趣味どきっ! 国宝に会いに行くII 第6回「渡海文殊菩薩群像と阿弥陀三尊像」

放送日 2016年11月10日(木) 10:15~10:40
放送局 NHK総合大阪

番組概要

オープニング (その他)
10:15~

オープニング映像。

国宝に会いに行くII 橋本麻里と旅する日本美術ガイド (バラエティ/情報)
10:15~

東大寺南大門の金剛力士像の制作の指揮を取ったのは運慶。一方、騎獅文殊菩薩を作り上げた快慶。今日は快慶に迫る。

奈良県桜井市にマキタスポーツと橋本麻里が訪ねた。2人は前回東大寺の南大門金剛力士像を見ている。運慶と快慶は鎌倉時代に奈良で活躍した仏師集団慶派に所属し運慶は棟梁の息子で快慶はその弟子であった。桜井市にある安倍文殊院を訪れる。ここは安倍の文殊さんと呼ばれ文殊の知恵を授かろうと多くの受験生が合格祈願に訪れる。今回のキーワードは快慶のリアル。

奈良国立博物館のなら仏像館を訪れると阿弥陀如来立像は今までと違って服を着ておらず、岩田さんによると袈裟のような衣服を着るのであろうと思われると話した。耳の形を見ると全体を太いひもで枠取りをしていて、その中で分かれ方のカーブの角度が他の人とは違うためこの耳を見れば快慶だとわかるようになっている。また手のひらにある線にはお経に書かれていない部分の工夫が施されており、作品の年代がわかるようになっている。また光台院の阿弥陀如来立像を紹介し、日本人の心の琴線に触れる美を作り上げたのは快慶という言い方ができるかもしれないと話した。

快慶作の国宝の仏像騎獅文殊菩薩像。高さ7メートルを超える大作でご本尊となっている。獅子の上の文殊に鎮座し細部に繊細な装飾が施されている。特別に近付いて見せてもらう。近くによっても美しいとコメントした。獅子の上の文殊菩薩は片足を立てた半跏趺坐の姿勢で動きが現れるような姿勢になっている。金泥という手法で柔らかな雰囲気を表現している。周りに4人の家来を連れていて全体を渡海文殊と表現し、その全体も渡海文殊菩薩群像として国宝に認定されている。優填王像は古代インドの王様。善財童子像は愛らしい表情をしている。渡海文殊菩薩群像は文殊菩薩が4人の家来を引き連れて海を渡り日本へ教えを説きに来た姿と考えられている。善財童子は菩薩に呼ばれて振り返る瞬間など動の一瞬を捉えた姿をしているという。

快慶は重源に心を寄せており、重源は南都焼討によって焼失した東大寺の再建を行うなど力を持った僧侶だった。快慶は重源から新たな名を授かり、自ら作った仏像にはその名を記した。その後も二人は傑作を生み出していく。

兵庫・小野市の浄土寺は創建当時の国宝・浄土堂があり、快慶はここに像を造立した。広々とした朱塗りの堂内に阿弥陀三尊像が置かれており、脇には勢至菩薩・観音菩薩が控えていた。阿弥陀三尊像が乗る雲座は空から舞い降りた瞬間を思わせ、西日が差し込むと逆光の中で浮かび上がった。

橋本麻里は体験としての参拝を豊かにしてくれたりととても面白い仏師で興味が湧いたと話した。

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エンディング (その他)
10:38~

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