ネーミングバラエティー 日本人のおなまえっ! 【昔話のおなまえ】

放送日 2019年3月7日(木) 19:30~20:15
放送局 NHK総合大阪

番組概要

オープニング (その他)
19:30~

オープニング映像が流れた。

りゅうちぇるさんは昔ばなしの絵本を読み聞かせする時にページをめくる音が、自分の子供のお気に入りなどと話す。

昔話のおなまえ (バラエティ/情報)
19:32~

昔ばなしに出てくる桃太郎と深いかかわりがある、茨城県大杉神社では400年前から伝わる桃の儀式「鳴弦の儀」で、桃の枝でつくられた弓をつくっていた。この弓で、節分の鬼を毎年払っているという。桃が厄払いとされているのは、陰陽五行説では桃が金にあたり、鬼退治のために使う金属を指していたからだった。さらに猿、鳥、犬も金のグループなので桃太郎の鬼退治に出てきたという。

私達が今食べている桃は、明治時代に水蜜桃が輸入されてその後品種改良されたもので、日本人が江戸以前に食べていた奈良県の田原本町の桃とは別の種類だという。古代の桃は奈良時代につくられたとみられ、薬として使用されていた。江戸時代以前は、病気が鬼に取り憑かれたものとされていたので体の中で鬼を退治するために桃を食べたという。

古代の桃をスタジオでゲストや、スタジオ観覧者が試食した。観覧者は後から苦さが来るなどとコメントしていた。

金太郎は成人して「坂田金時」と名乗り、妖怪退治をしていたという。大人になっても「金」を名乗っていた金太郎は「前太平記」の時に「公時」と名乗っていた。「坂田金時」のモデルは下毛野公時という平安時代の武士で、本来ならば「公」を名乗るはずだった。しかし「金」をつけたのは、平和な江戸時代になって親が子供に金に苦労しないようにと名付けたからだという。金太郎は元々は「媼山姥」に出てきたキャラクターで、父親が切腹した血を浴びて母親が妊娠して体が赤くなった。庶民は元のキャラクターが怖かったので、金太郎を可愛いイメージにしていったという。りゅうちぇるは、息子であるリンク君が「ヘアスプレー」というミュージカルからとったと話す。そして森岡さんは製鉄が盛んになった中世に「金○」という苗字が多く生まれたと解説した。

りゅうちぇるさんは「塔の上のラプンツェル」が気になると話すと、ラプンツェルは野菜だと解説された。ラプンツェルは元々グリム童話のお話で、主人公の母親が妊娠中にどうしても食べたかった野菜で、父親が魔法使いの畑から野菜を盗んで怒った魔法使いから塔に娘のラプンツェルが閉じ込められたのだという。

シンデレラは「すすまみれ」という悪口のあだ名からつけられたという。このシンデレラを良いイメージに変えたのは、文藝春秋の創刊者である菊池寛だった。菊池寛はシンデレラをあだ名から人名に変え、苦労して報われる話に重点を置いたという。

スタジオでは戦時中のシンデレラの本が見つかった。戦時中は英語の使用が禁止だったが、言葉の意味が抜かれていたのでそのまま残ったという。森岡さんんは昔は炭も灰も貴重な資源で重要な名前だった等と話した。

浦島太郎にだけ名字がある秘密に迫った。竜宮城で3年過ごした浦島太郎は、浦嶋神社に秘密があった。そこに保管されていた奈良時代に書かれた最も古い浦島の物語には「浦嶋子」という名前が登場していた。浦嶋子とは浦嶋という場所の男性という意味で「うらしま」は名字ではなかった。そこで「浦島太郎」になった秘密を探るため、室町時代から研究家の林晃平さんの元をたずねた。浦島太郎は子孫と出会い、300年の時が過ぎた時を知った時に「家」を意識する場面が出てくる。これが名字を持つ理由になったという。室町時代より前は土地は一族で分割相続が主流で、室町以降は長男に相続させる方法が主流だった。これにより「〇〇家」という団結の時代になり、浦島太郎は家の概念を人々に教える概念になって、名字のある浦島太郎になったという。そして、浦島太郎は竜宮城から帰った後、神奈川に浦島一族を定着させた。

NHKオンデマンド配信のテロップ。

キーワード
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桃太郎
陰陽五行説
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田原本町(奈良)
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坂田金時
金太郎
前太平記
下毛野公時
名つけ帳
怪童丸
近松門左衛門
やまんば
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リンクくん
ヘアスプレー
塔の上のラプンツェル
ちぇるちぇるランド
ラプンツェル
シンデレラ
小学生全集
菊池寛
文藝春秋
浦島太郎
浦嶋神社
浦嶋子
NHKオンデマンド

エンディング (その他)
20:14~

エンディング映像が流れた。

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