送っている。

このあとはニュース。サプライズでこの人も…。

キーワード
キャメロン首相
EU
フィナンシャル・タイムズ
ブレグジット
バロンズ
ニューヨーク・タイムズ
ウォール・ストリート・ジャーナル
トランプ氏

FLASH NEWS (ニュース)
06:26~

26日、ニューヨークでLGBTの人権を訴える恒例のパレードが行われ、フロリダ州オーランドで起きた銃乱射事件の犠牲者を追悼した。パレード先頭の山車には、乱射事件が起きた店のオーナーが乗った。パレードには過去最多の3万2000人が参加し、銃規制強化やヘイトクライム阻止を訴えた。こうした動きを支持する民主党・クリントン氏もサプライズで登場。一方、テロを警戒して沿道にはライフルを持つ警官や、爆弾探知犬が配備され、異例の厳戒態勢の中での開催となった。

このあと「週明けの日経平均は」。

イギリスのEU離脱について、ジェフリーズのワード・マッカーシー氏は同国と貿易が多いドイツ、アイルランドの経済は弱体化するとの懸念を示した。また、アメリカ経済に占める輸出の割合は大きくないためアメリカの経済成長に大きな影響はないと見る一方で、FRBは年内1から回の利上げを示唆したが今年の利上げはないだろうとの予想を語った。

キーワード
クリントン氏
民主党
ヘイトクライム
ニューヨーク(アメリカ)
EU
ジェフリーズ
FRB
利上げ
ワード・マッカーシー氏
LGBT
銃規制
日経平均

東京市場 株の見通し (ニュース)
06:31~

金曜日のNY株式、株式先物の終値を確認。

楽天証券経済研究所・土信田雅之氏にきょうの株価の見通しを聞く。日経平均(値幅)予想は1万4850円~1万5250円とし、注目ポイントに「レンジ復帰への意識」を挙げた。相場の下落が一服した際に意識されるレンジとして、直近の高値と安値を結んだ線に囲まれた範囲がめどとなりそうで、このレンジの早い時期の復帰に期待したいところだが、レンジ自体が右肩下がりのため復帰できても相場の下落基調が続きやすい、また、レンジの下限の線を描く際に用いた2つの安値は共に日銀の金融政策決定会合後のタイミングでつけた数字で、今後も何かと意識されやすいと指摘した。

キーワード
S&P500
ダウ
ナスダック
NY株式
日経平均
株式先物
大証先物
日経先物
楽天証券経済研究所
日銀
金融政策決定会合

FLASH NEWS (ニュース)
06:32~

スペインでは上下両院の再選挙の開票作業が続いている。スペインでは去年12月に実施された総選挙で4つの政党に議席が分散し、連立交渉も決裂したため今回の出直し総選挙となった。開票率約60%の段階でのスペイン内務省の推計ではラホイ首相率いる保守系の国民党が第1党を占め、他党に大差をつける見通しとなっている。一方、反EU・反緊縮財政を掲げる急進左派政党・ポデモスは議席を上積みできず伸び悩んでいるとみられ、第3党にとどまる見通し。(26日、スパイン・マドリードでの開票作業の模様)

鳩山元総理は北京で記者団に対し、AIIBから国際諮問委員会の委員に就任するよう要請があったことを明らかにした。去年11月にAIIBの金立群総裁から打診され、その後、正式な就任要請はないとのことだが、正式に要請があれば受け入れる考えだという。このような中国側の動きは、AIIBに参加していない日本に対し参加を促す取り組みの一環だと考えられる。

「このあとは天気と経済視点」。

キーワード
ポデモス
スペイン内務省
国民党
スペイン総選挙
ラホイ首相
マドリード(スペイン)
EU
鳩山元総理
金立群総裁
AIIB
北京(中国)
緊縮財政

天気予報 (ニュース)
06:36~

全国のきょうの天気予報と週間予報を伝えた。

エンディング (その他)
06:37~

あすの「Newsモーニングサテライト」の番組宣伝テロップ。ブレグジットショックで日本の業績は?

きょうの予定一覧。「経団連 榊原会長が会見」「EBフォーラム(~29日)」「独仏伊首脳会談」「米 6月 ダラス連銀製造業景気指数」など。

ゲスト3人の経済視点を発表。中島厚志氏は「米景気がポイント」とし、世界経済が混乱しかねない中、米国経済が原油安やドル高という逆風をどう凌ぐかが大きなポイントと説明、かなりギリギリのところとの私見を述べた。広木隆氏は「作用・反作用」は、今回のブレグジットのような大きく、しかもネガティブなインパクトがあると、必ずそれを食い止めようとする逆の力も起こる、米国の利上げも先送りになるだろうし、日本も含め世界中が金融・財政の政策総動員でこの危機につながらないよう逆の動きも出てくるため、悲観一色にならないことが重要と指摘した。一方、棚瀬順哉氏は、「部分と全体」とし、英国のイベントが世界全体のイベントに波及していくのか、金融危機につながるようなものではないと思うが反EUの流れが膨らんでいけばその影響も大きくなると説明した。

キーワード
ブレグジットショック
経団連
榊原会長
独仏伊首脳会談
ダラス連銀製造業景気指数
  1. 前回の放送
  2. 6月27日 放送
  3. 次回の放送