ごごナマ 助けて!きわめびと 「変わる!相続&習い事の新常識」

放送日 2019年3月22日(金) 13:05~13:55
放送局 NHK総合大阪

番組概要

オープニング (その他)
13:05~

オープニング映像。相続の新常識と習い事の新常識を紹介する。

相続の“新常識” (バラエティ/情報)
13:05~

今年、40年ぶりに相続法が変わり、女性とってメリットのある改正になっていている。たとえば家の相続では配偶者居住権で家を売られずに解決し、義理の親を介護した場合の相続では介護費用を請求できるようになる。相続の新しい常識を知って来るべき相続に備えませんか?

今日のきわめびとは相続が専門の税理士・今村仁さん。今村さんによると今年1月から来年4月にかけて40年ぶりの法改正が行われる。具体的には1月13日から遺言書の作成がワープロ打ちで書けるようになり、7月からは個人の預貯金を下ろしやすくなり、義理の親の介護費用を請求できるようになる。さらに来年4月から配偶者居住権が新設されるという。

相続と介護でよくある揉めるケースを紹介。10年間も嫁1人で介護していた義理の父親が亡くなったが、遺産の話し合いで義弟・義姉に「相続に関係ないから席を外してくれるか」と言われてしまった。街頭で調査してみると、多くの人たちは「希望としては欲しいが、法律的にはもらえないのではないか」と答えた。

相続と介護についてスタジオ解説。相続の極意は「“特別寄与料”を請求せよ!」。今村さんによると法改正前は法的には妻は相続できない。改正後も相続としては遺産をもらえないが、特別寄与料の請求ができるようになり介護への貢献分を金銭で請求できるようになるとのこと。今村さんはトラブルを避けるために義理の兄弟姉妹とコミュニケーションをしっかりとる、介護日記や業者とのメールなどの証拠を残しておくことなどが必要だと解説した。特別寄与料は今年の7月から請求できるようになるとのこと。

続いての相続の極意は「“配偶者居住権”でわが家を守る」。今村さんによると、夫に先立たれた妻が家を泣く泣く手放すケースが増えており、配偶者居住権を使うことで妻が家にずっと住むことができるという。あるケースでは、長年連れ添った夫が亡くなったが妻は住み慣れた家もあるし貯金もあるのでなんとか暮らしていけると考えていた。しかし息子と娘に家を法定相続で分けてほしいと言われ、家を売って現金化することになってしまった。実は子どもたちには借金や学費・家のローンなどの経済的な事情があり遺産をあてにしていたのだった。妻は1人暮らしをするために不動産をめぐるもなかなか貸してもらえず、知り合いもいない隣町に引っ越すことになってしまった。

配偶者居住権についてスタジオ解説。VTRのケースだと自宅が2000万円、貯金が1000万円。法改正前だと貯金は妻が500万円、子どもたちが250万円ずつ。自宅は売却して妻に1000万円、子どもたちが500万円ずつ。今村さんによると法改正後は、妻(夫)が自宅に住み続けられる権利である配偶者居住権によって、妻は1000万円の価値がある居住権を取得することができる。子どもたちは500万円の価値がある所有権を取得し、最終的には家を所有する権利を得る。相続人全員の了解があれば遺産の分け方は自由。居住権の価値は妻の年齢や家の築年数で変わる。また、配偶者居住権の成立要件は遺言を残す、遺産分割協議で「配偶者居住権を使う」と伝える。来年の4月から開始。

今村さんは相続について「そもそも揉めないことが大事。法定相続は目安に過ぎない。また亡くなる前にお父さんは家族に財産分けの方向性うぃ話しておくことが大切。特別寄与料や配偶者居住権は最後の砦で、使わない相続のほうが良い。」と話した。

極意のおさらい。「“特別寄与料”を請求せよ!」「“配偶者居住権”でわが家を守る」の2つ。

視聴者から特別寄与料の請求者の対象は嫁だけか?という質問が来た。今村仁は「親族が請求できるようなる」と話した。続いて配偶者居住権を使うと家の名義は誰のもの?という質問に「名義としては所有者の子供の名義になるが、住むための権利も登記される」と話した。最後は両親に借金があり相続放棄について教えてほしいという質問に「借金も相続されるのでプラスの財産と差し引いて考えるべき。相続放棄は相続があってから3ヶ月後が期限なので注意」と話した。

キーワード
相続法
配偶者居住権
相続
介護
特別寄与料
法定相続
相続放棄

習い事の“新常識” (バラエティ/情報)
13:31~

本日のテーマは子どもの習い事。先日、プロ棋士になることが発表された仲邑菫ちゃんは3歳から習い始めた囲碁で才能が開花した。教えてくれるのは”おおたとしまさ”さん、親の悩みに答えるアドバイスが評判をよんでいる。

何をどれだけ習うかで意見が割れているというのが母・大曽根貴子さんと長男・丈悠くん。丈悠くんは3歳になった頃からスイミングスクールに通い始め、週1回1時間で月謝は7000円。年長になると英会話スクールにも通っているが、丈悠くんはラグビーも習いたい様子。貴子さんはお金の時間ややりくりが難しいと感じており、水泳かラグビーのどちらかにするよう促したが丈悠くんは譲らない様子。

習い事の辞め時がわからないというのが母・貝野紗矢香さんと長男・稜馬くん。5歳からそろばん教室に通い、今では8桁計算もスラスラと解ける。6000円の月謝を払えば何日通っても良いため週6日通い詰めることもある。このほか水泳やピアノなどスケジュールがびっしり、両親は息子の頑張りを頼もしく感じているが卒業させるタイミングを見いだせずにいる。

おおたさんが紹介した2組の悩みについて解説。大曽根さんについては「最終的には水泳かラグビーのどちらかに選ぶことになるが、本人に選ばせてあげてほしい」とアドバイス。貝野さんに関しては「始める前に辞めどきを話し合っておくことが重要」とアドバイス。

習い事を選ぶ時の指標を紹介。「本気度(プロor趣味)」、「お金(上限額の目安)」、「時間の拘束」、「指導者の経歴」、「本人の性格」の5つ。

次のポイントは「自分の時代とは違うと心得よ」。2020年度から新しい学習指導要領になるため、それにより習い事にも変化が起こるとされる。習い事に敏感な親から注目されているのが、プログラミング教室。当初20人の生徒からスタートした教室は、現在首都圏12ヶ所に展開し生徒数は5年で30倍に増加。クラスは1回60分、パソコンを使って動くゲームやロボットを自分で作るという。この教室の目的はコンピュータのプログラミングを習得することではなく、論理的に考える力を伸ばすこと。

新学習指導要領では英語が教科になるため英会話もさらに人気が高まるとみられる。新学習指導要領全体に関わることとしては、「主体的・対話的な深い学び」を取り入れた授業をこれから増やしていく方針とのこと。

大阪で活動する民間の学校法人を取材。この4月から大阪市と組んで公立の中高一貫校を開設する。開校に先駆けて開催したオープンキャンパスでは、教育改革を意識した模擬授業を行ない反響を呼んだ。小野塚康之さんは新時代の模擬授業を体験。配布された6ピースのブロックを使って2分間でアヒルを作るという授業。思い思いに組み立てられたアヒルについて、なぜこの形にしたのかを周りの人に発表する。こうした授業を通し、正解がない中でも自分で考える力を育むという。次は将来の大学入試を想定した問題に挑戦。アメリカにあるパブリックアート、LOVEとHOPEの2つのモニュメントの間に新しい作品を作ることを頼まれたら何を作るか、考えて説明するというもの。 地球儀という解答の人や、小野塚さんの渋谷のスクランブル交差点という解答など、1つの問題に多様なアプローチがあった。これからは数学・理科・社会などの教科で区切れない、教科横断的な学びが行なわれるという。

習い事をする際には何故習うのかを突き止めることも大事だと言う。世界大会で銅メダルを獲得したこともある為末大さんは、水泳や陸上・空手など様々な習い事の中から母が陸上を自分で選ばせてくれたことを振り返っていて、自分が決めてやりたいことを保つことが最後まで学びになると述べていた。スポーツを通じて何を学ぶかが重要で、自身の付け方や学び方などはスポーツでなくても学ぶことができると話していた。

自分の好きな魚を仕事にしているさかなクンだが、子どものころから勉強そっちのけで魚の事ばかりだったといい、先生が勉強もして欲しいと母に言うと母はうちの子の個性は魚が好きなのでそれを応援したいと話していたことを振り返っていた。そして、さかなクンは唯一無二の存在になったが、自身も大好きな習い事に出会ったらそれが大好きだと周りに知らせることで応援しようという気持ちを大きくして欲しいと話していた。

おおたさんは習い事は早期職業訓練ではないので、夢中になって達成感を味わう・挫折を乗り越えていく体験を大事にして欲しいと話していた。

習い事の“新常識”のおさらいを紹介した。

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