ネーミングバラエティー 日本人のおなまえっ! 日本人のおなまえっ!【天気のおなまえ】

放送日 2019年6月22日(土) 10:05~10:50
放送局 NHK総合大阪

番組概要

オープニング (その他)
10:05~

オープニング映像。今回のテーマは「天気のおなまえ」。「梅雨」を調べると梅の実が熟する時期に降る雨のことなど天気の名前には有難いメッセージが隠されていた。

キーワード
春一番
梅雨

知れば納得!天気のおなまえ (バラエティ/情報)
10:06~

今回は天気の名前について解説する。普段天気を気にするかなどの質問に鈴木亜美さんは出かける時、雨の日はどこも渋滞になりタクシーがまずつかまらないためアプリでタクシーを予約していると話した。遠藤さんは野球部だったため雨が降ると練習がなくなり嬉しかったなど話した。日本のアメに関する名前は400種類以上あり、一部抜粋したものがスタジオに登場。「篠突く雨」はかなりモーレツ系の雨に分類されるなど説明した。ニュースなどでよく聞く「ゲリラ豪雨」は2008年以降に広まった言葉である。

2008年は集中豪雨が多発し都市型水害として注目される。この時ゲリラ豪雨という名称は広まっておらず当時の新聞などをみると激しい雷雨や暗雲・豪雨と名称がバラバラな状態で、恐ろしさのイメージが異なり危険性が共有できない状態だった。その10日後にゲリラ豪雨という名称が登場。気象用語ではなく新たな恐ろしさを伝えるための造語で、広まり「突然やってくる危険なもの」という危険性を共有できた。また、ゲリラ豪雨後都市部で対策が広まった。

「ゲリラ豪雨」は2008年に広まったが生まれたのは1969年だった。しかし、その間から広まるまでの30年間名無しの状態だった。その理由について気象庁元予報官で「予報円」の考案者である饒村さんに話を聞いた。おなまえが誕生した頃「ベトナム戦争」が起きており、「ゲリラ」という言葉は日本でも有名となっており「ゲリラ豪雨」と名付けられた。しかしその後集中豪雨の減少、ベトナム戦争の集結という理由の他にゲリラは予測できないという事を指しており気象学の敗北という事で当時の研究者達が地道に研究して予測できるようにしようと安易に使わないようにしようと言ったことも影響していると思われる。

しかし、2008年にゲリラ豪雨は復活。この言葉を復活させたウェザーニュース。復活の理由に森田さんに話を聞くと気象用語は身近な言葉から離れているような場合が多い。ゲリラ豪雨を気象庁の言葉で言うと「局地的大雨」となりゲリラ豪雨は自分ごとになりやすいと話した。

名字にも注意喚起の意味が込められたものも多い。これは識字率が高くなく大事なことを子孫を伝える役割がある。例えば「押切」は川が堤防を押し切った出来事を伝える名字など紹介した。

続いて「春一番」についてスタジオでは「春一番」のイメージについて話した。そのイメージの多くは明るいものだったがそもそもどういった意味かも止め長崎・壱岐へとやってきた。話を聞くと春一番のイメージは怖いと話す。島には160年前、春一番で船が転覆し53人が犠牲になった事故があり、その石碑があった。春一番は晴れていても突然やってくる強風で一度吹くと何度も吹き荒れる事で漁師の相田で命の危険を知らせる漁師ことばだったと郷土史家の山西さんは説明した。

日本の春風の名称は地域ごとに異なり北陸・能登半島は「ぼんぼろ風」など呼ばれる。もともと怖いイメージのあった春一番のイメージが変わったのはキャンディーズの「春一番」の影響である。そこで、作曲家の穂口雄右さんに話を聞いた。穂口さんが小学生の頃、強い風が吹き母親に聞くと「春一番」と言い、春を連れてくる風というものと教えてもらいそれをキッカケに曲が誕生。春一番が危険なも風と伺ったのは後のことだった。この曲のヒットは気象庁にも問い合わせが殺到するなど影響。その翌年気象庁では春一番の定義として、毎年観測して情報を発表すると決めたという。

スタジオでは饒村さんが少し照れたなど話し、穂口さんは1年中夏ですねに行ってしまったなど話す。「風」がつく名字は船や海運に関係することが多いもので「風間」は強い風がやんで船が出られるときであると説明した。ここで「東風」や「南風」などの読み方クイズが出題された。

「稲妻」について紹介。大東文化大学の山口准教授によると西暦700年から950年まで「イナツルビ」と言っていたという。ツルビは交わるという意味で田んぼに生える稲と雷様が愛し合うと考えていた。雷が古くから多い地域であるつくば市では「雷」の名前が入った地域などが多く、「金村別雷神社」では雷様を祀っており、宮司の所さんによると雷さまが鳴ったら豊作と農家の人は喜んでいたという。

VTRを振り返りトーク。稲妻と稲の相性が良いのは研究の対象となっており東北大学などが実用化に向けて研究していると解説した。スタジオではキノコも雷に当たると強くなるなどと言われていると話す。しかし、ラブラブなら妻ではなく夫などの言葉でも良かったと思われるそこにも理由があった。

稲妻のツマはもともと違う意味だったという。ツマは当時は結婚している男女とも互いの結婚相手について「ツマ」と呼び、次の出会いを待ちわびる気持ちを表していた。当時は通い婚と同じように時々やってきてくれる楽しみに待っているような思いに「稲妻」が込められている。

今では「天気雨」と呼ばれる「狐の嫁入り」が降ると豊作をもたらすと言われていた。キツネが結婚するという事はキツネが増え、ネズミが減るその結果、稲が豊作になると言われていた。また、油揚げは昔は豆腐ではなくネズミを揚げていたという。これは稲荷神社のキツネにお供えするためにでその後仏教の殺生は良くないなどから豆腐となったなど説明。

なまえのギモン大募集 投稿は番組HPから!

キーワード
篠突く雨
私雨
洗車雨
ゲリラ豪雨
予報円
ベトナム戦争
春一番
春一番さん
壱岐市(長崎)
キャンディーズ
稲妻
大東文化大学
つくば市(茨城)
狐の嫁入り行列
天気雨
キツネ
ネズミ
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