認知症キャンペーン ともに新しい時代へ▽“脳若返り”の秘策!?おトナリさんとの認知症予防

放送日 2017年3月30日(木) 22:00~22:49
放送局 NHK総合大阪

番組概要

オープニング (その他)
22:00~

今回のテーマは認知症予防。地域のチカラがカギとなる。山陰の小さな町が認知症予防をリードしている。使用しているのはタッチパネルで早期発見がポイント。昔話に花を咲かせるのも防ぐひとつとなっている。認知症予防で町おこしの場所もある。さらに予防食品と最先端の研究にも密着。今、世界中で地域ぐるみでの対策が注目されている。今年4月には京都で認知症国際会議が開かれる予定で「認知症:ともに新しい時代へ」をテーマにしている。

キーワード
第32回国際アルツハイマー病協会国際会議
琴浦町(鳥取)
北名古屋市(愛知)
大付市(愛知)
七尾市(石川)
認知症

”脳若返り”の秘策!?おトナリさんとの認知症予防 (バラエティ/情報)
22:02~

小野文恵らが挨拶。今日のテーマは地域のおトナリさんで、地域ぐるみで行なうことで認知症予防の効果が出るという。東は母親が物忘れが多くなってきて、認知症との線引きも難しいと話した。松本は去年認知症キャンペーンをし、予防の運動を紹介すると話した。浦上氏は40代から予防を考え、認知症の原因物質のアミロイドβたんぱくは発症の2、30年前から溜まり始めると説明した。

鳥取・琴浦町では高齢化率が34%を超えている。町が無料で開放する認知症予防のための「ひらめきはつらつ教室」がある。認知症について学べるかるたや、タッチパネルを使い頭の健康チェックを実施している。数分で認知症予備軍の恐れがあるか判別できる。町では介護認定されていないお年寄り全員に検査を受けてもらうよう巡回し、2年に1度はチェックするのが目標で、これまで予備軍を1500人以上見つけてきた。

町が取り組みを始めたのは2004年で、認知症の介護に苦しむ町民からの切実な声がきっかけだったという。町は認知症を最重要課題とし対策委員会を設置し、浦上教授も加わった。町では早期発見で認知機能低下が疑われる人をフォローしている。週1回開かれる予防教室「はればれ」では、しりとりなど行っている。軽度認識障害の状態では運動・頭を刺激するなど認知機能を維持することも可能である。10年以上教室に通う91歳の女性は当初認知症予備軍だったが、認知機能は正常まで回復した。この教室に通うお年寄りの9割以上が3年後も認知症に移行していない。

町はサークル活動で対策もしている。町の12年前から高齢者を対象に行なう生活調査では友人がいる人で物忘れの症状があると答えた人はいない人に比べ半分程度だった。サークルは一人暮らしや、閉じこもりがちな人をメンバーに作る。週1回は趣味など通じ交流している。町ではサークルが90あり、高齢者の6人に1人が参加している。

栄養管理の対策も行い糖尿病から認知症など予防に努めている。今回の検査では塩分濃度が高い結果となり、その後は料理教室が開かれた。町では認知症予防に力を入れたことで介護保険の認定率にも変化が現れ、全国平均を下回っている。

東がタッチパネル式の検査を体験。浦上教授は自分でやることで専門職が大勢いなくても大勢に対応でき、ゲーム感覚でもできると話した。また他人に結果が分からなくもでき、受ける前に予防がしっかりできることも説明するという。

浦上氏は一人暮らしの方など外に出て話してもらうとし、小野は認知症予防のために彼氏を作ると話した。高橋は予防にしりとりしながら散歩すると聞いたときに結婚しなきゃと思ったと話した。

浦上氏は高血圧の方は脳を痛めやすく、糖尿病は認知症のリスクを高めるという。味覚が低下してくることもあり、塩分が濃くなる人もいるという。高橋は料理指導があるのはいいと話した。

愛知県北名古屋市の昭和日常博物館。訪れた年配の方々は展示されている昔の品々を見て思い出話に花を咲かせる。昔の記憶を呼び覚まし脳を刺激する回想法という認知症予防がある。

国立長寿医療研究センターの遠藤医師はお年寄りが昔の話をするときは脳の血流が活発になると解説した。回想法を広めるために北名古屋市は「いきいき隊」を結成。地域の公民館などに出向き回想法を教える団体である。参加者は「外に出るようになった」「良いサークルに入った」と語った。

スタジオには回想法に使われる昔懐かしいアイテムが登場。噴霧器やお手玉などで出演者らが盛り上がった。浦上克哉は、認知症の人が話しやすい昔の話を楽しく話すことに効果があると解説した。東が子どものときに出演した番組が紹介されると、父への作文を読ませてもらえなかったことを明かした。NHKでは回想法に使えるアーカイブ映像をインターネット上で無料で公開している。

国立長寿医療研究センターの研究で運動をしながら計算などのトレーニングを行った場合認知症予防の効果が増大することがわかった。そこで愛知県大府市ではウォーキングコースの途中にコグニラダーというカラフルなはしごのゾーンを設置した。これは認知症予防運動プログラムで使うもの。

浦上克哉は運動で一番大事なのは続けることが大事なので仲間とやっていると声をかけあえるから良いと解説した。松本明子の指導で曜日引き算という認知症予防運動プログラムを行った。

石川県七尾市で行われているなかじまプロジェクト。高齢者の生活習慣と認知症の関係を研究する調査である。この調査によって運動や頭を使うトレーニングが記憶力の向上に役立つことが統計学的に裏付けられた。そしてこの調査により緑茶を飲む人は認知機能が低下しにくいということが判明した。ポリフェノールが作用しており、レモンバームやローズマリーなどに含まれるロスマリン酸が予防効果が高いことがわかった。

浦上克哉はレモンバームに含まれているポリフェノールのロスマリン酸がアミロイドβたんぱくを溶かす効果があると解説した。高橋真麻は今回の番組を通して自分の住んでいる地域でどういう取り組みがなされているのかを調べて、お隣さんと一緒に参加したいなと思いましたと語った。この番組の第三回は4月26日に放送される。お悩みや体験 認知症キャンペーンHPへ。

キーワード
認知症
アミロイドβたんぱく
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琴浦町役場
軽度認識障害
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