インタビュー ここから 「山本篤」

放送日 2019年8月21日(水) 13:30~13:53
放送局 NHK総合大阪

番組概要

オープニング (その他)
13:30~

パラリンピックの陸上競技に3大会連続で出場している義足アスリートのメダリスト、山本篤氏にインタビューを行う。義足をつけて初めて走った時の軽さ、そのスピード感、スポーツに向き合った心境などを語る。

キーワード
山本篤

インタビュー ここから (バラエティ/情報)
13:31~

狩野史長アナは大阪・熊取町にある大阪体育大学を訪れ、義足アスリートの山本篤氏と対面。日常用の義足は足の形をしているが、競技用はカーボン製で反発力を生み出せる。東京五輪では100m、走り高跳びの出場を目指している。

山本氏は小さい頃、野球や剣道など様々なスポーツをやっていて、小学校の卒業文集には夢はスポーツ選手になりたいと綴った。熱中したのは小学生から始めたスノーボードで、風を切る感じが楽しかったという。だが、高校時代にバイク事故を起こし、左足の太ももを切断した。山本氏は「痛みを我慢すれば治ると思っていたが、切断せざるを得なくなった。微睡んだことによる自損事故だったので致し方ないと受け入れられた」と振り返った。過去は変えられないと受け入れることができたのは、親の教育によるところが大きいという。事故後、懸命なリハビリを続けるもスノーボードで義足では納得のいく滑りはできなくなった。

山本氏は初めて出場した障害者の陸上競技大会が開かれた岡崎中央総合公園を約18年ぶりに再訪した。この大会で山本氏は競技用の義足と出会い、義肢装具士の品川充生氏は汗まみれになりながら走っていた姿が印象に残っているという。山本氏は競技用の義足を通して洗練されたデザインと軽さに惹かれた。その義足は予選を一緒に走った選手から借り受けたもので、決勝には装着して臨んだが派手に転倒。これまでにないスピードに足の回転がついていかず、努力すればもっと速く走れると体感できたという。

山本篤氏は競技用の義足を上手く使いこなせるように努力を重ね、タイムが向上するとパラリンピック出場も夢ではないと思えるようになった。だが、自己流では限界を感じ、大阪教育大学への進学を決意。スポーツ選手の体の動きを科学的に分析し、記録を向上するための練習法などを研究していた伊藤章氏との出会いを果たした。その後、2008年には北京パラリンピックの走り幅跳びで銀メダルを獲得。そして、競技用に特化した義足を改良。1つの義足では速く走る、遠くに飛ぶの両方を追い求める理想には限界があると、短距離用と走り幅跳び用を使い分けている。

2016年5月に行われた日本選手権で山本氏は走り幅跳びの世界記録を打ち立てた。リオデジャネイロオリンピックでは銀メダルに輝いた。東京五輪ではさらなる記録更新と子供とウイニングランしたいという山本氏は「陸上競技で一番楽しいのは過去の自分に勝つこと。老化していくなかでどこまで止めていられるのか勝負だと思う」と語った。

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リオデジャネイロオリンピック

エンディング (その他)
13:52~

エンディング映像。

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