ガッテン! 「血圧・虫刺され・リハビリ 医療を変えたスゴイ人SP」

『ガッテン!』(GATTEN)は、NHK総合テレビが2016年4月13日より放送を開始した生活情報番組・科学番組である。毎週水曜日の19:30 - 20:15(JST)に放送される。

出典:goo Wikipedia

放送日 2019年5月22日(水) 19:30~20:42
放送局 NHK総合大阪

番組概要

オープニング (その他)
19:30~

オープニング映像。

血圧・虫刺され・リハビリ 医療を変えたスゴい人SP (バラエティ/情報)
19:31~

本日は72分の拡大版。ご紹介したい3人はそれぞれ皮膚炎、血圧、リハビリの専門。最初は皮膚科医の夏秋優さん。「虫と皮膚炎」という本を出版されている。やってきたのは沖縄市の皮膚科。診察中に先生が取り出したのはあの本。本には皮膚炎の原因となる代表的な虫が50種類以上写真付きで載っている。患者さんとどんな虫に刺されたのかを確認できて治療に役立つという。皮膚科医の平良清人さんは「無いときと比べたら200%活用してます」と話した。発行部数が1万部以上。秘密は書き上げた方法にある。

超簡単で驚くほど蚊に刺されにくくなる方法がある。それを発見したのは当時16歳の高校生、田上大喜くん。きっかけは小学生の頃なぜか妹だけが蚊に刺されてしまうこと。田上くんは蚊をたくさん入れた仕掛けの中に妹が身につけていたものを入れて蚊の動きを観察。汗のついたシャツや帽子を試したが反応なし。ところが妹のあるものを入れてみると蚊が大集合し交尾まで始めた。蚊が反応した妹の「あるモノ」とは?というクイズがゲストに出された。正解はくつ下。田上くんが注目したのは足の裏の細菌。妹と自分の足の裏から細菌を採取し調べると田上くんに比べ妹のほうが細菌の数ではなく種類が格段に多いことがわかった。そこで出かける前にアルコールを含んだティッシュで拭いて足裏を除菌すると刺された数が3分の1に激減した。おすすめの蚊対策は足裏を拭いて除菌することで効果は数時間続く。さらに虫よけスプレーの正しい使い方をご紹介。虫よけスプレーの多くは直接当たった場所以外にはほとんど効き目がない。おすすめはスプレーしたあとに手でまんべんなく塗ること。いま田上くんはアメリカのコロンビア大学で研究している。

壇蜜さんが伊丹市昆虫館に訪れた。夏秋優さんは兵庫医科大学の准教授を務める皮膚科の先生。壇蜜さんは虫が好きなんですよ、今はヤスデと話した。夏秋さんの研究を見せてもらった。自宅でも常に100匹以上の虫を飼っている。取り出したのはタカサゴキララマダニ。このマダニをなんと自分の腕に乗せて撮影。あの本に隠された驚きの秘密とは夏秋さんが自ら虫に刺されて研究結果を本にまとめたことだった。本には虫の体液がついた直後と24時間後の写真が載っている。本の140枚ほどは先生の皮膚で50種類以上の虫に刺されたという。

本を作るときに一番苦労したことは?というクイズが出されゲストが答えを予想した。正解はなかなか虫が刺してくれないこと。壇蜜さんが訪ねた日は刺してくれず後日再チャレンジ。この日用意したのはトコジラミ。トコジラミのご飯は人間の血で血を吸う時にかゆみの成分が体内に入り込む。夏秋さんの秘策はケースを使った閉じ込め作戦。待つこと10分、作戦失敗。続いて夜だよ~作戦。トコジラミが夜吸血をする生態を利用したもの。30分後、成功。血を吸った後は体が大きくなってた。こうした努力を30年積み重ねこの名著が誕生した。

スタジオに兵庫医科大学の夏秋優さんが登場。夏秋さんは体中刺されたわけじゃなくカメラの向けられる場所に刺していただきたい、症状を見るためには自分で刺されるのが一番よく分かる、かいたり薬を塗らず自然経過をひたすら見るなどと話した。トコジラミとネコノミに刺された写真を比較。とても似ているが原因の虫が違うため対策が変わる。トコジラミはベッドや家具、ネコノミはネコに原因。刺した虫が分かると再び刺されないための対策ができる。本に載っている写真の約7割は先生の皮膚だが生命の危険を伴うものがあるため絶対マネしない。

かいた刺激でよけいにかゆみが増す悪循環に陥ってしまう。夏秋さんのおすすめはかかずに冷やす。冷たさの刺激はかゆみの刺激より脳で優先的に処理されるためかゆみの感覚をにぶらせることができる。氷や保冷剤があればベストだが冷たい缶ジュースでもOK。ちなみに爪バッテンはNG。皮膚に傷がつきとばい菌が入って治りが悪くなる。

続いてのテーマは血圧。高血圧は動脈硬化、脳卒中、心筋梗塞の原因に。今回秘策を教えてくれるのは内科医の渡辺尚彦さん。渡辺さんも型破りで血圧に関する世界的な記録をお持ちです。血圧を測る仕組みは?というクイズが出された。スタジオで宮森右京が血圧を測り、いまの血圧測定の方法で間違っていたことは?というクイズが出された。正解は聴診器がない。カフを使って血液を一時的に止めて測定するのが血圧測定。圧をゆるめて血液が流れ始める瞬間の数値が上の数値、音がしなくなる瞬間が下の数値。スタジオで血圧計を紹介。120年ほど前のリバ・ロッチ型水銀血圧計、手動血圧計、腕時計型など。高血圧の基準は?自宅で測る場合と病院で測る場合とでは基準が違う。自宅で測る場合は上の血圧135mmHg以上、下の血圧85mmHg以上が高血圧。病院や健康診断の場合は緊張などで少し高めに出やすいので上が140mmHg以上、下が90mmHg以上で高血圧。血圧を下げるために大切なのが減塩と運動。血圧が下がる意外なことは?というクイズが出された。番組の国原ディレクターの普段の血圧はちょっと高めだがあることすると血圧が下がった。正解は飲酒。

自立神経と血圧には深い関係がある。緊張したりストレスがかかると自立神経からの指令で手足の血管が細くなり血圧が上がる。でもお酒を飲むとリラックスして締めつけがゆるくなり血管が広がり血圧が下がる。ただし飲酒で血圧が下がるのはあくまで一時的。習慣的な飲酒は高血圧の原因となる。ガッテンが過去にご紹介した対策から血圧を簡単に下げる方法をお伝えします。それはタオルを握るだけ。タオルを畳んで指がくっつかない程度の太さにして握る。2分握る→1分休む→2分握るを左右行う。2日に1回でOK。握る強さは2分間無理なく握り続けられるくらいの力。この対策を1か月続けると7人中6人の血圧が下がった。この対策はアメリカ心臓協会のおすすめ対策。体調などが原因で運動ができない人でも手軽にできる方法として薦められている。

内科医の渡辺尚彦さんは血圧に関するあることでギネス世界記録に申請をしたがギネス側からそういうジャンルはないと言われたという。渡辺さんが続けている世界的な記録とは?正解は24時間血圧計で血圧を測り続けていること。渡辺さんは24時間血圧計をどれくらいの期間つけ続けている?というクイズ。正解は31年間。

東京女子医科大学元教授の渡辺尚彦さんがスタジオに登場。渡辺さんはたまたま学会がロンドンであり行き帰りにつけた、航空会社に交渉して30万円払って乗った、上司から言われて日本に帰ってからもやった、それをずっとやっていたらなかなか止まらなくなったと話した。初めて24時間血圧計をつけたのは富士登山。標高が高い場所で血圧がどう変わるかを調べた。結婚パーティーのときも夫婦で血圧計をつけてケーキ入刀。さらに出産前後の血圧を測ってもらったり患者さんにもすすめて17年間もつけ続けいている人もいる。友人の中村眞人医師は「初期の頃の24時間血圧計は重かった。腕を締め付けられると夜眠れなくなる。あまり長くやりたいとは誰も思わない」と話した。朝から晩まで測り続けたからわかった事実とは?夜間高血圧は夜間(就寝中)の平均血圧が上は120mmHg以上あるいは下が70mmHg以上。渡辺さんは日中の血圧が正常でも夜間高い人がいることを明らかにした。血圧がずっと高い状態だと動脈硬化を進めて脳卒中や心筋梗塞などの危険因子となるため早く見つけて治療することが大切。家庭では朝と寝る前に血圧を測る。朝は起床後1時間以内、排尿後、朝の服薬前、朝食前、座位1~2分安静後。早朝の血圧が135/85以上の日が続いたら夜間高血圧の可能性もあるので医師に相談。

血圧測定の習慣化を職場がリードする取り組みが始まっている。神戸市の企業では社員1300人が参加する血圧測定キャンペーンを開始。参加した梅本さんは毎日測るようになって初めて朝の血圧が高いことに気付き生活習慣を改めたという。一方、横須賀市役所では続けてもらうことを重視しよりシンプルな血圧測定キャンペーンを実施。1日1回朝の血圧測定。参加した河西さんは朝の血圧が高く好きな晩酌を半分に減らしたところ正常値に。渡辺先生が続けている24時間血圧計を試してみたいと思った方は東京都健康長寿医療センターでも積極的にすすめている。こちらの横尾さんは24時間血圧計で助けられた。貧血だったが24時間血圧計で測ると夜間や日中に血圧の乱高下が起きていることが判明し治療法を変えて症状が大きく改善した。24時価血圧計は夜間や早朝の隠れた高血圧などを見つけたいときなどに使われ保険の適用もある。興味のある方は内科や循環器内科にお問い合わせください。

続いてのテーマは脳卒中後のリハビリ。脳卒中で倒れる人は年間30万人。リハビリの世界に革命を起こしたのが理学療法士の吉尾雅春さん。4年前に脳出血で倒れた男性はリハビリを受けても自分の足で歩くのは難しいと思われた。ところがある方法を始めたら一人で歩く練習ができるようになった。こちらの74歳の男性はリハビリで大幅改善。3月初め、吉尾さんが働く大阪の病院を訪ねた。目標は誰もが自分の足で再び歩けるようになることです。吉尾さんが理学療法士の道を歩み始めたのは45年前。71歳の浜口雄司さんは2か月前脳卒中で倒れた。左半身に麻痺が残り動かすことができない。浜口さんのリハビリは歩きのチェックから。医師と相談して始めたのが今までの常識とは逆のリハビリ法。まずは1か月間試してみると浜口さんは左足が動くように。さらに入院以来初めて歩いて外へ。スタジオに吉尾雅春さんが登場。吉尾さんは麻痺側ではなくいい方のトレーニングをまずしっかりすると話した。リハビリでは健康な足を動かしていた。通常の歩行のリハビリでは麻痺している側が中心。吉尾さんは浜口さんの場合麻痺していない足を動かすことでリハビリの効果が高まると考えた。脳が損傷すると反対側が麻痺するが同じ側にも少し神経が伸びており微妙な影響が出る場合がある。

吉尾さんがリハビリを行う時に大切にしているのが脳画像を見ることという。従来医師だけが見てリハビリの支持を行うことがほとんどだったが吉尾さんは医学療法士も一緒に見てリハビリの方法を考えることができれば効果はより高まると考えた。脳画像を使うことでリハビリの幅はグンと広がったという。また吉尾さんの取り組みはいま全国に広がっている。来年の理学療法士を養成するカリキュラムに脳画像について学ぶ項目も追加されているという。

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キーワード
虫と皮膚炎 Dr.夏秋の臨床図鑑
沖縄市(沖縄)
夏秋優
旭川市(北海道)
コロンビア大学
タカサゴキララマダニ
トコジラミ
虫刺され
かゆみ
血圧
動脈硬化
脳卒中
心筋梗塞
東京女子医科大学
アメリカ心臓協会
柏市(千葉)
佐藤忠一さん
夜間高血圧
神戸市(兵庫)
リハビリ
千里リハビリテーション病院
千代田区(東京)
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20:41~

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