クローズアップ現代+ 「県民投票の舞台裏密着どうなる?辺野古問題▽沖縄の選択は」

『クローズアップ現代+』(クローズアップげんだいプラス、英語: Today's Close-up)は、1993年からNHKで放送されているニュース・報道番組。放送開始時の番組名は『クローズアップ現代』。火曜日 - 木曜日の放送でNHK総合テレビジョンとNHKワールドTVおよびNHKワールド・プレミアム(2008年9月29日放送分からノンスクランブル放送)で放送されている。略称は『クロ現』。

出典:goo Wikipedia

放送日 2019年2月25日(月) 22:00~22:25
放送局 NHK総合大阪

番組概要

辺野古沖埋め立て 県民投票の舞台裏 ~移設問題の行方は~ (バラエティ/情報)
22:00~

辺野古沖埋め立てを問う沖縄県民投票では、反対が7割を超えて賛成を大きく上回った。今回、沖縄が示した民意にどう向き合うべきか、また政府の対応はどういったものかなどの舞台裏に密着した。

投票日が迫った辺野古がある名護市では、20代の若者たちが県民投票の意味について話していた。その中で辺野古で生まれ育った新垣さんは、この問題にどう向き合うべきか悩んでいた。新垣さんは抗議の場にも足を運んだが、県民の対立に限界を感じ、問題に終止符を打つために反対から容認に転じたが依然葛藤していた。元山さんは基地問題についてもう1度考えるため、県民投票のきっかけとなる署名活動を行っていた。移設反対の議員が当選しても埋め立て工事が続く現状に、元山さんは埋め立てにテーマを絞って沖縄の意思を明確にすることが大事だと話す。

辺野古沖埋め立てを問う沖縄県民投票では、反対が賛成を上回った。今回、NHKの出口調査では、移設を進める政権与党の中でも反対に投票した人は少なくないことがわかった。その傾向が強かったのが、公明党支持者だった。連立政権をになってきた公明党は自民党と足並みを揃え、暮らしの充実を訴えていた。辺野古沖に絞って行われた今回の投票は「自主投票」とした。嘉手納基地近くに住む喜納さんは、基地負担が生じている事を踏まえて今回反対した。しかし、喜納さんは支持者の間で葛藤があると話す。

普天間基地を抱える宜野湾市の人々は、今回の県民投票で難しい選択を迫られていた。宜野湾市議会員の呉屋さんは、県民投票で賛成が反対を上回れば普天間基地の返還が遠のく事を懸念していた。宜野湾市民の間でも、県民投票では普天間基地返還への思いが反映させられないという懸念が広がり、県民投票を棄権する人も出てきた。先週には予定地の海底に存在する軟弱な地盤を改定するために、工期がさらに遅れる事が判明した。

県民投票の反対票は、過去最多の票を上回って37.65%だったので条例に基づいてアメリカ大使館の幹部に通知した。実際には投票率は52.48%で、玉城知事は県民の意志が表明されたと重く受け止めているという。辺野古埋め立ての賛成派と反対派の間では基地負担を軽減してほしいという思いが共通していた。

岩屋防衛相は移設問題について「抑止力をしっかり維持して沖縄に集中している基地負担を少しでも減らしていく。この責任を私共は果たしていかなければならない。工事については、続けさせていただきたい」などと述べた。

防衛省の幹部は「反対が想定よりも多かった」としており、反対の世論が高まれば工事に影響を与えかねないと懸念している。与党の関係者は「統一地方選や参院選に向けて野党が政府は沖縄の民意を無視との批判を強めている」としているが、全国的な世論の影響は限定的だとしている。また、辺野古沖埋め立てをする土地は軟弱地盤で、東京ドーム5個分の砂が必要で大規模な前例のない工事とみられている。

岩屋防衛相は軟弱地盤について「多少期間が延びたりはあるが、最小限にとどめるかたちで努力したい」などと述べた。

防衛省は辺野古移設について「深さ90mの工事は技術的に可能で、コストも検討しているが沖縄県の試算は高すぎる」と反論している。さらに防衛省は「地盤改良に設計を変更し、年内にも沖縄県に申請する方針を示している。県の承認が得られない場合は法廷闘争もやむなし」などとしている。政府関係者は「反対が多くとも、埋め立ての既成事実を着実に積み上げていくしか無い」としている。

NHKオンデマンド配信のテロップ。

クローズアップ現代+の次回予告。

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