あの日 あのとき あの番組 なでしこジャパン〜世界に羽ばたいた女子スポーツ〜

放送日 2019年3月17日(日) 13:50~15:00
放送局 NHK総合大阪

番組概要

オープニング (その他)
13:50~

オープニング映像。

シリーズ平成 なでしこジャパン ~世界に羽ばたいた女子スポーツ~ (バラエティ/情報)
13:51~

今回のテーマはなでしこジャパン。川上直子氏は女子サッカーにとって平成は、山あり谷ありであったと語った。山本浩氏はワールドカップ優勝について一言でいうと驚き、勝ち取った世界チャンピオンに体が震えるほど驚いたと語った。

女子サッカーW杯でアメリカに先制されたなでしこJAPANはボランチを阪口夢穂選手のみにして澤穂希選手をその前に配置。するとそこから日本の波状攻撃が始まり、後半終了間際に宮間あや選手の同点ゴールが生まれた。

フランクフルトで行われたFIFA女子ワールドカップ決勝。幾度となく自陣を強襲するアメリカの猛攻を宮間あや選手と岩清水梓選手、ベンチから見ていた山郷のぞみ選手が振り返った。

アメリカ代表のワンバク選手は決勝を振り返り、「前半の途中までは圧倒的なボール支配率で日本よりも優位だった」と語る。「サッカーは心理戦。相手を圧倒すればゴールまでさほど時間はかからない」とも語った。

攻撃の基点となる澤穂希選手は守備に追われ、防戦一方のなでしこJAPANには次第に焦りの色が見え始めてきた。そこで佐々木則夫監督はボールをDFラインでつなぐことを指示。海堀あゆみ選手はプレーに間を持たせるようDFラインにボールを預け、ここから徐々になでしこJAPANは落ち着いたプレーを見せ始めた。

なでしこJAPANは最終ラインでのボール回しを続け、会場からは「早く攻めろ!」とブーイングも飛び出した。それでも彼女たちは動じず、宮間あや選手はこの状況に手応えを感じるようになった。

前半20分あたりまで優勢だったアメリカに前半20分あたりから互角の勝負を挑み始めた日本。前半を0-0で折り返し、ワンバク選手は悔しさを滲ませていた。

前半が終わり、苛立つアメリカの選手とは対照的に、冷静にロッカールームへと戻るなでしこJAPAN。グループリーグのイングランド戦で負けたことからミーティングにミーティングを重ね、精神的な強さを身につけていた。

本来のペースを取り戻したなでしこJAPANだが、アメリカは日本がボールを回すのを逆に利用するため、抜群のスピードを誇るモーガン選手を投入。これが機能し、後半24分にカウンターからそのモーガン選手に先制点を許してしまう。

カウンターから中央を突破されて先制点を許してしまったことで、なでしこJAPANの選手は動揺。しかしそんな選手達に「あきらめるな!行こう!」と鼓舞したのが澤穂希選手だった。

若干15歳で日本代表に選出され、女子日本代表の中心となった澤穂希選手。五輪出場を逃したことで世間からの関心が薄れた女子サッカーのため、単身渡米してサッカーの実力を磨いた。

なでしこJAPANの平均年齢は25歳で澤穂希選手より7つ下。澤選手について宮間あや選手や川澄奈穂美選手は、「自分に手を抜かない、存在そのものが私達にとって大きい」と信頼を寄せている。

なでしこJAPANがベスト4に進出した北京五輪。この大会で澤穂希選手から多大な影響を受けたのが宮間あや選手だった。苦しい戦いが続く中、澤選手から「苦しい時は私の背中を見なさい」と声をかけられた宮間選手は、どんな状況でも必死にボールに喰らいつくようになった。

しかし延長戦前半。アメリカは再び日本の一瞬の隙を突く。延長前半終了間際にワンバク選手のヘディングが日本のゴールネットを揺らしたのだった。

だがその失点でもなでしこJAPANの選手は誰もうつむいておらず、阪口夢穂選手は誰よりも激しく動き回っていた。この試合の5時間前、女子サッカーの苦難の歴史をビデオで観た選手達は、苦難と共にあった先輩達のために頑張ろうという思いを抱いていたためだった。

川澄奈穂美選手は自分を丸山桂里奈のポジションと替えて欲しいと監督に提案。運動量豊富な自分が中盤に下がることでアメリカの攻撃を喰い止める狙いで、監督はこれを了承。川澄の狙いは的中し、次々とチャンスが生まれるようになった。

延長後半終了間際のコーナーキック。ボールを蹴る前に澤穂希選手に宮間あや選手は「ニアに蹴る」と伝え、澤選手も「じゃあ私が一番に行く」と頷いた。その連携が土壇場での同点ゴールを生み出した。

起死回生の同点ゴールから得たPK戦での最終決着のチャンス。「この雰囲気を楽しもう」となでしこJAPANは笑顔さえ浮かべてPK戦へと臨んだ。海堀あゆみ選手は落ち着いて相手のシュートを防ぎ、日本は有利にPK戦を進め、そして優勝を決めた。

世界を制したなでしこJAPAN。澤穂希選手は「優勝したことでサッカーをやりたいっていう女の子も現れるようになった。サッカーをやってきて良かったと思えるし、夢は叶えるためにあるのかなって思いました」と語った。

女子サッカーの苦難は今も続いており、阪口選手は新潟市内の電子部品メーカーで働きながらプロ生活を続けている。不況のあおりで以前にいたチームが休部に追い込まれてしまったこともあった。

試合後、ワンバク選手は澤穂希選手を抱きしめ「おめでとう。あなたを誇りに思う」と称えた。澤選手は「1対1じゃアメリカには勝てない。でも力を合わせれば世界一になれる」と言ったという。

女子サッカーW杯決勝戦を、なでしこJAPANへのインタビューで振り返る。

スタジオではなでしこジャパンがワールドカップを優勝したことについて話題となった。川上直子氏は感動するの一言であると語った。また当時、アメリカに先制された時点で、やはりダメなのかなと思ったという。

スタジオでは女子サッカーについて話題となった。日本女子サッカーリーグが誕生したのが1989年で、当時はあまり注目されていなかったという。女子サッカーはシドニーオリンピック出場を逃してからは女子リーグの存続すら危ぶまれたという。

スタジオでは女子サッカーについて話題となった。2019年にはワールドカップのフランス大会が予定されており日本は出場権を獲得している。また女子日本代表の世界ランキングは8位となっている。

注目の女子スポーツについて話題となった。山本浩氏は注目している女子スポーツとしてソフトボールを挙げた。北京オリンピックで日本代表は決勝戦でアメリカと対戦し、金メダルを獲得している。川上直子氏は注目している女子スポーツとして卓球を挙げた。

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シドニーオリンピック
北京オリンピック
高倉麻子
上野由岐子
伊藤美誠
石川佳純
福原愛

エンディング (その他)
14:59~

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