衆院選特集 「党首奮戦〜密着 12日間の熱戦〜」

放送日 2017年10月21日(土) 21:00~22:10
放送局 NHK総合大阪

番組概要

オープニング (その他)
21:00~

安倍政権の継続の是非を最大の争点に繰り広げられた衆議院選挙。自民・公明の与党と日本のこころ、希望の党と日本維新の会、共産党・立憲民主党・社民党の3つの勢力を中心にぶつかり合った。秋の日本列島を駆け巡った党首たち。何を訴え、どう戦ったのか、12日間の選挙戦に密着した。

キーワード
衆議院選挙
自民党
公明党
希望の党
日本のこころ
日本維新の会
共産党
立憲民主党
社民党

党首奮戦〜密着 12日間の熱戦〜 (ニュース)
21:01~

公示日の朝を総理大臣公邸で迎えた安倍晋三総裁。北朝鮮に対する最新の情勢を確認してから選挙戦をスタートさせた。北朝鮮の脅威を国難と位置づける安倍総裁。的確に対応できるのは自公連立政権だけだと訴えている。最初の演説は東日本大震災の被災地・福島。平和を守るためには安定した政権による外交努力が必要だと訴えた。公明党と合わせて過半数の233議席を確保し、政権の継続を目指す自民党。安倍総裁は解散後の野党側の動きを批判している。遊説の最中、日経平均株価が20年10か月ぶりの高値となった。安倍総裁はアベノミクスを背景にした株高が年金の財政にも寄与しているとアピールした。また、自民党は公約に人づくり革命を掲げ、社会の活力の維持につなげるとしている。さらに、新潟の演説では拉致問題の解決を強調した。

希望の党を立ち上げた小池百合子代表は衆議院の過半数を超える235人を擁立。夏の都議会議員選挙で自民党を大敗に追い込んだ東京で選挙戦をスタートさせた。最大の争点としたのは国政の透明化。東京都で進めてきた情報公開の実績を強調。政府の対応を厳しく批判している。東京都知事と国政政党の代表を兼務する小池代表。公務の合間を縫い、多い時には1日11か所を遊説していた。選挙戦2日目は東北を遊説。消費税率引き上げの凍結を訴えた。小池代表が公約の柱の1つとして掲げているのが原発ゼロ。再生可能エネルギーの比率を30%にまで向上させ、2030年までに原発ゼロを目指すと訴えている。

公明党の山口代表は北朝鮮の情勢が緊迫する中で、政権与党としての安定感を訴えている。公明党が選挙戦で最も力を入れて訴えているのは教育負担の軽減。消費税率引き上げによる増収で幼児教育から高等教育まで無償化を目指すとしている。経済政策についてはアベノミクスの推進を訴えてきた山口代表。中小企業にアベノミクスの恩恵が及ぶように支援を強化したいとしている。党単独としては前回と同じ35議席の獲得が目標。

今回の選挙で安倍政権の暴走を食い止めると訴えている共産党・志位和夫委員長。公約の筆頭に挙げているのが森友学園や加計学園をめぐる問題の徹底的な解明。訴えのもう1つの柱が消費税率引き上げの中止。今回共産党は立憲民主党や社民党と連携して選挙戦に臨んでいる。市民も含めた共闘で安倍政権退陣への道を開きたいとしている。

公示の1週間前に急きょ、新党・立憲民主党を立ち上げた枝野幸男代表。集団的自衛権の行使容認などを進めた安倍政権は立憲主義に反していると強く批判している。また、枝野代表は安倍総理の政治姿勢に不満を持つ人たちの受け皿になりたいと訴えている。さらに、枝野代表は沖縄の普天間基地移設問題など安倍政権の外交安全保障政策も強く批判している。

日本維新の会の松井一郎代表は1年前から飼い始めた猫の写真に力をもらいながら遊説に臨んでいる。今回の選挙で松井代表が最も強く訴えているのが消費税率引き上げの凍結。地元・大阪では議員の定数削減などで財源を確保。私立高校の実質無償化などを実現させた実績を訴えている。大阪での取り組みを全国にアピールすることで支持の拡大の図りたい松井代表。議席を持たない地域を勢力的にまわり、単独で法案を提出できる21議席以上の獲得を目指している。

社民党の吉田忠智党首は勝負の赤色のネクタイを締め、愛妻の手料理を食して選挙戦をスタートした。同氏は安倍首相の政治姿勢を批判し、中でも憲法改正への反対を強く訴えてきた。鹿児島では戦争体験者との意見交換会に臨み、憲法9条を守る気持ちを強くした。今回の衆議院選挙では5議席以上の獲得を目指している。

日本のこころの中野正志代表は自主憲法制定を訴えていて、宮城では北朝鮮問題をめぐっては自衛隊に敵基地攻撃能力を持たせるべきと力説した。目下、比例代表での議席獲得を目指す。中野代表は「日本の強い意志を誰がどう示すか、外交力を含めて安倍さんしかいない」と語る。

選挙戦後半、自民党の安倍総裁は来阪し、地方創生の実現に向けて観光振興を進めることを訴えた。夜には帰京し、自民党本部で党幹部と選挙情勢を分析する会議を行った。この頃、報道では自民党優勢が伝えられていたなか、総裁は「我々はひたすらに誠実に政策を訴えていく」と引き締めを図った。熊本・益城町の仮設住宅では被災者が住み慣れた地元での生活実現などを総裁に要望し、総裁は復興を加速させることを約束した。長崎に向かうフェリーで高校生の団体と乗り合わせ、記念撮影に快く応じていた。選挙権年齢が18歳に引き下げられたとあって、自民党は若い世代の支持獲得に力を入れている。大和大学で学生と食事を囲み、女性の社会進出、人の統率力について持論を語った。

希望の党の小池百合子代表は選挙戦後半、接戦が予想される選挙区での演説に力を入れ、福岡では東京都知事としての実績を強調し、女性の力を活かした社会の実現を目指すと訴えた。秋田・仙北では若者からサインを求められ、「希望」と書き記した。12日間に渡る選挙戦で、小池代表は自民党政治とは異なる新たな政治をつくっていくと力説してきた。

公明党の山口那津男代表は選挙戦でお馴染みの替え歌を披露し、自民党が全ての選挙区に候補者を擁立した鹿児島では安倍総裁とともに演説した。党として全国9つの小選挙区に候補者を立てていて、代表は全ての選挙区での勝利を確実にしたいと接戦が伝えられる地域をめぐり、車中で軽食を済ませていた。公明党は自民党との連携を深めつつも憲法改正には慎重な姿勢を示していて、山口代表は「数で押し切るとか、あるいは期限を切って、にわかに作り出すとかっていう性質のものでは必ずしもないと思います」とコメント。選挙戦では政権の安定と継続を訴えてきた。

選挙戦が残り1週間を切った日、共産党本部で幹部とともに情勢を分析した志位和夫委員長。選挙前の21議席を上回る議席を目標に終盤戦の活動を強化していくことを確認した。都心部では政治の変革を求める若者たちの集いに参加。働き方の改革や若者の雇用の安定、社会保障の拡充を推し進めていくと訴えた。また、志位委員長は憲法改正を阻止する訴えも強めている。

選挙戦初めての週末、都内を集中的にまわった立憲民主党の枝野幸男代表。東京大作戦と銘打ち、ツイッターを通じて街頭演説への参加を呼びかけた。この場で枝野代表は、若者たちを下支えしていく政策が必要だと訴えた。1議席でも上澄みし、安倍政権に対抗できる勢力をつくりたいと訴え続けた。

与党の優勢が報じられる中、政治に緊張感をもたらす存在が必要だと訴えを強めていた日本維新の会の松井一郎代表。選挙戦後半、松井代表は関西を中心に遊説。特に15の選挙区で候補者を擁立した地元・大阪の支持固めに力を入れた。

与党の優勢が伝えられる中、社民党の吉田忠智党首は憲法改正反対を貫く党の存在感発揮が必要だと考えていた。弱い立場の人の声を大切にしたいという吉田党首。移動は電車だ。遊説で訪れた介護施設でも格差のない誰もが暮らしやすい社会の実現を訴えた。

消費税について支払う人の負担感を抑えられるとする独自の政策を訴えている日本のこころの中野正志代表。日課の靴磨きが選挙中の癒やしだったという。

演説で安倍総裁は意欲ある若者が教育の機会を確保できるよう取り組んでいくことを力説していた。また、自民党は憲法改正を公約の重点項目に位置づけ、自衛隊の明記など4つの改正項目を明示している。22の都道府県をまわった総裁は経済、外交面などでの実績を街頭演説で訴えた。

キーワード
自民党
福島(福島)
仙台(宮城)
磐田(静岡)
安城(愛知)
新潟(新潟)
長岡(新潟)
札幌(北海道)
東京都
希望の党
衆議院選挙
東京都議会議員選挙
東京都庁
消費税
日本維新の会
池袋(東京)
麻布(東京)
盛岡(岩手)
郡山(福島)
那須塩原(栃木)
難波(大阪)
公明党
衆院選
アベノミクス
美唄(北海道)
横浜(神奈川)
上尾(埼玉)
共産党
立憲民主党
社民党
新宿(東京)
京都(京都)
川崎(神奈川)
那覇(沖縄)
松本(長野)
熊本(熊本)
臼杵(大分)
鹿児島(鹿児島)
多摩(東京)
日本のこころ
加美町(宮城)
大和大学
大阪(大阪)
益城町(熊本)
唐津(佐賀)
福岡(福岡)
仙北(秋田)
東日本大震災
日経平均株価
神戸(兵庫)
芦別(北海道)
歌志内(北海道)
拉致問題
秋葉原(東京)
西宮(兵庫)
田川(福岡)
原発ゼロ
再生可能エネルギー
森友学園
加計学園
集団的自衛権
普天間基地移設問題
外交安全保障政策
社会保障
憲法改正
ツイッター
安倍首相
川越(埼玉)
安倍総裁

エンディング (その他)
22:09~

エンディング映像が流れた。

  1. 前回の放送
  2. 10月21日 放送