ドキュメント72時間 夜の森 桜のトンネルで

ドキュメント72時間(ドキュメントななじゅうにじかん)とはNHK総合テレビで2006年10月3日から2007年3月13日まで放映されたドキュメンタリー番組。

出典:goo Wikipedia

放送日 2017年5月20日(土) 11:25~11:50
放送局 NHK総合大阪

番組概要

オープニング (その他)
11:25~

福島第一原発から7キロの場所にある福島・夜の森地区。全長2.4キロの桜並木は、今もほとんどが帰還困難区域だ。花見ができるのは並木のわずか一部だが、それでも春になると人が集まってくる。

キーワード
福島第一原発
夜の森地区(福島)
帰還困難区域

夜の森 桜のトンネルで (バラエティ/情報)
11:26~

4月9日(日)午前9時、福島・富岡町の桜は3分咲き。ここは東北屈指の桜の名所で、今年から祭りも再開された。震災前、ご近所だった人たちが再開する姿や、福島・いわきから自転車でやってきた人もいた。12時5分、バリケードの向こうを見つめる家族がいた。かつてはこの町に住み、近所のスーパーで働いていたという。震災後、すべての住民に避難指示が出された富岡町。この春、桜並木の一部に住むことができるようになった。他県や海外からも、ニュースを聞いた人々が集う特別な春。夜になると、桜のライトアップが始まった。腕を組んで歩く男女に声をかけると、2人は父娘連れで、タイ人の妻と子どもがタイに避難し、男性とほかの子どもがいわきに残ることにしたと話した。県内の避難先からやってきた家族連れもいた。これからも夜の森に戻る予定はなく、放射線量を気にして子どもたちを連れて来ることを戸惑ったこともあったが、急きょ来ることを決めたという。人気のなくなったカメラを向ける男性は、かつて映画のカメラマンだったと話す。現在は75歳。最近は生まれ育った福島を撮影してまわっているという。桜並木のライトアップは夜8時に消灯。避難指示の解除を受け、町に明かりが戻っていた。

4月10日(月)午前6時55分、地域に1匹だけいるというキツネが町を徘徊している。今も続く除染作業はバリケードの向こうで続く。午前10時1分、桜の下に軽トラを停めた老夫婦は、かつて富岡町に住んでいたが家はすでに解体していて、町の様子を見にやってきたという。かつて夜の森に住み、現在はいわき市に住んでいる母親と桜を見に来た女性の2人に話を聞いた。母親は震災前、町でスナックを経営していて、きょうは久しぶりに様子を見に行くという。地元の常連や原発関係の人々で毎日にぎわっていたという店。女性は「(また店を)やりたいけど、お客さんいないでしょう」とこぼした。12時18分、いわきからやってきた男性は若い頃から原発で働き、震災後もずっと福島にとどまってきた。男性は、同じ会社で働いていた弟が3年前に亡くなったことを話した。午後4時8分、通り沿いにある床屋にいた女性に話を聞いた。近所に迷惑をかけないよう桜の時期にあわせて解体するという。住居にもなっていた建物から桜並木を見下ろしながら女性は「宝でしょうね。いる時はそう感じないかもしれないけど。まして私らは突然失ったみたいなものだから」とつぶやいた。

4月11日(火)午後1時40分、桜を眺めながら雨宿りしている夫婦に話を聞いた。妻は、桜の下でプロポーズされたと話す。かつて2人が住んでいたのはバリケードの向こう側。今回、特別に許可を得て中へと入った。

4月12日(水)午前6時15分、自宅に戻る準備をする人に話を聞いた。以前はペットの家畜の治療をする動物病院を営んでいたという男性。以前は身近だった桜だが、男性は「震災後1年、2年のころは結局、涙でかすんで見えなかった。3年、4年後あたりは背中を押すような感じで見ていたけど、6年たってくると「俺、何してたんだろう?」って思わせるような映り方、感じ方がする」と語った。それでも、男性は「戻したい気持ちはある。下がってきてはいるけど、それを思わないと生きていけない」と話した。このあ春、夜の森に戻ってきた男性は、この日が誕生日だと話した。床屋を営んできた女性は、自宅の解体が始まっていた。バリケードの向こうでは今日も作業が続いている。

キーワード
ヨーク(ベニマル)
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富岡町(福島)
帰還困難区域
避難指示
オレゴン州(アメリカ)
茨城県
浪江(福島)
円谷
ウルトラセブン
東電
福島第一(原発)
東芝
キツネ
夜の森(福島)

エンディング (その他)
11:49~

エンディング映像。

テーマ曲:松崎ナオ

NHKオンデマンド配信の告知テロップ。

「ドキュメント72時間」の番組宣伝。

キーワード
松崎ナオ
NHKオンデマンド

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