北海道スペシャル ドラマ“農業女子 はらぺ娘(こ)”のモデルたち

『北海道スペシャル』(ほっかいどうスペシャル)は、北海道内のNHK総合テレビジョンで放送されているNHK札幌放送局制作の地域情報番組である。

出典:goo Wikipedia

放送日 2015年12月16日(水) 14:05~14:50
放送局 NHK総合大阪

番組概要

オープニング (その他)
14:05~

今夜放送予定の「北海道発地域ドラマ 農業女子 はらぺ娘」を特集。いま北海道では農業を真剣に志す女性が増えている。今回のドラマのタイトル「はらぺ娘」も実際に道内で結成されたグループの名前。今回は農業女子たちの奮闘に迫る。

キーワード
前田亜季
芹那
バービー
はらぺ娘

北海道スペシャル (バラエティ/情報)
14:08~

北海道発地域ドラマ 農業女子 はらぺ娘の番組宣伝。

9月2日、上富良野町でドラマの撮影が行われた。富良野メロンの差し入れをしてくれたのは、ロケ地の直売所の主・安丸千加さん。安丸さんはドラマのモデルとなった農業女子のグループ「はらぺ娘」のリーダー。安丸さんは祖父の代に始めたメロン農家の長女。朝6時にはハウスに向かい、温度調節をする。メロンのハウスは全部で16棟あり、わずか1、2℃の差で味に大きな違いが出る。メロンの作業の合間を縫ってミニキュウリなど50種類の野菜を育てていて、ドラマの撮影で借りた直売所でその野菜を販売している。常連客もいて、地元の人に大人気である。

「はらぺ娘」メンバーの体験を紹介。安丸千加さんは北海道立農業大学校で農業を学び富良野に戻ったが、女性が農場経営者となることについて周囲からの目は冷ややかだったという。北海道の農業は規模が大きく、大型機械の操作など危険を伴う作業が多いことから男性が主役となってきたという。転機は直売所を開くよう進められたこと。

安丸千加さんは直売所を開くようになり、様々な変わり野菜を研究。品種を勉強して調理方法などを調べ上げ、自信につなげたという。「はらぺ娘」の結成は2013年。同様の境遇を持つ北海道内の女性農業後継者に呼びかけてネットワークを作った。

「はらぺ娘」メンバーの活動を紹介。金子睦(むつみ)さんは釧路市阿寒町で酪農を営み、料理に牛乳を使った「ミルク八宝菜」などを地元の保育園に提案した。泉澤碧(みどり)さんは新冠町のピーマン農家、女性農業委員として全国最年少で選ばれた。野菜ソムリエや介護ヘルパー1級などの資格を持ち、産直市での人気ぶりなどが評価されたという。

いま農業を営む女性のグループが道内各地で続々と誕生している。インターネットなどが普及し、遠く離れていても悩みや情報を気軽にやり取りできるようになったためである。上富良野町の農園で、食育イベントが開かれた。このイベントを企画したひとり・四釜啓美さんは、親の後を継いで5年前から経営者として農園を切り盛りしている。イベントでは、ミニトマトの収穫を体験。四釜さんはミニトマトだけでも11種類を栽培している。四釜さんは、柔軟な発想で新しいことに次々挑戦するスゴ腕農業女子。農繁期には10人以上のスタッフを雇い入れ、四釜さんはスタッフからの信頼も厚い。

続いて、農業女子の悩みという「お婿さん探し」の実態を取材。結婚式の衣装合わせを行う高木亜里彩さんを取材、3歳年下の夫とは結婚後ともに農場で働くという。結婚までは長い道のりだったと答えた。2人の姉が結婚で家を出てしまい、両親と3人で上士幌町の牧場を切り盛りしている。男性との出会いがなく、会う人はみな跡取り息子で恋愛ができなかったと答えた。農業女子には結婚相談員や交流会といった仕組みもなく、パートナーを自分で見つけているという実態もある。

酪農家の角倉円佳さんはあえて変わったやり方に挑む、いま注目の農業女子。広尾町にある牧場「マドリン」の角倉さんは酪農家の次女として産まれ8年前に自ら経営をしたいと独立して牧場を立ち上げた。現在全部で79頭の牛を飼育していてほとんとがこの牧場で生ませて育てた牛たちだという。ちょっと古めかしい牛舎は設備投資の費用を抑えるため離農した酪農家の牛舎を月5万円で借りていて、毎日の作業は独立以来ほとんど一人で行っている。角倉さんのモットーはとことん牛と接することで1頭1頭の個性までも把握したいと考えているという。エサの配合や量を牛の調子によって調整し、出産間近の牛にはカルシウムを細かく調整している。

高木亜里彩さんはお婿さん探しにも「はらぺ娘」を活用。「はらぺ娘」ではクリスマスパーティーを企画し、農業に興味のある男性を募った。高木亜里彩さんは酪農家の次男である洋樹さんと出会い、牛の話などで盛り上がり意気投合したという。2人は11月3日に無事結婚した。

四釜さんの父・芳之さんは元々、四釜さんに農園を継がせることに難色を示していた。典型的な大規模農家で、トラクターの運転が苦手な娘が継いでも長続きしないのではと考えていたという。経営に乗り出した四釜さんは、最初は無我夢中だったが、続けるうちにチャレンジしてみたいことが見つかった。ミニトマトのほとんどは道外に出荷され、本州に出荷するには完熟の一歩手前で収穫しなければならず、野菜本来の美味しさを全部は引き出せていない。

農業女子「はらぺ娘」の活動を取材。帯広農業高校での交流会では、農業を目指す女子高校生に女性ならではの農業への取り組みなどを語った。

四釜さんは、畑で熟した一番美味しい野菜を食べてもらうことに挑み始めた。鮮度が命のミニトマトの栽培に特に力を入れた。そして、完熟・採れたてを食卓に届ける数々の作戦を打ち立てた。四釜さんが大事にしているのは、注文の数は少なくても、地元からのニーズに確実に応えること。ご近所のカフェでは、3年前から直接取引をしていて、四釜さんの完熟野菜を使った料理は店の看板料理になっている。さらに写真を撮ってSNSでの宣伝も行い、野菜の注文に結びつくこともあるという。札幌国際大学教授の飯田俊郎も四釜さんの写真と文章の大ファンだと話す。夕方、家族3人でトマトジュース作りをした。これなら、遠くは離れた場所の客にも一番美味しい瞬間を味わってもらえる。

酪農家の角倉円佳さんは牛の個性まで把握している。経営方針は着実に成果を上げ黒字経営が進んでいる。小規模で多くの手間をかける牧場経営は最近のトレンドとは異なっている。総務省統計局の一戸あたりの乳用牛飼頭数のグラフ映像。10年前カナダの牧場へ留学したとき、リエットさんは規模を最小限に抑え少ない牛を大切に育てることで着実に利益を出していた。角倉さんの心の支えは、同世代で農業関係の仕事についている女性たちの存在。今年角倉さんは今年人生のパートナーと結ばれた。夫は青森の酪農家の長男、北海道で一緒に酪農を始めることを決めた。

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エンディング (その他)
14:47~

エンディング映像。

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