これでわかった!世界のいま ▽目指すは“大国復活”プーチン氏長期政権へ

放送日 2018年3月18日(日) 18:05~18:42
放送局 NHK総合大阪

番組概要

オープニング (その他)
18:05~

オープニングトーク。芳川隆一らは本日ロシアでの大統領選が行われていることを伝え、本日のゲスト紹介を行った。

メッセージは番組HP Twitter #世界のいま

ロシアのフィギュアスケート界で新しい世代のスターが現れている。一方政界ではウラジーミル・プーチン氏が事実上トップに君臨して18年。次期大統領就任も確実。プーチン氏を支えるものとは。

キーワード
大統領選挙
メドベージェワ選手
番組HP
ザギトワ選手
トルソワ選手
ウラジーミル・プーチン氏

1時間目 (バラエティ/情報)
18:07~

プーチン大統領は世界情勢に一定の影響力を持ち、他の国には気兼ねせず自分たちの利益を堂々と主張できる国や地域が複数存在する“多極世界”を目標としている。大国ロシアの復活というのは、こうした数ある“極”の一つにロシアを押し上げたいというイメージ。また、プーチン大統領は次の6年の任期を終える頃には70歳を超える。政権幹部や地方指導者の世代交代が進められていることから、次の世代に引き継ぐことも考え始めているのではないかとされている。さらに北方領土問題については、今のロシアが国民の愛国心を煽り続けてきた結果、日本に領土を返還することは難しくなったのではないかという指摘も生まれている。

プーチン大統領が再選すると24年間に渡りロシアを率いることになる。G7首脳在任期間で最も長いのがドイツのメルケル政権で12年。北村雄介デスクのスタジオ解説。本田望結はプーチン大統領について「フレンドリーなイメージ」と話した。プーチン氏の大きな目標は大国ロシアの復活。いまロシアは経済的にも外交的にも追い詰められている。他の先進国並みの生活水準を課題とし、選挙公約でも貧困層を半分に減らす、平均寿命を80歳に引き上げるを掲げる。ウクライナの戦闘などでロシアの安全を取り巻く環境は悪化し続けている。プーチン氏は2000年に初当選し、2008年に首相の座に退いた。ロシアは大統領が連続3期就任することを禁止している。首相の座でも実権を握りづつけていた。

プーチン氏の得票率は2000年が52パーセント、2004年が71パーセント、2012年が63パーセントだった。今回の選挙では70パーセントを目標としている。地方、軍人・公務員、中高年がプーチン氏の支持者層。

Mr.シップの解説。1991年ソ連崩壊。初代大統領のエリツィンは大急ぎで社会を変えようとした。国営企業の民営化、価格の自由化など。ところが物価が1年で26倍のハイパーインフレが国民の生活を直撃した。さらにエリツィンと議会が対立するなど大混乱に。エリツィン大統領に代わって現れたのが47歳のプーチン。大統領に就任すると財政を健全化し貧困率を下げるなどし、GDPを8倍に押し上げた。

北村雄介デスクのスタジオ解説。プーチン氏自身もソビエト崩壊は20世紀最大の悲劇だと語っている。1989年のベルリンの壁崩壊当時、プーチン氏はKGBのスパイとして東ドイツに赴任していた。市民がKGBの支部に押し寄せてきたという。プーチン氏は愛国心が人一倍強いため、国が崩壊する姿を目の当たりにしたことに衝撃を受けたと言われている。政治家としての資質はスパイ時代に磨かれたと言われている。プーチン氏はいくつもの顔を持つ男と言われている。「軍人・スパイ」としてテロリストはたとえ便所に逃げ込んでも見つけて始末すると述べる一面もある。「実務家」としてジャーナリスト相手に5時間近く話し続けたこともある。選挙のときは「田舎の男性」としてにこやかな笑顔を見せる。またスパイ仕込みの握手でプレッシャーを与えている。野党のナワリヌイ氏は圧力を受けて選挙に立候補できなかった。ナワリヌイ氏は若者に人気でプーチン政権のアキレス腱ともいえる。若者の支持を取り込もうと、支持集会ではメドベージェワ選手とザギトワ選手も招待され、YouTubeで人気ミュージシャンが「ベストフレンドプーチン」を歌っている。

今回の選挙の得票率の目標70パーセントはハードルが高いとされている。プーチン氏は様々な手を使いなりふり構わない手段をとっている。その姿勢が国際社会の不安を掻き立て摩擦を生むことも少なくない。元スパイの暗殺未遂事件でイギリス政府はロシア軍が開発した神経剤が使われたとしている。ロシアがアメリカ大統領選挙を妨害したロシア疑惑も世界に衝撃が広がった。ロシアは関与を否定しているが将来大規模なサイバー戦争に発展する危険性を秘めている。

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ザギトワ選手
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ロシア疑惑

2時間目 (バラエティ/情報)
18:31~

現在、3万7000人ほどの日本人が暮らすシンガポール。地盤が非常に安定しており、ほとんど地震が発生しないため、これまで地震についての訓練なども行われてこなかった。そんなシンガポールに、日本人の子どもたちに地震への備えを教えている学習塾があるという。

芳川隆一アナウンサーがシンガポールにある日本人向けの学習塾を取材した。塾には現地に暮らす4~18歳の約280人が通っており、国語や算数などの受験勉強に加えて、帰国した時のために「防災」について学ぶ機会を設けている。塾長の石川さんは宮城・多賀城市出身。震災当時は既にシンガポールに移り住んでいたものの、実家のすぐ近くまで津波が押し寄せた。シンガポールで災害をほとんど経験せず、いざという時の知識がない子供たちが日本に戻り地震に遭っても落ち着いて行動できるようにと、震災後は防災の指導時間を設けた。芳川アナは、日本で津波警報が出された時にアナウンサーとしてどのように伝えたかを子供たちに教えた。

石川さんは子供たちに「大切な人の笑顔を描く」という宿題を出した。絵を描くことで平穏な暮らしや身近な人の大切さを実感してほしいと考えたのだ。芳川アナは2歳の時からずっと海外で暮らしているという林侑人くんの家を訪問。侑人くんはお母さんの笑顔を描いていた。母・路子さんは子どもたちが塾で「防災」を学んでいることを知り、「そういう機会がまったくなかったことに気付かされた、親子ともにいい啓蒙(になっている)」と語った。スタジオでは本田望結が「笑顔というのが当たり前じゃないというのを改めて今実感した」とコメント。

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シンガポール
地震
防災
多賀城(宮城)
東日本大震災

エンディング (その他)
18:40~

米・カリフォルニア州の動物園「SAN DIEGO ZOO」を訪れた客が温室で飼育されている蝶と触れ合う様子を紹介した。

テロップ:メッセージは番組HP/Twitter#世界のいま

番組に初出演した本田望結は「改めて毎日が本当に幸せだなと感じました」などとコメントした。

テロップ:メッセージは番組HP/Twitter#世界のいま

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#世界のいま
カリフォルニア州(アメリカ)
SAN DIEGO ZOO

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