国会中継 国会中継「参議院予算委員会質疑」 〜参議院第1委員会室から中継〜

国会中継(こっかいちゅうけい)は、日本の国会の会期期間中に随時放送される中継番組であり、現在では、通常はNHK(日本放送協会)の総合テレビとラジオ第1で「国会中継」のタイトルで放送されているテレビ番組・ラジオ番組と、株式会社ドワンゴのニコニコ生放送でNHKと同一タイトルでライブストリーミング配信しているインターネット番組を指す。ただし、過去にはNHK以外の放送局が委員会審議を中継した例もある。

出典:goo Wikipedia

放送日 2017年7月25日(火) 9:00~11:54
放送局 NHK総合大阪

番組概要

参議院予算委員会質疑 (ニュース)
09:00~

今日は安倍総理大臣と関係閣僚が出席して、安倍内閣の基本姿勢をテーマに集中審議が行われる。予算委員長は山本一太。質問者や参考人を紹介した。

自由民主党・こころ 青山繁晴による質問。青山議員は豪雨被害について一言述べ、気候変動による短期間大雨に対応するための治水対策や安倍政権の取り組みについて、石井啓一国交相、安倍首相に聞いた。石井大臣は水防災意識社会の再構築の取り組みを、ハード、ソフト一体になって取り組む事が重要、などと述べ具体策を説明した。

青山議員は加計学園 岡山理科大学獣医学部新設問題について、きのうの前川喜平前文科省事務次官の和泉洋人首相補佐官と面会した日時の証言に矛盾があると指摘。前川氏は獣医学部の件で和泉氏に初めて呼ばれたのは、9月9日の15時頃だったなどと説明した。

青山議員は「木曽功さんなどと会われた印象で、加計ありきという主張が作られたのでは?加計ありきする具体的な証拠があるのか?」と質問。前川氏は「私の印象では最初から加計ありきだった。8月26日に内閣官房参与で加計理事の木曽氏の訪問を受け、『今治の獣医学部の件をよろしく』と言われた」などと答弁したが、青山議員は「一度も加計という言葉は出てこない。前川氏の思い込みでは」と反論した。

青山議員は安倍首相が「特区に加計学園が申請されているのを、1月20日の特区諮問会議で知った」と答弁したことについて確認。安倍首相は「獣医学部新設の提案者は今治市であり、加計学園ではない」「加計理事長とは友人だが、立場を利用して何かを成し遂げようとしたことはない」などと説明した。青山議員は「なぜ1月20日に知ったことを話さなかったのか。今までの議論では無駄ではないか」などと追及した。

青山議員は、今治誘致に関して、7月10日に「狂牛病などの新しいリスクに備えるため、今治に獣医学部新設を考えたが、加計だけが応じてくれた」などと答弁していた加戸守行前愛媛県知事に、その内容を再確認。加戸氏は「自分は問題に取り組んだ当事者であり、安倍首相にあらぬ濡衣がかけられているのを、何とか晴らすお役に立てれば」などと述べ、経緯を説明した。

青山議員は加戸氏から明らかにされた経緯についての感想を安倍首相に聞いた。安倍首相は「昭和41年を最後に獣医学部は新設されていない。狂牛病などの問題に対応するため、公務員獣医師の確保は喫緊の課題。時代のニーズに合わせて規制を改革することは、歪んだ行政を正すことだと思う」などと答弁した。

青山議員は、7月10日の証人喚問で加戸氏がいなかったように報じられた事をどう思うか?と質問。加戸氏は「報道しない自由があることに関しても、有力な手段。マスコミに謙虚に受け止めてもらうしかない。敢えて言うなら、あるテレビ局の報道で、安倍首相に対して名誉毀損になりかねない前川氏の発言がカットされた部分がある。安倍首相が窮地に立っている時に、庇護しないと気がすまない」などと述べ、思いを語った。

青山議員は加戸氏の答弁について、前川氏に話したいことがあるか聞いた。前川氏は「誤解だと思う。安倍総理の頼まれて発言したと言った覚えはない」などと反論した。

青山議員は、経緯の中で現れる内部文書が最初は見つからなかったといい、後で見つかったといい、国民に疑念を抱かせたことに問題があるとし、なぜそのようなことが起き、どう改善するのかと質問。松野博一文部科学大臣は、経緯について謝罪し、今後の文書作成・管理・改善などに取り組みたいと話した。また、安倍首相は今後さらなる透明性の向上に向けて国家戦略特区制度の運用強化を検討していきたいと話した。

青山議員は、稲田大臣の南スーダンPKOの日報問題について触れ、稲田大臣の責任に関する考えについて質問。稲田大臣は、当初から日報に関しては一貫して公表すべしという立場をとってきたと訴えた。

青山議員は拉致問題に対する政府全体の取り組みについて質問。安倍首相は、平素から様々な状況を想定して必要な準備を行っていると話し、あらゆる事態において拉致被害者の安全を確保することの重要性について説明した。また青山議員は、北朝鮮との交渉は外務省に任せるのではなく、政治家が行うべきだと訴え、安倍首相も、自分が先頭に立って解決に全力を尽くしたいと話した。

青山議員は日本の安全保障について言及。石井啓一国土交通大臣は、国境離島や防衛施設周辺における外国人の土地の取得に関して、国家安全保障に関わる重要な問題であると認識していると述べた。また、中島敏海上保安庁長官は、海上保安庁は尖閣諸島周辺海域の中国工船に対して領海に侵入しないよう警告するとともに、侵入した場合には退去要求を行い領海外へ退去させているところだと述べた。

蓮舫議員は安倍首相と稲田大臣に対し日報問題について追及、稲田大臣・安倍首相共に、特別防衛監察を行っているところだと述べたが、蓮舫議員は特別防衛監察ではなく、しっかりと第3者が大臣の関与も含めた調査をすべきだと話した。さらに稲田大臣の罷免を求めた蓮舫議員だが、安倍首相は大臣の責任において再発防止に務めてもらうとしてこれを認めなかった。

加計学園疑惑が晴れないとなぜ感じているのかと蓮舫代表は質問。説明が不十分だったと安倍総理は答えた。加計学園の規制緩和されることを1月に初めて知ったのは本当なのか?と蓮舫代表が質問。安倍総理は、今治市ということについては、それ以前から知っていたが、加計学園ということはそこで初めて知ったという。6月16日には、国会でなんと答えたか?と蓮舫代表が質問。安倍総理は、正確にいうと、今治市であることは、それ以前い知りうる立場にあったという。蓮舫代表は、1月ではないのではないかと強調。安倍総理は、申請を決定する時点で、諮問会議の議長として加計学園について承知したという。

民進党・新緑風会の櫻井充の質問。九州北部豪雨へ哀悼の意を示し、与野党を超えて復興へ協力していきたいと話した。仙台市長選で野党の統一候補が勝利したが、安倍内閣の支持率低下の影響があると思うかと問うた。安倍首相は、自民党が推した候補者が市民の皆様に受け入れられなかったということで結果を真摯に受け止めたいと答えた。櫻井氏はさらに、今回は自民党の支持層の6割程度しか固められなかったこと、無党派層のうち5割弱は自分たちが応援した候補者の方に投票したことを挙げて、今の総理に厳しい目が向けられているのではと追及した。安倍首相は国民からの厳しい目は自覚している、国民目線に立って丁寧に説明する努力を重ねていきたいと答えた。

つづいて、櫻井充氏の質問。安倍首相と蓮舫代表のやり取りを見ていたが、ここは我々だけに説明する場ではなく国民の皆さんに信頼してもらえる答弁をするべきだと述べた。その上で、加計学園の加計孝太郎氏が今治市に獣医学部を新設したいという事を2016年11月以前に首相は知っていたか、知っていたとしたらいつからかと訊ねた。櫻井氏の読み上げた閣議決定後の文書では、平成25年10月11日、平成26年5月19日、平成27年8月25日と記載されている。この内容と先程の首相の答弁に齟齬があると指摘した。安倍首相によると、今治市からの提案は平成19年の福田政権の時から行われており、第2次安倍内閣になってからも4度にわたり申請がなされている。提案について自身は知りうる立場であったことは認めたが、あくまで多数あるうちの1つであり、4度にわたる申請も却下されてきたので今治市の提案についても認識はしていなかったと主張。櫻井氏はそれは今の質問の答えになっていないと反論。昨日と今日でやり取りが違うと指摘され安倍首相は答弁書は事実について申し上げているもので閣議決定においては事実についてお答えにかえる場合もあるとした。最初の説明に候補となるため書かれていたがのちに鳩山政権時代に記載がなかったという。櫻井充は認めれば大変なことになるから認めないという。

櫻井充は岡山理科大学のオープンキャンパスについて話をした。ある教授は来年4月には必ず開学でき秋から学生を募集すると話していたという。設置審で認められていないのに言えるのはおかしいという。安倍首相は内容を承知していないため論評することは適切ではないという。これから認定されるものだと思っているとした。学生に資料を配っているという。加計学園で仮面浪人してできると宣伝しているという。今までの答弁は全くの虚偽だという櫻井充。松野は現在設置審で審議しており8月下旬にでるという。それについて文科相が判断するという。開学するということ、パンフレットを作っているのもおかしいという。今治市の職員が4月2日に首相官邸に行き獣医学部の新設の協議を行っていたという。誰とあったのかわからないとし総理に聞いた。安倍首相はこの日は今治市の職員とは会っていないとし、この時間は午後3時頃から河村建夫さんや下村大臣と話しをした。午後4時から定例の安全保障のブリーフをうけていたという。

櫻井充は柳瀬さんにいつ会ったかを訊かれ7~8年前だと答えた。宴席を一緒にしたと話す。今治市と会ったのが柳瀬さんだと言われているが事実かを聞いた。柳瀬は記憶では今治市とあったことはないとした。秘書官をしていた時は獣医学部新設をどうするか議論されておりどなたにお会いしても今治市がいいと申し上げることはないという。今治市の職員とは会っているのか訊かれ会っていないと答えた。和泉参考人も会っていないと話した。首相官邸で誰と会ったのかなぜアポが取れたのかを安倍首相に聞いた。安倍首相は誰と会ったのかは答弁の通り確認できなかったとしているという。今治市の市長に来てほしかったという櫻井充。

民進党 櫻井充議員の質問。今治市の資料に「内閣府として最速で平成30年4月の開学をめざしていることが伺える」とある。また市としての判断では「内閣府のスケジュール感に対応するため」とある。そこから「加計ありき」と迫る櫻井議員。安倍総理の答弁を求めたが山本大臣がでてきた。議会は紛糾。その後安倍総理が答弁。安倍総理は「文科省と協議して進めた」と答弁。その後また櫻井議員の質問。今治市の資料から「まだ加計学園ときまっていないはずの段階で工事の手続きが進んでいる」と指摘。山本大臣は「総理はそこまで細かいことは把握していない」と答弁。櫻井議員は「そんな小さなことというのは失礼」と憤りを見せた。

櫻井議員の質問続き。松野大臣が答弁。対して開学までのスケジュールでは平成30年4月開学と決まっていると櫻井議員が追及。この時点で加計ありきではと追及。また京都の大学の方はこういうスケジュールはつくられていないと指摘した、松野大臣の答弁。文科省は今治市と思ってスケジュールをつくっていたとのこと。櫻井議員は「加計ありきと思われても仕方ない」と指摘。また前川氏に質問をして、前川氏は「普通なら申請は門前払い」と答弁。また加計学園が事前に教員を集めていたことについて、「設置が決まるまでに教員を集めてよいのか」という質問には前川氏は「学園の負うリスク」と答弁した。安倍総理は「総理の意向」ということばについて「私から働きかけたことはない」と答弁。櫻井議員は「総理のご意向」という文書をみたことがあるかと質問し、総理は「ない」と答弁。首相官邸が関与するということが不自然とした。

公明党 河野義博議員の質問。総理から直接の指示と受けた人はいなかったことを指摘。一方、ないといったものがあったりといった後手の対応が問題があったと指摘。安倍総理は「至らない点があったことは率直に認める。厳しい国民の視線があることをふまえて丁寧な説明をする」と答弁。また河野議員は「獣医学部新設がなぜ必要かを総理の口から説明していただきたい」とし、安倍総理は「感染症の拡大、創薬の競争などで獣医の役割が拡大している。しかし規制があるため、改革の突破口を開く必要がある。創薬産業の活性化を図る」と答弁。また河野議員は愛媛県前知事に質問。元知事は「既得権益を守ろうとする力が強い。岩盤規制は世界の常識からハズレている」と答弁。また「教員の給料をあげたいという思いがあった」と語った。また文科省の中にもなわばりがあると答弁した。

その答弁は無理があると蓮舫代表がいう。加計学園が獣医学部を新設することは、すべて承知いたと安倍総理は答弁していると蓮舫代表はいう。国家戦略諮問会議で、決定する段階で、知ったのは確かだと安倍総理はいう。蓮舫代表は、急な質問ではなかったという。加計学園と今治市との混同があったと安倍総理がいう。加計学園が新設したいという思いは知っていたと答えていると蓮舫代表がいう。加計学園が新設することは、たしかに1月20日に知ったと安倍総理はいう。今治と知っていたが、加計学園が新設するとは知らなかったとのこと。与野党の理事が協議を行う。1月20日に知ったのは間違いだったと認めればいいだけだと蓮舫代表はいう。1月20日であることは間違いないと安倍総理がいう。国家戦略特区諮問会議で、わたしは、今治市であることを知った。しかし、そのときは、加計学園ということは知らなかったという。

20日ではないと蓮舫代表がいう。厳密さにかけたと総理がいう。加計学園が申請に出したのは1月10日だ、20日ではないと蓮舫代表はいう。その後のプロセスにおいては、事業主が誰であるかは知らなかった。20日に、事務方から説明を受けたと総理がいう。まさか今日で幕引きではないですよね?と蓮舫代表。求められれば丁寧に説明すると総理がいう。憲法53条で要求した場合には決定しなければならないと蓮舫代表。期日は指定されないが、招集を行うことを決めなければならないとあるが、いつになるのか? 安倍総理は、合理的な期間内で決めると安倍総理はいう。蓮舫代表は質問を終わりにした。

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