放送日 | 2017年4月20日(木) 19:30~20:15 |
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放送局 | NHK総合大阪 |
オープニング映像。本日のテーマは津田梅子さんや与謝野晶子さんなど○子さん。
本日のテーマは○子さん。ゲストで子がつく名前の方や、有村架純も連続テレビ小説 ひよっこでこの付く名前を演じていることなどを話した。
ゲストらの子がつく名前エピソードを聞くと、黒沢は子がつくのが嫌でカズと話していたことや、小倉優子はりんごももか姫と言って子はつけていなかったことなどを話した。そもそも子が付く名前は年々減ってきていて2016年は子が付く名前の新生児は約3%ほどだという。ただ復活の兆しも見え、2016の名前人気ランキングの5位に莉子という名前がランクインした。
子が付く名前のイメージを該当調査。該当では古臭くダサいイメージと答える人がいる一方で、古く良き雰囲気など、特にキラキラネームの若い女性らにはいいイメージが聞かれた。命名研究家の牧野さんも名付け相談で子のつく名前が増えてきており、キラキラネーム流行の反動だと話した。
スタジオでもキラキラネームへの反動という説明に納得。有村が子のつく名前のイメージを聞かれると品があるイメージと答えていた。
子のつく名前の3大トリビアを紹介。「イケテル男のしるしだった」歴史を紹介。小野妹子のほか、孔子・孟子などを例に賢い男性の象徴だったと説明した。
続いて「“子”大好き天皇がいた!?」トリビアを紹介。嵯峨天皇が出した「子子子子子子子子子子子子」が「ねこの子、こねこ、ししの子、こしし」と読むことなどを伝えた。最期のトリビアは「100年前子のビッグバンが起きていた!」
子おじさんこと伊藤伸比古さんを紹介。伊藤さんは古今東西の子が付く名前を集めており、長者番付や選手目録なども子がついているか確認している。伊藤さんは3年間で4万5千人の子のつく名前をチェックしているという。そんな伊藤さんがスタジオに登場した。
子おじさんこと、伊藤さんが調べた子のつく名前の時代分布を紹介。終戦あたりがピークでそれを堺に前後で子のつく名前の割合が減っていることを、感情を込めて伊藤さんが紹介した。
子のつく名前のビッグバンのポイントは1900年頃。伊藤さんはその要因として明治のアイドルだと推理。浅草・凌雲閣でエレベータが壊れた際に企画された100人の美人総選挙で子のつく名前のモデルが15人いた。
もう一つの説は津田梅子さんや与謝野晶子さんなど、著名人が本名ではなくkの付く名前で活躍していたことを説明。「子」は女性が社会で輝くシンボルだと話した。
子が付く名前の全盛期をフカボリ!
メイプル超合金の二人が旅をしながら浅草ならではのあだ名を探す。老舗のせんべい屋さんや履物屋さんを周り、「兄ィ」や「しゃベチャ」、「スジオ」などのあだ名を紹介した。
VTRを見てしゃベチャと呼ばれていた男性が、演技がうまかったことなどを話した。
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子がつく名前ベストテンを紹介。昭和2年に最も多かった名前は和子。「昭和」の「和」と、「子供」の「子」をくっつけた名前。また、昭和11年に第9位となったのが悦子。冬季五輪に12歳で出場した稲田悦子が由来。さらに、昭和11年に第8位となったのが勝子。「欲しがりません 勝つまでは」という標語が由来。そして、昭和25年第8位が恵美子、第10位が由美子。「美」という文字を加えるのが流行となった。最後に、昭和34年第4位が美智子。美智子妃殿下が由来。
連続テレビ小説「ひよっこ」の脚本家岡田恵和は「タイトルは「ねこ」だった。本当は怠け者でねこみたいなキャラクターだった。その名残りがあるので「みねこ」という「猫」が入っている」と話した。他のキャラクターも登場人物の出身県に多い名字。ちなみに「おしん」はエジプトとジャマイカで流行したため「おしん」という名前がいる。
高度経済成長期に入り、子がつかない名前が登場した。東京オリンピックの時代にはカラーテレビが登場して、「明るく美しい映像美」が由来の「明美」が台頭した。またテレビはアイドル戦国時代で松田聖子や中森明菜など子がつかないアイドルが急増していたため、子をつける親が減ったとされている。
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