インタビュー ここから 君原健二

放送日 2016年10月10日(月) 6:30~ 6:53
放送局 NHK総合大阪

番組概要

オープニング (その他)
06:30~

東京では50年前の1964年に東京五輪が開催。当時注目を浴びた君原健二さんと円谷幸吉さんは健闘を誓いあったライバル同士。五輪から半世紀あまり経過し、若くして逝去した友の墓参りをする君原さんの姿があった。君原さんは亡き友について「一緒にあの東京五輪を戦った戦友みたいな存在」などと語っている。75歳となった君原さんは現在でも市民ランナーとして走り続けている。番組では君原さんの亡き友・円谷さんと五輪への思いにせまった。

キーワード
君原健二さん
円谷幸吉さん
リオデジャネイロオリンピック
国立競技場
東京五輪
メキシコ五輪

インタビュー ここから 君原健二 (バラエティ/情報)
06:31~

東京五輪開催の1964年は日本が高度経済成長に沸いていた時期で、戦後復興を象徴するイベントとして開催。会場である国立競技場は2020年東京五輪に向けて建て替え工事が行われている。君原健二さんは当時の五輪の思い出などについて「国立競技場は私の青春として思い出の中に残っている」など述べた。君原さんは福岡県出身。幼少期は運動は得意ではなかったが、中学生時代に陸上競技に出会い頭角を現す。

64年東京五輪に出場した当時の君原健二さんは陸上競技においてメダル獲得の期待を一心に背負いながらも本来のペースを発揮できず8位となった。君原さんはこれについて「冷静に展開していたつもりだったが、リラックスできなかったのか後半は体が重くなっていた」「国民の皆さんに多くの励ましをもらったが、それが自身にとってプレッシャーだった」など述べた。一方で、円谷幸吉さんは快調な走りで日本人トップの2位。銅メダルを受け取り、一躍国民にとってのヒーローとなった。

プレッシャーに敗れた東京五輪にライバル・円谷幸吉さんの死を経験した君原健二さんはそれらの思いを胸にメキシコ五輪を目指した。円谷さんの死から9ヶ月後のメキシコ五輪について君原さんは「五輪のスタートラインに立った時、このレースに出たかったのは円谷さん。円谷さんのために走ろうという気持ちになった」などと述べた。

君原健二さんは4年後の東京五輪について「実際の東京に来て試合を観たい。」「円谷さんも観たかったと思う」などと述べた。

円谷幸吉さんについて君原さんは「東京五輪のあとすぐにメキシコ五輪のためトレーニングをしていた」ことなど語った。

円谷幸吉さんは64年の東京五輪閉幕後すぐにメキシコ五輪のためのトレーニングをしていたが、68年のメキシコ五輪を前に自殺。君原さんは毎年の福島・須賀川の円谷幸吉さんの墓参りを欠かさない。その時にお供え物としてビールを持参。君原さんは「五輪2ヶ月前に日本記録を円谷さんと作った。その時のお祝いをした嬉しい思い出が残っているので、墓参りの際は乾杯をさせてもらっている」などと述べた。

円谷幸吉さんの遺品を展示している「円谷幸吉メモリアルホール」には円谷さんの遺書が展示されていて、「父上様、母上様。幸吉はもうすっかり疲れきって走れません」などと綴られている。君原さんは遺書の内容などについて「ご家族宛ての遺書は家族らに対する感謝・お礼の言葉など綴られていたが、もう一方の遺書にはメキシコ五輪でメダルを獲得する約束を果たせなかった事を謝罪することなど綴られていた」「円谷さんがメキシコ五輪メダル獲得の期待がかけられていたことへの苦しみを知らなかったことは私もその責任の一端をになっていると思う」など述べた。

君原健二さんはメキシコ五輪での思い出について「走っているとドス(スペイン語で2)という言葉が聞こえた。何としても1人抜かれてもいいから表彰台に立ちたかった。」「後ろを振り向いてみると、選手が迫っている事を知り、追い抜かれないよう夢中で走った。」など述べた。

君原健二さんはマラソンランナーとしての第一線を退きながらも走り続けて、最後まで諦めない姿勢を若者らに示してきた。その姿から自殺防止キャンペーンに起用。その時の出来事について君原さんは「小さな目標を繰り返している間に大きな目標に結びついていった。」など述べた。君原さんは今年春・ボストンマラソンを完走。74回目となるフルマラソンで君原さんはこれまでに一度も途中棄権したことがない。

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ボストンマラソン

エンディング (その他)
06:52~

エンディング映像。

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