趣味どきっ! 美しい文字で 心をつかめ! 第七回「“濃淡”で文字力アップ」

放送日 2015年7月16日(木) 10:20~10:45
放送局 NHK総合大阪

番組概要

オープニング (その他)
10:20~

オープニング映像。(テーマ音楽:葉加瀬太郎)

キーワード
葉加瀬太郎

美しい文字で 心をつかめ! 第七回「“濃淡”で文字力アップ」 (バラエティ/情報)
10:20~

奈良県にある墨の工場で、墨の作り方を見学した。溶かした膠に煤を入れて練り上げ、墨職人が足と手でさらに練り込んでから型に入れて成形する。こうして出来た柔らかい墨を、3ヶ月から8ヶ月かけて乾かすと完成する。煤の種類や量、それにその日の天候によっても出来上がる墨の濃さやにじみ具合が左右されるという。

今回はタレントの優木まおみが、冠婚葬祭だけでなくビジネスなどあらゆる分野で必要な「文字」を習う。講師は書家の川尾朋子先生。

今回は「”濃淡”で文字力アップ」をテーマに、淡墨を使って書く文字の魅力に迫る。

淡墨で書いた文字の特徴として、“にじみ”と”線の重なりが立体的”の2点を紹介した。

淡墨の作り方を紹介した。墨は粘り気が出るまで摺り、料理用の大さじ2杯分(約15ml)の水を加える。その後は筆で優しく混ぜながら、岡から海に墨を流してゆく。出来上がった墨で試し書きをし、濃いようなら水を足す。この工程を繰り返し、好みの濃さになったら完成だ。水が溢れそうになった場合はほかの容器に移し替えることも必要。川尾先生は「季節や墨の具合によって色が変化するため、水の分量が同じなら必ず同じ色合いになるわけではない」と説明した。今回は水を10杯足した場合の墨を使って「波」という文字を書いてゆく。

淡墨で美しい文字を書くためのポイントを伝えた。立体的な線の重なりを表現するには、次の画を書く前に一呼吸置いて、線のにじむ時間を作ってあげるのがポイント。

墨の”かすれ”を活かして書いた「波」を紹介した。”かすれ”を表現するには、筆の穂先を硯の墨でこすり、墨液を減らしてから半紙に8本線を引き、少しだけ穂先を整えてから文字を書き始める。ポイントは、収筆で穂先を揃え送筆で筆圧を保つこと。川尾先生は「こすったように書いたりとか、雑に描いてこすれを出すのではなく、毛先を整えながら書いていくことが大切」とアドバイスした。

"しぶき"を活かしたテクニックを伝えた。ポイントは半紙の上に垂直に筆を突き立てること。”しぶき”のテクニックに挑戦する際には、墨が飛び散るおそれがあるので、墨がついてもいい敷物を敷き、汚れてもいい服装を着る。筆は叩きつけるため傷んでもいい筆を使うと良い。

後始末の方法を伝えた。筆は穂首の根本までほぐしながらしっかりと墨を洗い落とし、墨が落ちたら指で軽く水気をとり穂先を整えてから、吊るすか寝かせるかして陰干しにする。硯はスポンジや古い歯ブラシを使って隅々までを洗ってから陰干しにする。墨はカビやひび割れを防ぐため、水気はきちんととることが大切だ。

キーワード
美文字
冠婚葬祭
美しい文字
奈良県
収筆
送筆

エンディング (その他)
10:42~

エンディング映像。

番組ホームページのURLを表示。

番組テキストの案内。NHK出版の問い合わせ用電話番号、電子版の購入用サイトをあわせて案内した。

美しい文字で 心をつかめ!第八回は「”わたしらしさ”を文字力で」。

今回書いた字とテクニックをおさらいした。

キーワード
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