NHKニュース おはよう日本 2018年1月20日放送回

放送日 2018年1月20日(土) 7:00~ 7:30
放送局 NHK総合大阪

番組概要

オープニング (その他)
07:00~

始まりの挨拶。

ニュース (ニュース)
07:00~

北朝鮮は来月9日開幕の平昌オリンピックに合わせ、サムジヨン管弦楽団140人余で構成の芸術団を韓国に派遣予定。公営会場設備など確認のために20日から2日間の日程で視察団を送ることできのう韓国側と合意。ところが昨夜10時頃、北朝鮮側から急遽視察団派遣中止をすると通知。初の視察団として派遣予定だった7人は「サムジヨン管弦楽団」のヒョン・ソンウォル団長が率いるとされていた。北朝鮮側は視察団派遣を一方的に中止した理由を明らかにせず。みずからに有料な条件を引き出す駆け引きの一環かとみられる。

北朝鮮・ピョンヤン郊外のミリム空港では多数の兵士と車両の行進の訓練とみられる動きが衛星写真で確認。北朝鮮友好国の大使館には来月8日に北朝鮮正規軍の創設70年を祝う式典への招待状が届く。韓国政府は平昌五輪開幕前日に北朝鮮が軍事パレードを行う可能性があるとして警戒・監視を強化しているものとしている。北朝鮮が軍事パレードを実施すれば去年4月以来となり、節目に合わせ軍の士気向上とアメリカへの対決姿勢をアピールする一方で五輪・パラ参加で南北の融和を演出させ、米韓同盟に揺さぶりもかけようとすることも予想される。

19日にアメリカ・ワシントンで演説をしたマティス国防長官。今回とりまとめた国防戦略に関して中国・ロシアとの軍事的な競合への対応に最優先で取り組む方針を鮮明化。アメリカ国防戦略は中国について経済力を使って周辺国を脅し、軍事力をてこにインド太平洋の秩序を自国に優位な形でつくりかえようとしていると非難。ロシアに対してもヨーロッパと中東の経済・安全保障の構図を都合よく変えようとしているとして両国を既存の国際秩序への脅威となる修正主義勢力と位置づけた。北朝鮮については核ミサイルや生物化学兵器を追求しており、イランとともにならず者政権だとし、地域や国際社会を不安定化させていると指摘。中国・ロシアの軍備増強・急速な科学技術発展で軍事面でのアメリカの優位が脅かされているとして、これの維持のために核兵器や宇宙・サイバー分野を中心に軍事力の近代化と増強を急ぐとしている。さらに同盟関係強化を挙げ、同盟国には互いの利益となる集団安全保障に寄与するよう公平な負担を期待するとして日本などの同盟国の役割を重視する姿勢を強調。

米・トランプ大統領は大統領就任から20日で1年に。その節目を前にきのうホワイトハウスで集会を開き、演説を行った。1年の業績を自画自賛したトランプ大統領。去年に就任したトランプ大統領はアメリカ第一主義を抱え、国内外に様々な波紋を呼んだ。一方で経済は絶好調。企業業績はよく、失業率も低下している。大幅な法人税の減税で企業への業績向上への期待感から株価は最高値を更新。国際通貨基金はことしのGDPの見通しを2%台後半まで大幅に上方修正する方針。その好調なアメリカ経済も保護主義的な政策が成長の足かせになると不安要素を抱えている。

アメリカの製造業もNAFTAの見直しに懸念を示している。エンジンの製造に欠かせないメキシコ製の部品。完全がかからないので低コストで仕入れることが出来る。エンジン事業のメリット部長は、エンジンの製造には650種類の部品が必要で、トランプ政権がいうようにアメリカ製の部品を増やせば製造コストが上昇する可能性がある。そうなると雇用の維持が難しくなりかねない。NAFTAのメリットを活かして、メキシコに進出した日本企業も影響が深刻になっている。先月から始めるはずだった第2工場の建設も見送った。

アメリカ経済の好調ぶりについて田中健太郎はトランプ大統領は確かに税制改正実現は評価できるが、トランプ大統領は自らの評価を強調しているが、実際にはそうとも言えない。アメリカ経済は10年前のリーマン・ショック後、オバマ前政権の財政出動や金融緩和により緩やかに成長。トランプ大統領はこの流れに上手く乗って経済の好調を維持してきたと言える、などと述べた。今カナダ・メキシコとの間で行っているNAFTA見直しについてはトランプ大統領は厳しい要求を突きつけていることから協議は難航。交渉の行方次第では好調なアメリカ経済に水を刺しかねない状況に。NAFTAはカナダ・アメリカ・メキシコ間で関税なしにする協定。日本含めて世界各国の企業がこのNAFTAの枠組みを活用。人件費など低いメキシコで工場を作り、関税ゼロで安く大きな市場であるアメリカへ輸出。トランプ政権はこのNAFTAに不満があり、田中健太郎は「トランプ大統領はメキシコに雇用を奪われたとしてお互いにとって利益がある公正な協定に見直すべきと主張。このために自動車分野では新たなルールとしてアメリカ製部品を50%以上使用しないと関税ゼロにしないと迫る。これにメキシコ・カナダは反発しているが、トランプ政権はこうした要求が通らなければNAFTAから離脱すると主張。こうした姿勢にはアメリカ国内からも慎重な対応を求める声が強まっている。さらに、メキシコ→アメリカへの輸出基地として活用している日本企業にも不安が広がっている」など述べた。

関税がかかることになるとアメリカの輸出産業もダメージを受ける。今まではアメリカ産のものをメキシコに輸出するとき関税がゼロだったが、かかることになると値段を上げざるを得ない。農業はNAFTAから離脱すれば、アメリカの農産物の競争力が失われると危惧している。今月の米国農業連合会の総会では参加者が「NAFTAを支持する」というバッジをつけNAFTAにとどまるように求めていた。アメリカの農業はNAFTAによって輸出を増やしてきた。特にメキシコへの輸出は多く、豚肉は最大、牛肉は2番めの輸出先。米国農業連合会のバンダーウォル副代表は、25年ぶりに大統領を総会に招くことに成功した。そこで大統領はNAFTAへの離脱には言及しなかったが、引き続き政権にNAFTAの重要性を訴えていくことにしている。

アメリカの重要な輸出産業である農業をトランプ大統領が見捨てることはない。トランプ政権は日米2国間の自由貿易協定の交渉をはじめるように要求し、農産物のさらなる自由化を迫る可能性もある。またトランプ政権は中国に対し、安い太陽光パネルや知的財産の侵害などめぐり、何らかの措置を発動するかどうか近く判断すると見られる。アメリカでは11月に議会の中間選挙が予定されており、それに勝利するために、各国との貿易不均等の是正に本腰を入れる見通し。こうした姿勢は各国との間で貿易摩擦を生みかねず、世界経済を腰折れさせるリスクもあることも注視する必要がある。

昨日行われた福島第一原発2号機の格納容器の内部調査で、「燃料デブリ」と見られる堆積物を確認した。2号機で確認されるのは初めて。東京電力はデブリの取り出し計画として、2019年に最初に取り出す号機や方法を決定、2021年に取り出し始めるとしている。どのように決めるかは、格納容器の損傷状況、デブリの位置や状態を確認する必要があるが、これまでは3号機でしかデブリと見られる塊は確認されていなかった。東京電力は取り出し方法として、格納容器の水位を低いまま空気中で取り出す「気中工法」を軸に進める方針だが、今回の調査結果を反映して具体的な取り出し方法を検討する。

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おはスポ (ニュース)
07:21~

大相撲一月場所6日目ではここまで5勝の鶴竜が琴奨菊に対して寄り切りで倒す。勝ちっ放しのひとり横綱はまだ半分も行っていないと気を引き締めた。初場所は鶴竜とともに関脇の御嶽海と平幕の栃ノ心、朝乃山が初日から6連勝。

スキージャンプ女子W杯蔵王大会では今季W杯で優勝がない高梨沙羅選手は1回目のジャンプは93m50で3位。2回目のジャンプでは93m。飛距離を伸ばせず高梨は4位だった。また、「ジャンプ女子 W杯 蔵王大会」がBS1で午後4時50分から放送予定。

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気象情報 (ニュース)
07:24~

全国の気象情報。

気象庁のデータを天気予報だけでなく生活にも役立てようと、その案を出すコンテストがきのう東京・港区で開催され、南利幸も参加。参加者は学生・気象予報士など40人余。8つのチームに分かれて意見を交わした後、それぞれのアイデアを発表。

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港区(東京)

経済情報 (ニュース)
07:29~

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