スター☆ウーマン〜輝くアメリカ女性の仕事物語〜 軍事企業トップ ほか

放送日 2015年7月4日(土) 9:30~10:00
放送局 NHK総合大阪

番組概要

オープニング (その他)
09:30~

今日はアメリカ社会で活躍する2人に話を伺う。映画芸術科学アカデミー会長のシェリル・ブーン・アイザックスさんとロッキード・マーチンCEOのマリリン・ヒューソンさんになかなか聞けない本音を伺う。

キーワード
ヒラリー・クリントン
マリリン・ヒューソン
シェリル・ブーン・アイザックス

スター☆ウーマン〜輝くアメリカ女性の仕事物語〜 (バラエティ/情報)
09:32~

メリーランド州・ベセスダ、世界最大級の軍需企業「ロッキード・マーチン」の本拠地である。この会社のトップに2年前に就任したのが技術者として32年前に入社し、キャリアを積み上げてきたマリリン・ヒューソンさん。

アカデミー賞授賞式を運営するのは映画界から選抜されたおよそ7000人の会員で構成される映画芸術科学アカデミー。その会長に2年前に就任したシェリル・ブーン・アイザックスさんは多くのハリウッド映画の広告、宣伝の仕事に携わってきた。

会長選ばれたときの気持ちについて、シェリル・ブーン・アイザックスは「天にも昇るような気持ちだったわ。とても光栄に思います」などと話し、様々な職業に就いたことについて「自分が何をしたいのかわからなかった。どの仕事もキャリアとして続けていく気持ちにはなりませんでした。自分が心から好きなことは何なのか自分に問いかけたとき、大好きな映画を思ったのです」などと話し、成功の理由について「働く場所ではなく、自分のやりたいことができる役職が重要だった」などと話した。

女性や人種の壁について、シェリル・ブーン・アイザックスは「例えば、以前無視された自分の発言と全く同じことを男性が言い、みんなが斬新でいいアイデアだねなんて反応すると腹が立つわ。会議で私以外が全員白人だった時、白人でない私に出来るのかと疑っていた。悔しい感情を抑えるのではなく、悔しさをバネにする」などと話した。仕事と母親の両立について、シェリル・ブーン・アイザックスは「仕事を休むことは全く考えなかった。もしそうしていたら、映画制作に関われなくなって、そのうちイライラしてきたでしょうね」などと話した。

働き続ける意味について、シェリル・ブーン・アイザックスは「仕事は私を活き活きとさせる魔法の栄養剤ね。とても辞められないわ」、キャリアを選ぶアドバイスについて「自分が好きなことはだれでもいくつかはあると思います。まだどれがいいのか気づいていないのならば、しばらくは1つに絞らなくてもいいと思うわ。そのうちにどれか1つへの情熱が多くなるから、たとえお金にならなくてもしばらくは続けたほうがいいわ。だって何が起こるかわからないもの」、様々なキャリアを経験して得たことについて「どんな経験もムダにはなりません。どんなことも将来役に立ちます。たとえそれが惨めな経験でも、惨めな思いをしても、何が自分を惨めにさせるのか知ることができるわ」、「人生の壁にぶつかった時や何か邪魔なものが現れたとき、うまく避ける道を探します。いつも壁をぶち壊す必要はない」、映画界の将来については「女性や少数派の人種なども含まれていることもみんなが十分理解することが映画界を前に進めていくと考えています。映画は物語を伝えることです。それは人間愛溢れる様々な私達の姿を分かち合ってこそ、理解し合えるものだからです」などと話した。

日米で女性の働く環境の違いについて、佐久間は「アメリカは働くということが女性にとっては当たり前のこととして存在するが、現実社会になると子どものために休みをとることなどの現実的なハードルっていうのはまだまだ存在するんだなと感じています」などと話した。女性がどんなに頑張っても社会の高い地位までは上がれない、目にみえない限界はガラスの天井と言われています。イギリスの新聞が今年発表したガラスの天井指数によると、男女の待遇が全く平等であることを100とした場合、28カ国の平均は60.3、1位はフィンランドで80、日本は最下位から2番目の27.6、アメリカも平均を下回る58.2だった。

CEOに任命された時の気持ちについて、マリリン・ヒューソンは「仕事は知り尽くしていました。入社以来、20の異なる部署でリーダーを務め、転勤も8回経験しました。誰にでも初仕事の日はあります。高度な教育、働く意欲、柔軟な精神と積極的に新しいことを学ぼうという姿勢があれば、可能性が広がる。そうして経験が豊富であれば、過去にできたのだからこれもできると躊躇せず引き受けられるようになる。ですから、CEOに任命された時、CEOの経験はありませんでしたが、自分にはできると思いました。それまでの経験をいかして、目の前のチャンスを掴んだのです」、「自分の価値を高めて、それに忠実に一生懸命働いていたら何でもこなせる。常にその精神で物事にあたってきました。昇進の道を阻むのは他人でも競争でもない、自分自身です。毎日その日の仕事に全力で取り組んでいるかどうか、新しい任務や昇進などの機会が来た時のために十分な経験を積んで準備ができているかどうかということです。新しい経験をたくさんすることが自分を次のレベルに引き上げるのです。自分の安全圏から出ること、縮こまらず、できないなんて考えず、やるのよ、だってできるんですもの」などと話した。

女性がゆえの苦労について、マリリン・ヒューソンは「どうやったら仕事が成功するのかということだけを考えた。成功は男性、女性に関係なく、チームのそれぞれがもつ能力を出し合って成し遂げられます。それができた時、今日はいい一日だったと達成感を感じます。自分がチームの一員として仕事を成し遂げてるんだと思った。他の人と違うということは重要です。なぜなら、異なる才能が集まってチームで仕事をするから。大事なのは一体となること、全員で物事にあたることなのです」、メンターについては「私の可能性を早くから見出してくれた上司の存在があったことは幸運でした。先輩社員の経験を聞くことで、そこから学ぶことが多くあり、不安を消します。それによって、積極的に新しいことを学ぶ意欲が生まれます。これが私を昇進へと導いてくれました」などと話した。

家庭と仕事のバランスについて、マリリン・ヒューソンは「私は仕事と家庭を両立させるには、何事も家族全員で決めたほうが良いと考えています」、ガールズ・インクというプログラムについて「ガールズ・インクは9歳から12歳までの少女を対象に科学や技術に興味を持ってもらおうという取り組みです。会社で女性技術者と一緒に仕事を体験してもらいます。女性技術者が少女たちの模範的な存在になり、少女たちは自分たちの可能性に気づきます。彼女たちに航空宇宙産業や軍事産業でのキャリアの素晴らしさを紹介したいのです」などと話した。

キーワード
ロッキード・マーティン
映画芸術科学アカデミー
ビバリーヒルズ(アメリカ)
ガラスの天井
ニューヨーク(アメリカ)
ベセスダ(アメリカ)

エンディング (その他)
09:58~

佐久間裕美子は「特に印象に残っているのはお二人とも女性としての苦労はありながらも、女性であるということを意識せず、一人の人間としていかに全力を尽くせるか、ベストな環境を生み出すかだけを考えていたということです」などと話した。

キーワード
マリリン・ヒューソン
シェリル・ブーン・アイザックス

スポット

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