息子が語る“母ダイアナ” 2017年10月9日放送回

放送日 2017年10月9日(月) 8:15~ 9:05
放送局 NHK総合大阪

番組概要

オープニング (その他)
08:15~

ダイアナ元英国皇太子妃の人生と功績を称えるため、2人の息子が初めて母との思い出を語った。貴重な映像などを通して、家族や友人たちがダイアナ元妃の素顔を紹介していく。

キーワード
ダイアナ元英国皇太子妃

息子が語る“母ダイアナ” (バラエティ/情報)
08:17~

ダイアナ元英国皇太子妃の人生と功績を称えるため、2人の息子が初めて母との思い出を語った。ウィリアム王子とハリー王子は、思い出が詰まった母との写真を振り返った。ハリー王子は「私たちにとって最高の母でした。母親の存在が恋しくなる」、ウィリアム王子は「私達をどれほど大切に思っているか、いつも伝えてくれた。毎日のように母を思い出します。」などと語った。

ダイアナ元妃はイギリス有数の貴族・スペンサー伯爵家に生まれた。父親が撮影したホームビデオには、幼いダイアナ元妃の貴重な姿が映っている。弟の第9代スペンサー伯爵は「姉は小さい子の世話が好きだった。両親が離婚したので姉が母のような存在だった」などと振り返った。

ダイアナ元妃にはとても親しい友人が何人かいて、その友人たちが初めて取材に応じた。ハリー・ハーバートは「初めて会ったのはゴルフをしている時。遠くから美しい人が歩いてきて、気を取られていて酷いショットになった」などと語った。

チャールズ皇太子との結婚でダイアナ元妃は世界中から注目を集めた。ハリー王子は「伯爵令嬢とはいえ20歳の普通の女性が王室の一員になった。彼女は新しい風を吹き込んだ」などと語った。ダイアナは初めての公務でウェールズを訪問したが、同行した侍女は「私たちにとって最初の試練だった。彼女は自分から人々に近づき、手を差し伸べた。心動かされる光景でした」などと語った。

ウィリアム王子とハリー王子はケンジントン宮殿で育った。ダイアナ元妃は息子たちに、普通の生活をさせようとしていた。ハリー王子は「母親でいられる時間を大切にしていた。エンヤの曲を聞きながらドライブしたり、懐かしいな」、ウィリアム王子は「母は気さくで楽しいことが大好きだった」などと語った。

ウィリアム王子はロンドン最大の保護施設「センターポイント」を頻繁に訪問しているが、初めて訪問したのは12歳の時だった。ホームレスの問題はダイアナ元妃が最初に取り組んだ社会問題の1つで、ダイアナ元妃は実態を知るために、ロンドンで特に治安が悪い地区にも足を運んだ。ダイアナ元妃はスピーチで問題解決を訴えたが、これが原因で政治のいざこざに巻き込まれてしまう。

ハリー王子とウィリアム王子は母との思い出について、「母はいつも情熱と活力に溢れていた。とても温かい人だった」「母は無邪気だった。本当に幸せそうな顔をして大笑いしていた」などと語った。

王室専属写真家のジェイン・フィンチャーは、ダイアナ元妃とチャールズ皇太子について「新聞は結婚生活がうまくいっていないと掻き立てたが、あえて見ないようにした。でも韓国訪問時に2人の暗い顔を見て、何かあったと思った」などと語った。この状況に心を痛めたのがエリザベス女王だった。2人は別居する事になったが、ダイアナ元妃に対するメディアの攻勢は異常なまでに加熱した。ウィリアム王子は「母が泣くのは大抵マスコミの横暴が原因だった。私たちは学んだ『必要以上にマスコミに立ち入らない』と」と語った。

1996年皇太子夫妻は結婚生活に終止符を打った。侍女のアンはダイアナ元妃について「以前よりいきいきしていて、お幸せそうに見えた」などと語っている。ダイアナ元妃は社会的活動で存在感を増すようになる。1997年8月、ダイアナ元妃はボスニアを訪問し、朝から晩まで内戦を生き延びた人たちを尋ねて回った。ダイアナ元妃は紛争で傷を負った子供たちとも対面した。当時、ダイアナ元妃と対面した男性は「力になると約束してくれた。誠実でエネルギーに満ちあふれていた。だから世界を変えられた」などと語った。ダイアナは世界中の地雷撲滅を目指し、地道に活動をしていた。ダイアナがボスニアを訪問した3ヶ月後、対人地雷を禁止する国際条約が結ばれた。

1997年8月、ウィリアム王子とハリー王子はスコットランドで夏休みを楽しんでいた。ダイアナ元妃は連絡を絶やすことはなかった。ウィリアム王子は「早く切りたかったが、そのあと何が起こるか考えもしなかった。それが今でも辛い」、ハリー王子は「会話をそっけなく切り上げたのは後悔している。その晩に母が亡くなるのがわかっていたら、もっと違う話ができたのに」と語った。ダイアナ元妃亡き後について、ウィリアム王子は「完全に混乱し状況が把握できなかった」などと語った。

母親を亡くした時、ウィリアム王子は15歳、ハリー王子は12歳だった。ウィリアム王子は「大切な人を失うのは辛い。ましてやあの年齢で。家族には心のうちを伝えたかったが、子どもなのでうまくできなかった」と語った。葬儀後、ダイアナ元妃の遺体は実家の屋敷に移された。湖の中央に浮かぶ島で永遠の眠りについている。ハリー王子は「初めて泣いたのは母の埋葬。その後も1度しか泣いていない。まだ吐き出せない感情がたくさんある」などと語った。

親や子どもを失った悲しみが語られる事はほとんどない。ダイアナ元妃は最後の数年間、近親者と死別した人を支える活動に公人としていち早く取り組んでいた。チャイルド・ビリーブメントUKのジュリア・サミュエルは「色々な面で力になってくれた」「ダイアナは相手の気持ちを汲み取る天才。その才能はウィリアム王子に受けつがれている」などと語った。ウィリアム王子はダイアナの遺志を引き継ぎ、この団体を支援している。

歳月が流れダイアナには2人の孫ができた。ウィリアム王子は「ダイアナおばあちゃんの話はよくしているし、部屋には写真もたくさん飾ってあります」「できるだけ子供たちと一緒にいたい。幼少期の大切さを母が教えてくれたから」などと語った。ハリー王子は「今後も悲しみは消えない」、ウィリアム王子は「20年経ってもその愛に包まれている」と語った。

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バルモラル城
チャールズ皇太子
ケンジントン宮殿
エンヤ
センターポイント
シンディー・クロフォード
クリスティー・ターリントン
ナオミ・キャンベル
エリザベス女王
地雷
ボスニア
チャイルド・ビリーブメントUK

エンディング (その他)
09:02~

「NHKオンデマンドで配信します」のテロップ。

エンディング映像。

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  1. 10月9日 放送