宇宙の人気番組「新銀河紀行〜驚異の地球文明〜」 2019年8月19日放送回

放送日 2019年8月19日(月) 22:00~22:50
放送局 NHK総合大阪

番組概要

オープニング (その他)
22:00~

オープニング映像が流れた。

宇宙の人気番組「新銀河紀行〜驚異の地球文明〜」 (バラエティ/情報)
22:01~

かつて存在した地球の文化文明をアーカイブから探求する番組を、宇宙人キャスターと呼ばれるイシザワとクサノが伝える。今回は、地球人の生き残りとして加藤諒さんをゲストに迎えた。

宇宙人から見てあまり上手いと思えないゴッホの「ひまわり」に、なぜ地球人が心を奪われたのか検証していく。地球暦2019年の時点で、地球人は高解度写真を編み出していた。地球人と絵のかかわりを調べてみると、文字という伝達手段を持たない頃から、生き物の絵を描いたりしていた。地球人にとって絵は、大切なことを伝える手段となっている。「ひまわり」の絵は不均等でデコボコしているが、専門家はクオリティーが高い作品だと話す。「ひまわり」を描いたのは37歳という若さで自ら命を絶ったゴッホで、残した手紙には「あの黄色は精神を極度に燃焼させないことには描くことのできない色彩」と記してあった。

ゴッホが「ひまわり」を描いた時はフランスのアルルにいた。ゴッホは単に花が黄色いから「ひまわり」を描いたものではないと紹介された。専門家によると「初期のゴッホの作品は暗い色調だったが、色彩だけで人間の感情を表現するようになっていった」と解説していた。次第にゴッホは特有の筆使いで、自分の不安な心の内を表していくようになっていったという。つまり、「ひまわり」もゴッホの湧き上がる感情を強烈な黄色にこめ、自らの感情を表すために不均衡なデコボコにしたとみられている。ゴッホは生きている間、作品が1つしか売れなかったが「ひまわり」が97年後に地球史上で高額な値段で買われる事になった。

「ひまわり」が高額になったのは、手紙でゴッホの壮絶な人生を人々が知ったからだった。ゴッホは27歳で画家になるも全く売れず、弟の仕送りで画家をしていた。精神的に不安定となったゴッホは自分の片耳を切り落とし、精神科病院に入院して自画像を描いた。37歳で自殺したゴッホは、死後「ひまわり」が一般労働者約9年分の値段となっていた。この絵が落札された1987年当時は、2人のコレクターが競い合って値段が釣り上がったという。

地球史上最も高額で売られた絵は、レオナルド・ダ・ヴィンチ作とされる「サルバトール・ムンディ」だったという。当時の日本のお金でおよそ515億円で落札されていた。

加藤諒さんが苦いと話す茶の湯について紹介する。茶の湯とは細かく砕いた葉の粉末を溶かし入れて作る緑色の苦いお湯を、器をまわすなどいくつものルールに則って体内に摂取する行為となっている。今回、茶の湯を生んだ日本から発見されたテープには驚く全貌が記録されていた。

テーマ音楽:葉加瀬太郎

茶の湯のルールについて紹介する。まず、客が亭主と呼ばれる主催者に招かれる事から始まり、客はそばで待機する。亭主は手洗い場を最終チェックし、勢いをつけて水を落としていく。客はその音を合図に亭主の元へと行き、挨拶して両手を濡らしてから茶室へ向かう。茶室へは脚を折りたたみ、客は壁の飾り掛け軸を見る。そして掛け軸など飾りについて会話をし、亭主は焦げた木を準備する。客は炭の準備を見て、亭主が運んできた食事をルールにのっとって平らげてから菓子も食べる。茶の段階となり、客は一度外で待機する。その間に亭主は室内の模様替えをし、部屋が整ったら鐘を鳴らす。客は鐘が鳴り終わるまでかがみ、再び茶室に集う。亭主は濃茶手前で濃茶を出し、客は時計回りに茶碗を2回まわした。お茶は全部飲み干さず、客全員で分けていった。この後は乾燥菓子を食べて薄茶を飲んで茶会は終了した。

なぜ地球人は水分とカテキンの摂取に、細かなルールを設けたのか専門家に聞くと「全ての作法には意味がある」と話した。かつて、茶は中国で貴重な薬として親しまれていた。それから間もなくして日本に渡った茶は、高級な嗜好品となった。やがて武士も茶を楽しむようになったが、特に熱中したのは権力を示す手段として中国の茶碗などの道具を集める事だった。そんな中、千利休は広さ2畳の茶室で飾り気のない茶碗で茶を楽しむ革命を起こしていた。千利休は狭い部屋の中で心を通わせ合う特別な時間を作り、武士の心にやすらぎを与えたとみられている。茶碗を回すのは、正面を避けて亭主を敬う気持ちを指して回し飲みは全員の心を一つにする意味合いがあった。やがて正式な茶会が出来、一般人も楽しめるようになった。茶の湯とは、出会いの中で生きていると奇跡を味わうためにあるものだった。

地球人は茶の湯を嗜んでいなくても、お茶しに行くという言葉があると紹介された。加藤さんは「僕も茶しばきに行こうぜとよく言っている。僕がいた時は地球でタピオカミルクティーが流行っていた」と話していた。

穴にボールを入れるだけなのに皆が大騒ぎし、網で囲まれて一列になってボールを打ち続けるゴルフに夢中になったのか宇宙人は疑問に思ったという。地球人が道具を使う事を覚えると、地球各地で棒を使って丸いものを打っていた。人々が夢中になったゴルフの起源は専門家にも、誰にもわからなかった。しかし、ルールは棒を使って出来るだけ穴に球を入れた方が勝ちと制定されるようになった。1860年にスコットランドで始まった地球で最も権威のあるゴルフトーナメントの全英オープンが始まり、イギリス人がゴルフ場を作っていった。現在、地球人は一般的な労働者がやっと起床する時間にゴルフを始めていた。地球人は1人分で合計14本の棒を使い分け、やたらと謎の掛け声をあげていた。ゴルフ場には砂場や池など、邪魔な障害物が数多く存在していた。中には崖の下を目指して打つゴルフ場もあった。地球人は最高気温32度の中、全18か所ある穴にボールを入れた。ゴルフとは修行で、人生そのものだという。

VTRを振り返りトーク。地球人は棒をもたなくても「素振り」というゴルフの動作をやっているなど話す。

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永遠の門 ゴッホの見た未来
レオナルド・ダ・ヴィンチ
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プロゴルファー猿
トランプ大統領
安倍晋三

エンディング (その他)
22:48~

エンディング映像。

  1. 8月19日 放送