指原(さし)ペディア BLを検索せよ!

放送日 2016年6月12日(日) 0:50~ 1:19
放送局 NHK総合大阪

番組概要

オープニング (その他)
00:50~

今回の指原ペディアは、212億円もの経済効果を誇る「BL」を調査する。「BL」はBOYS LOVEの略語で、現在多くの女性たちを魅了している。漫画や小説などの新刊は続々と出版され、月に100種類以上も出ていることから、大型書店にはBLを専門的に取り扱ったコーナーまで作られている。またBLを扱った映画は14万人を動員し、興行収入2億円を達成した。そしてオタク女性が多く集まる池袋にはBLカフェも誕生、高校生に扮したイケメン店員たちのやりとりが来店者たちの目を楽しませている。

「影木栄貴 2011/KADOKAWA刊」「蔵王大志 2011/KADOKAWA刊」のテロップを表示した。

「スーパービーボーイズコミックス『できちゃった男子』御景椿」のテロップを表示した。

「中村明日美子/茜新社」のテロップを表示した。

「中村明日美子/茜新社・アニプレックス」のテロップを表示した。

矢野経済研究所が調査した去年の経済効果の試算を表示した。それによれば鉄道模型が92億円、プロレスが121億円だったのに対し、BLは2倍近い212億円となっている。

キーワード
BL
池袋(東京)
影木栄貴
蔵王大志
KADOKAWA
御景椿
中村明日美子
茜新社
アニプレックス
矢野経済研究所
鉄道模型
プロレス

BLを検索せよ! (バラエティ/情報)
00:53~

指原莉乃と漫画家・江川達也が「BL」について調査する。まず指原は、BL漫画のヒットの秘密を探るため、竹下登元首相の孫でDAIGOの姉としても知られるBL漫画家の影木栄貴さんを取材した。影木さんが原作を手がけた「LOVE STAGE!!」(作画:蔵王大志/KADOKAWA刊)は、小説やアニメなどのメディアミックスに加え、7つの言語で出版されている人気作だ。BL初心者向けに恋愛以外の要素を盛り込み、躍動感のあるコマでエンターテイメントを強調したことなどがヒットした理由だという。BLが人気を呼んでいる理由として、影木さんは「『癒やし』を求めているのではないか。少女漫画は女性にとってリアルすぎるときもある。登場人物が女性だと余計な心配をしてしまうが、BLならばファンタジーとして純粋に楽しめる」と分析した。

BLの最新トレンド「枯れ専」を紹介した。「枯れ専」とは好きな相手がおじさんの物語で、その一例として大御所小説家と若手編集者の恋を描く「けむにまかれて」(市ヶ谷茅 /KADOKAWA刊)を紹介した。藤田さんは枯れ専がヒットしたポイントとして「枯れ専は『男同士の恋愛』に『歳の差』という障害が加わる」と話した。これについて指原莉乃は「結構枯れているひとも好きなので、私は枯れているクズ男が好きなのかもしれないです」とコメント。

「男夫婦」とは男同士が男女の夫婦のように暮らすアットホーム系のBL。代表作の「できちゃった男子」は、ある日突然赤ん坊を預かることになったBLカップルが戸惑い悩みながらも子どもと共に成長していくハートウォーミング漫画。

BL研究家の溝口彰子がBL進化の歴史を解説。BLの発祥は70年代の少女漫画に遡る。この頃、萩尾望都の「ポーの一族」や竹宮恵子の「風と木の詩」など少年同士の愛を描いた少女漫画が描かれるようになり、専門の漫画誌「COMIC JUNE」が発刊されるにまで至った。

「パタリロ」はマリネラ王国の王子が数々の事件に巻き込まれていくドタバタギャグ漫画。男子の読者も多く、BLの要素が散りばめられていたため一般の人にBLが知られるキッカケとなった。作者の魔夜峰央はギャグ漫画にBLを取り入れた経緯について、女性がうまく描けなかったため男の子の体を持った女の子を描くという発想に至ったことなどを話した。当初はBLにギャグを入れることに不安を覚えたが、反響が大きくなるに連れ自分のやっていることは間違ってはいないと思えるようになったという。

90年代中期にボーイズラブ(BL)という言葉が誕生した。そして2000年代、中村明日美子の「同級生」シリーズが始まった。この作品は同性愛者であることの世間へのカミングアウトや結婚の約束など現実的な部分も描かれているという点で革新的な作品。

「ボコリ愛」とは殴り合って愛を伝える物語のこと。代表作の「ダブルミンツ」ではお互いに殴り殴られていた主人公2人のゆがんだ関係がやがて愛に変わっていく様が描かれている。

「LOVE STAGE!!」(原作:影木栄貴 作画:蔵王大志/KADOKAWA刊)を表示した。

BL漫画家・影木栄貴さんによれば、BLには禁止された「愛」や超えるべき「障害」など、「男同士ゆえの葛藤」が不可欠だという。

影木栄貴さんが、自身がBLにハマったきっかけを明かした。厳しい家庭環境で育った影木さんは、ある時期から祖父・竹下登元内閣総理大臣の部屋に忍び込んで週刊誌のグラビアなどを盗み読むようになった。また男性同士の恋愛に惹かれるようになったきっかけは漫画「キャプテン翼」で、主要メンバーがケガをするシーンを見て言い知れぬ興奮を覚えた。後日いとこが描いていたBLの同人誌を目にして、「本能のぶつけどころを見つけた」と感じ、以降BLの世界にのめり込むようになったという。

「遺言」「恋愛幸福論」など影木栄貴さんのBL作品5作の映像が流れた。

「匂い系」とは男同士の何気ない会話シーンからBLを妄想すること。野球を見ていてピッチャーとキャッチャーのやり取りにドキッとするなど。

影木さんは初めこそ人に隠れてBLの同人誌を描いていたが、大学生の頃からは自分で働いたお金で食べていけるようになった。影木さんはBLを描いて得られる収入について「そこそこ儲かる」と話し、また「コネだと言われることもあったが、もし本当にコネがあるなら自分は『ジャンプ』へ行く」とコメントした。

現役BL漫画編集者・藤田早紀さんがスタジオに登場した。BLにはまったのは中学生くらいのころで、現在「MAGAZINE BE×BOY」に入社して5年目だが、すでに数多くのBL作品を世に出している。藤田さんが最新トレンドの1つとして、「屑」(緒川千世)を例に上げつつ、どうしようもないクズが登場する「クズBL」を紹介すると、指原は「自分はどっちかというとクズ男が好き」と話した。

木原敏江の「摩利と新吾」は幼なじみの2人が高校生活を送る中で恋心を抱いていることに気づいてしまうというストーリー。ファンタジー色が強かったこれまでのBLと違い、2人の葛藤が身近なシチュエーションでリアルに描かれた。自身が同性愛者であることに悩んでいた溝口彰子は、この作品が出されたことによって救われたという。

溝口彰子は娯楽であり社会派でもあるBLは20世紀最大の発明だなどと話した。指原莉乃はどんどん進化していくBLに興味が出た、たくさん見たい、などと話した。江川達也はファンタジーでありながら現実的な部分についても描かれ始めているのはすごいと思ったなどと話した。

影木栄貴は指原莉乃に学ランを着た「BL版指原」のイラストをプレゼントした。

キーワード
影木栄貴
DAIGO
LOVE STAGE!!
枯れ専
できちゃった男子
萩尾望都
竹宮恵子
ポーの一族
風と木の詩
魔夜峰央
パタリロ!
同級生
蔵王大志
KADOKAWA
BL
ダブルミンツ
中村明日美子
茜新社
竹下登第74代内閣総理大臣
キャプテン翼
若林くん
岬くん
翼くん
運命にKISS
恋愛幸福論
御景椿
遺言
DEAR MYSELF
東京大学物語
WORLD’S END
BL進化論 ボーイズラブが社会を動かす
多摩美術大学
ジャンプ
COMIC JUNE
マガジン・マガジン
MAGAZINE BE×BOY
小学館
白泉社
緒川千世
けむにまかれて
市ヶ谷茅
摩利と新吾
木原敏江

スポット

この番組で紹介されたアイテムは登録されていません。
  1. 前回の放送
  2. 6月12日 放送
  3. 次回の放送