NHKスペシャル AIに聞いてみた どうすんのよ!?ニッポン第3回▽健康寿命

『NHKスペシャル』(エヌエイチケイスペシャル)は、NHKのドキュメンタリー番組。略称は「Nスペ」。単発のドキュメンタリーを制作・放送していたNHK特集に代わり、1989年4月2日放送開始。原則、毎週日曜日の21:00 - 21:50に放送するが時間枠を拡大したり他の曜日・時間に放送することもある。再放送は、火曜・水曜深夜。多くはハイビジョン放送である。本項では前身である『NHK特集』(エヌエイチケイとくしゅう)についても記述する。

出典:goo Wikipedia

放送日 2018年11月13日(火) 1:05~ 2:00
放送局 NHK総合大阪

番組概要

オープニング (その他)
01:05~

マツコと有働がスタジオに登場。大越は有働にお帰りなさいと挨拶。今回のテーマは「健康寿命」だと話し、現在の平均寿命と健康寿命の間に差があることなどを紹介した。

オープニング映像。きょうの放送内容をダイジェストで紹介した。平均寿命と健康寿命の間の期間に占める医療費は生涯の半分近くを占めるほど莫大。今回AIが分析したのは、お年寄りのべ41万人の生活習慣や行動のデータ。その結果意外なヒントが浮かび上がった。AIの分析から番組スタッフが導き出した健康寿命を延ばすための大胆提言が「子供と暮らすな!一人で暮らせ!?」「ピンピンコロリには泥棒を捕まえろ!?」など。

キーワード
健康寿命
平均寿命

AIに聞いてみた どうすんのよ!?ニッポン (バラエティ/情報)
01:09~

マツコは、変な形でご迷惑をおかけするぐらいだったら、コロリと逝きたいと語る。大越健介がどこが健康で長生きなのかを都道府県ごとに説明。有働は、長野は長生きの県でよく聞くが、長生きはしているが健康寿命で言うと、ということは平均寿命の理由と健康寿命の理由は違うところにあるかもしれない、と語った。ここでAIの分析結果から番組スタッフが読み解いた提言「運動よりも食事よりも◯◯が大事!?」などの内容を紹介。マツコは全部に「!?」あれつければ何だってオッケーだと皮肉った。

今回健康寿命を延ばすためのヒントを探るためAIが作り出したのが複雑に絡み合うネットワーク。元になったのは、65歳以上のべ41万人の生活習慣や行動に関するアンケートで質問数は600以上。まずAIが作り出したネットワークをJAGES 日本老年学的評価研究機構が分析する。長年データを分析してきた皆さんだが想像以上だった様子。AIはアンケートに登場する一つ一つの質問に注目。関係が近い質問をできるだけ近くに配置して、この複雑なネットワークを作り上げた。このネットワークの中で専門家が驚いた、健康要素の一番多くつながる意外な行動とは。専門家が驚いた運動よりも食事よりも大切な行動とは何なのか。

「運動よりも食事よりも◯◯が大事」について、有働はマツコはやっているように見えてやっていないかも、というヒントを出した。阿部博史が画面上で健康要素と不健康要素、どちらともいえないで分析された質問を説明。マツコは不健康の要素について、「楽しめないことが増えた」「趣味はない」など結構当てはまることが多いと明かした。健康要素として一番多くつながるのが「本や雑誌を読む」というものだった。マツコは読書が趣味ですって人は、基本家で本を読んでるのにと不思議がった。大越健介は、本や雑誌を読むはダントツで健康要素とつながっていて、不健康要素とは全くつながっていないと説明した。

取材班は健康寿命が長く、男性は全国1位、女性は全国の3位の山梨にやってきた。しかし意外なことに運動・スポーツの実施率は全国最下位。にもかかわらずなぜ健康寿命がながいのか。手がかりを探していると、山梨は人口に対する図書館の数がダントツの1位。山梨県立図書館を訪ねてみる。年間人口を上回る92万人が訪れる。本好きのお年寄りに本と健康の関係を聞くが、わからない。しかしAIが導き出した「バスに乗る」「手工芸が好き」などに繋がりと一致する人も見受けられた。アメリカ・イェール大学が発表した読書と長寿の関連性の論文では、50歳以上の約3600人を12年にわたって調査したら、本を読む人のほうが寿命が23ヶ月長かったという。図書館で、読書大好きだという相河則正さん(80歳)についていってみると、自宅でもガイドブックを見て20年前の北海道旅行を思い出していた。やはり健康寿命には読書が大事というのは本当ではないのか。AIの分析結果を山梨県庁で健康増進課のみなさんに見てもらうと、読書が健康寿命に関連しているとは考えてみたことがなかった様子だった。

マツコは「運動よりも食事よりも読書が大事!?」という結果にちょっと画期的じゃない?とコメント。しかし本当?と懐疑的。千葉大学教授の近藤克則は、これを見て私達も本当?と言ったが、実はまだ論文にしていないが、ある地域でどういう人が要介護の人が少ないか分析したときに、図書館が近くにある人は要介護リスクが低いというデータもでているという。近藤は、本や雑誌を読むことは行動を起こすきっかけを与えてくれるのでは、と推察した。マツコは、今は本を読もうと思ったらネットで取り寄せるどころかダウンロードもあるなどというと、東京大学教授の坂田一郎は、直接的な効果としては知的刺激を受けるとか、次何を読もうとかについてもタブレットで読んでいても同じだと思う、とした。マツコは、本や雑誌を読む人は活力や向上心があり、それが大事なのかなと話した。大越健介は山梨での学校司書という制度が全国でも普及率が高く、戦後早くに学校司書の制度が普及していると説明した。近藤は、初等教育をしっかり受けることが認知症を減らす効果につながるということが出ていて、今回のはそれとも重なる結果だと思うと話した。坂田は病院などに比べ図書館・学校司書の方がコストがかからない、などと低減した。マツコはこれは国の大きな指針にしてもいいくらいすごい発見だと語った。

本日2つ目の提言は「子どもと暮らすな!ひとりで暮らせ!?」。まずは子どもと同居している人が他にどんな行動をしているのかを見てみると、青い不健康要素がほとんど。ひとり暮らしと比較をすると同居している人ととの差は歴然。高齢者のひとり暮らしは健康に悪そうなイメージがあるが、AIが示すように健康要素とたくさんつながっているということは鍵がひとり暮らしにあるのかも。

阿部博史は、「配偶者と同居」「ひとり暮らし」などの位置を説明。ひとり暮らしについてもアクティブな方と引きこもり型がいる様子。有働は、体力があるからひとり暮らしができるんじゃないの、という疑問について坂田一郎はそういう傾向も読み取れるが、それだけでは説明できなく、反対にひとり暮らしだから健康的な活動をしていると両方あると考える必要がある、とした。

ひとり暮らしをすると健康になる、というのは本当にあるのだろうか。早速ひとり暮らしのお年寄りに聞いてみることに。協力してくれたのは、没イチの会という配偶者と死別した人たち。AIの分析を見てもらうと、ひとり暮らしになってから始めたことが、AIが示した健康要素と結構一致している様子。没イチの会の茨城の田中嶋忠雄さんの自宅を訪ねてみた。ひとり暮らしになったことで時間を持て余し、今まで興味のなかったガーデニングなどを始め、新しいことをはじめて若々しさをキープしていた。中條貞子さん(88歳)は欲しいものを買うために4キロ以上を歩くこともあるという。なんでも自分でやるので日々の適度な運動につながっている様子。91歳の深沢良子さんが教えてくれたのは、ひとり暮らしが心の健康につながるということ。気兼ねのない生活で心も健康だという。実は同居はひとり暮らしよりストレスを感じやすいという研究もあるという。60歳以上の男女約1000人に生活習慣と心の健康について聞き取りした調査では、ひとり暮らししている人よりも同居している人のほうが悩みが多かった。調査した辻川覚志さんは「一番のいいお薬は、自由にさせてもらっているという気持ち」だという。

有働は、父親が妹夫婦と同居していたが、ひとり暮らしになってからものすごく元気にはなったという。マツコは、子供と同居すると何かをやってもらっているという意識になるのかも、と読み解く。阿部博史は、ひとり暮らしは不健康と健康をつなぐゲートウェイのような役割をしているようにも見れると語った。大越健介は、イギリスには孤独担当大臣というポストがあると話し、地域の人が一緒に昼食をしてつながりを生む取り組みをしていると説明した。マツコは空いている公団団地を改築し、緩やかな共同生活ができるように改築してはどうか、などと提言した。さらにコミュニティーがある場所でひとり暮らしができるならこのとおりだが、それが無理ならやっぱり子供と孫と暮らしたほうがいいと思う、として保留とした。

平均寿命と健康寿命の間にある約10年。この間、どんな人生を歩んでいるのか。しかしそれを明らかにした調査や分析はほとんどない。そこで今回、AIはのべ41万人の調査を3年毎に取られた時系列データから生活や行動、人生の最晩年のパターンを探った。ルートの違いを生み出す原因とは?

ダイヤグラムから出した今回の提言は「ピンピンコロリには泥棒を捕まえろ!?」。阿部博史は、死から3年のあたりを読み解いていくと、体についてが多く、さらにその3年前にはこころがに関する事がある、さらにその前には地域に関するものが多く、注目したのが地域の治安。地域の治安の悪化が、ネンネンコロリへの入り口では、と説明した。

治安の善し悪しがネンネンコロリやピンピンコロリに同関係しているのか。取材班は、男性の健康寿命が12位から2位にジャンプアップした注目の埼玉へ向かった。実は、埼玉県庁 健康長寿課でもたしかな理由はわからないままだという。ウォーキング用スマホアプリなどでより運動をしてもらおうという取り組みを行って入るが、古海史予さんは「(対策に)成果があったとは現状ではいえない」という。ではAIが分析したように治安が関係しているのでは、と町を歩いていると、防犯パトロールの人がいた。埼玉県では犯罪認知件数が2004年に過去最悪を記録したが、防犯ボランティアの増加とともに3分の1まで減少していた。さらに調べてみると地域の治安の善し悪しが健康に関係する論文も見つかった。埼玉県の人に聞いてみると、治安が良くなると健康になると思うという回答があった。なぜ埼玉県の健康寿命が延びているのかわからないと言っていた健康寿命課と、防犯・交通安全課に集まってもらいAIの結果を見てもらった。健康寿命課の人は「治安もそうだが人とのつながりだとか健康だとか、部局をまたがって課題を解決していくような体制づくりが出来たらいいなと感じた」等と話した。

マツコは、心配で考え込むような人でも、治安が悪いと感じないまちづくりをすれば、こういうふうに思う人は減ってくる、と話した。千葉大学教授の近藤克則は、犯罪学の研究で、地域の貧富の格差が大きい地域の方が犯罪が起こりやすいという結果があるといい、格差の問題が治安悪化の背景にあるのでは、などと読み解いた。さらに国の中で格差が大きい国のほうが富裕層も含めて死亡率が高いという研究もあるという。大越は、お年寄りが活発になる仕組みを整えて、若者も将来元気でいられる循環を作るべき、などと提言した。マツコは、スタッフが足りない頭で必死に考えたのが泥棒というキーワードだったんだろうけど、必ずしも的を得た内容ではなかったが、地域というキーワードがものすごく重要だというのがわかったので、まあいいとするか、と結論づけた。

マツコは、本がありひとり暮らしの人たちも健康になれるような施設だったり、治安が悪くならないように光をともす施設であったらり、なにか1個そういうものを町につくるだけで、いろんなものが解決できるんじゃないかな、今日は良かったんじゃない?とコメントした。

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