えぇトコ 歩いて出会う深い奈良

えぇトコは、2012年4月13日より、NHK大阪放送局をはじめ、近畿地方2府4県向けの紀行番組。

出典:goo Wikipedia

放送日 2017年1月14日(土) 10:05~10:49
放送局 NHK総合大阪

番組概要

オープニング (その他)
10:05~

松居直美と小倉久寛がやって来たのは、色とりどりの生きのいい魚介が所狭しと並ぶ大阪・泉州の鮮魚市場。たくさんの魚は全て大阪湾の泉州沖で獲れたもので、驚きの安さと新鮮さその秘密は、目の前の海で獲ったばかりの魚だから。今回の旅の舞台は、大阪・泉州。

渡辺正行といとうまいこが東大寺 二月堂を見上げた。今回のえぇトコはそんな2人が古都奈良を巡る。町、寺、森を歩けばわかる奈良の都のしんのすごさ!

キーワード
アオリイカ
イワシ
サバ
大阪湾
泉州沖
キャベツ
タコ
シラス
泉州(大阪)
お水取り
東大寺 二月堂
奈良県
東大寺

歩いて出会う深い奈良 (バラエティ/情報)
10:08~

2人がやってきたのは平城京の近くにある「ならまち」。まずおじゃましたのは墨のお店で、実はこの墨は日本の9割以上が奈良で作られているのだが、今回訪れたお店は現存する日本最古の墨の店、創業400年になるという。2人はお寺の庭のような敷地内を通り、墨作りの仕事場を拝見させてもらった。墨は煤を集めて作っていく、これは400年変わらないやり方。膠で固めた後は墨を練り成形するのだが、特別に現場を見させてもらった。さらに天井から墨を吊るし乾燥させるのだが、小屋一杯に吊るされた墨に2人も驚愕した。

奈良市 公納堂町を歩いていると奈良の伝統の品である奈良筆の店を見つけた。長屋の奥にある工房は小さなスペースだが多くの筆が並んでいた。1200年前に空海が製法を伝えたのが日本の筆の始まりと言われ、その伝統の筆作りを受け継ぐ職人の営む店だった。女性で初めての奈良筆職人だという。ヤギや馬、タヌキなど数種類の動物の毛を織り交ぜて筆先を作り、親指に当たる感触だけで良い毛と悪い毛を見分けるという熟練の技を見学した。店が奥まり過ぎて客足は少ないというが、その筆の書き味はとても良かった

町を歩いていると軒先にぶら下がるものに気づいた。身代わり申という厄除けで猿がさかさまにぶら下がっている姿をしている。奈良の家には大抵あるもので、ならまちではそんな古くからの慣わしが今なお暮らしに溶け込んでいる。

引き続き「ならまち」を満喫する2人。次にやってきたのは世界遺産の「元興寺」。住職の案内で瓦の色の違いについて説明を受ける。実は、今でもこの寺には飛鳥時代に焼かれた瓦を使っているとのことで、瓦の色の違いがひと目でわかる。元興寺は飛鳥寺を平城遷都の時に移築した寺で、これほど古い瓦が残る現役の建物は世界でもないという。渡辺は奈良ってこんなに凄いのに、あまりアピールしないとコメント。住職は「それが歴史の深み実際にあるという強み」と語った。

奈良には古い商店が健在している。渡辺といとうは、創業130年の醤油屋さんを訪れた。醤油は大豆と小麦と塩のみで2年以上仕込んでつくる。5代目の妻が亡くなったのをきっかけに息子は会社を辞めて六代目となった。

みたらし団子の看板に惹かれ店内へ。店の奥では備長炭で団子が焼かれていて、手作り醤油を使った秘伝のタレをつける。四代目店主・奥田さんが一人で作り続けていて、創業117年の名店だ。店内には東大寺管長が書いたのれんがあった。

奈良市 中新屋町で住民の方におすすめの漢方店を教えてもらった。創業は800年奈良で一番古いと言われている店で、当主は二十四代目になるという。江戸時代から受け継がれた薬箱には漢方の生薬が納められており、その中から冬にぴったりの漢方という事で当帰芍薬散加人参を処方してもらった。血行を促し体を温める効果がある。奈良は薬との関係が深く、仏教と一緒に薬も入ってきており奈良発祥とも言える。改めて奈良の歴史の長さに感心した。

奈良には日用品にも深い歴史がある。創業100年になる蚊帳の老舗を訪れた。蚊帳は麻で作られてきたが、麻布は法衣を作るため奈良で盛んに織られた。蚊帳生地のふきんは密かな奈良名物となっている。

二人は東大寺の南大門にやってきた。高さ25メートルで日本一大きい山門である。金剛力士像は鎌倉時代に作られた当時のまま凄まじい気迫を放っている。そして阿形は、口を開け、世界の始まりを示している。

古の空気や趣がいまだ変わらず生きている奈良。それは町中でも変わらない。奈良市 手貝町で東大寺の転害門にたどり着いた。火事などで立て直された伽藍などが多い東大寺のなかで1300年前の創建当時の姿を残している。世界遺産であり国宝であるが、近所で育った者はそんな認識はなく子どもの頃には石やボールをぶつけて遊んでいたという。

奈良市角振町の三条通りにやって来た。渡辺といとうは奈良うちわを販売するお店へ。奈良うちわは、春日大社の神官の内職として作ったのが発祥といわれ1300年の歴史がある。うちわ作りをしていたのは6代目の池田さん。現在、奈良うちわのお店は一軒のみだ。

仏像をほっているという仏師のご自宅にお邪魔した。8畳満たない部屋の中に仏像が並んでいる、全て一木彫だという。これまで奈良を始め、全国の寺院へ300体以上収めてきた。一つの仏像を作り上げるためには3ヵ月以上かかるという。一体掘り上げたら次は更に良い仏像を目指し、常に新たなイメージをふくらませる、仏師のしごとの面白さはそこにあると話した。

キーワード
平城京
ならまち
古梅園
公納堂町(奈良市)
タヌキ
ヤギ
空海
奈良筆
奈良(奈良)
身代わり申
元興寺
飛鳥寺
中院町(奈良)
世界遺産
東大寺
中新屋町(奈良)
当帰芍薬散加人参
芝新屋町(奈良)
南大門
金剛力士像
阿形
角振町(奈良)
手貝町(奈良)
転害門
国宝
春日大社

エンディング (その他)
10:47~

エンディング映像。

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