目撃!にっぽん “遠すぎる”郷土〜北方領土 元島民の歳月〜

『目撃!にっぽん』(もくげき!にっぽん)は、2017年4月9日からNHK総合テレビジョンで放送されているドキュメンタリー番組。本項目では、前身番組として2010年4月3日から2017年4月1日まで放送された『目撃!日本列島』(もくげき!にっぽんれっとう)についても記載する。

出典:goo Wikipedia

放送日 2019年8月11日(日) 6:10~ 6:45
放送局 NHK総合大阪

番組概要

オープニング (その他)
06:10~

オープニング映像。

北海道で古林貞夫さん(80)が遠望するのは故郷の国後島で、元島民と共に返還を訴えてきた。ただ、北方領土問題の解決は難航を極め、子息との間にも溝を抱えてきた。

キーワード
北方領土
国後島

目撃!にっぽん (バラエティ/情報)
06:13~

古林貞夫さんの仕事場は根室半島の付け根にある湖で、1月には分厚い氷の下にいる魚を子息の克茂さんとともに捕まえていた。春には貝掘りと、通年を漁師として働いている。出身は国後島で、第二次世界大戦の末期、ソビエトが日ソ中立条約を破棄し、北方領土を占領した。古林さんは写真1枚持ち出せないまま、家族とともに故郷を去った。平成になって4度、国後島を訪れてきたが、生まれ育った集落はおろか、墓参すらできていない。同島ではロシア軍が駐留し、国境警備隊の施設もあるなど訪問には厳しい制限がある。

去年11月、日ロ首脳会談で領土問題に関わる交渉が進む可能性が浮上し、翌月、古林さんは北方領土の返還を訴える外交行進に初参加した。ただ、交渉の進展ははかばかしくなかった。古林さんは70年前、家族とともに根室にやってきた時に住んでいた土地に足を運んだ。父親が働いていた炭鉱を辞め、交通の便が悪い場所に移り住んだのはせめて故郷に近い場所でという想いがあったのかもしれないという。1956年、平和条約の締結後、歯舞群島と色丹島を引き渡すと明記した「日ソ共同宣言」が結ばれ、北方領土の返還に元住民たちは期待を膨らませた。だが、日米安全保障条約の改定にソ連は強く反発し、交渉は停滞。同年、父の益雄さんは漁の最中、命を落とした。享年50。

長男の克茂さん(52)は東京で暮らしていて、音響機器の設置やメンテナンスに携わる。ここ10年ほどは漁師を続ける貞夫さんのために仕事を調整し、根室に帰省している。2017年には国後島を家族で訪問したが、島で暮らしを築いているロシア人の姿を目の当たりにし、返還実現の難しさを痛感した。

貞夫さんは国後島の元島民などで作る団体の施設を訪い、根室の高校で美術部の部長を務める高岩凛さんと対面。絵を通して故郷を去った体験を伝えるべく、製作を依頼した。高岩さんは北方領土の島出身の祖母を持つだけに領土問題に関心を寄せてきた。そんな中、克茂さんが2ヵ月ほど仕事をあけ、根室に帰ってきた。貞夫さんが朝3時から漁をしていた日、日ロ首脳会談が行われていた。午後8時には就寝するが会談の結果をテレビで視聴。これまでの協議を再確認しただけだと捉えた貞夫さんは翌朝、家族3人を食卓で囲んだ。そこで、夏に計画されている国後島への墓参について切り出すと、克茂さんは「結局、自分ちの墓の近くまで行けないんだろ」、「他人の墓見ても」などと語ったが、貞夫さんは誘い続けた。

絵の依頼を引き受けていた高岩凛さんは貞夫さんから託された手記を確認しながら製作を進めていた。対談で印象的だったのは戦後の訪問事業で貞夫さんが国後島を訪問した時のことで、ロシア人は歓待してくれ、貞夫さんはたとえ故郷が返還されても現地のロシア人と共生する道もあると語った。そして、貞夫さんは今日も島が見える場所で漁を続ける。

キーワード
根室半島
国後島
北方領土
日ソ中立条約
日ロ首脳会談
根室(北海道)
古林益雄
日ソ共同宣言
歯舞群島
色丹島
日米安全保障条約
日露首脳会談

エンディング (その他)
06:43~

エンディング映像。

NHKオンデマンドで配信します。

キーワード
NHKオンデマンド

番組宣伝 (その他)
06:44~

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スポット

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