東北発☆未来塾 (2)「喜ばれる野菜を作るために」

『東北発☆未来塾』(とうほくはつみらいじゅく)は、NHK教育テレビジョン(NHK Eテレ)で2012年4月6日から放送されていた東日本大震災復興支援のための教養番組である。

出典:goo Wikipedia

放送日 2017年3月15日(水) 11:05~11:25
放送局 NHK総合大阪

番組概要

オープニング (その他)
11:05~

花は咲くあなたに咲く。

伊達みきおは「社会の壁を前にして悪戦苦闘する彼らを応援しようという企画。今回は去年の4月から専業農家となった塾生。この塾生のところへ私自ら行ってまいりました」と話した。

オープニング映像。

アニメーション groovisions

♪希望の地球/家入レオ

キーワード
groovisions
希望の地球
家入レオ

東北発☆未来塾 (バラエティ/情報)
11:06~

花咲くラストメッセージEpisode2「喜ばれる野菜を作るために」。宮城県香美町に伊達みきおが訪れた。塾生がこの町で農家をしているという。本多浩太さん、2016年「農業を活かすチカラ」塾生。身長191、体重105kgの巨体の持ち主。自分で作ったネギを加工している。兼業農家の父に手伝ってもらいながら農業を始めた本多浩太さん。年間通して売値が安定しているネギに目をつけたことがよかった様子。現在ネギは6000平方メートルの畑で年間10tを収穫、来年の春までにはさらに畑を借りて3倍まで増やす計画だという。家の中でネギの天ぷらを用意してくれていた。他にも、ネギ山盛りの納豆やお吸い物などネギ尽くしの料理をいただいていると、早朝2時から除雪の仕事に出ていた父栄一さんが帰宅 。兼業農家として40年お米を作り続けてきた農業の大先輩。お父さんからすれば浩太さんの仕事はまだまだだという。

お父さんを見返してやろうと本多さんが挑戦しているものがある。自宅から車で40分、鳴子温泉近くにあるハウス。ここで育てているのは、ほうれん草。ちょっと生育は悪いが、育て方にこだわりが。鳴子の温泉水で野菜を育てているという。実はこのこだわり、1年前に参加した未来塾がきっかけだった。講師は農業ベンチャー代表の西辻一真さん。耕作放棄地を活用したビジネスや次世代の農家育成で注目を集めている日本農業再生のキーマン。本多さんが西辻さんの未来塾で最も印象に残っているのが、大津波によって潮をかぶった農地を活用してジュース用のトマトを栽培した話。自分しか作れない野菜を作ってみたい、そこで思いついたのが地元の温泉水をかけて育てるほうれん草、その名も「温泉ほうれんそう」だった。最終的には温泉郷の宿などに卸すことができたらいいと考えているという。しかし現実なかなか厳しい問題だという。

売り込み方がわからないという本多さんの悩みを解決しようと、スタッフは西辻さんの元へ。温泉ほうれんそうの事を伝えると、西辻さんの表情が急に曇りだした。どうやら売り込む以前に温泉ほうれんそうというコンセプト自体が気に入らない様子。「お客さんがどんな野菜を欲しがっているのか把握する必要がある。半日くらいスーパーに立たせてもらって売り子をしたらいい」とアドバイス。

その2週間後、西辻さんの司令通り1日売り子体験。お客さんの前に出るということで髭も剃り、髪の毛もまとめてきた。訪れたのは西辻さんが取引をしている宮城県内のスーパー。若手農家のためならと快く引き受けてくれた。本多さんは、ほうれん草の試食販売をしながら自分で作った温泉ほうれんそうも食べ比べてもらう計画。そのための準備もしてきた。お客さんに書いてもらうアンケートも用意。午前10時、1日売り子体験スタート。190cm100kgを超える身体が災いしてか、なかなかお客さんが近づいてこない。やっと1人立ち止まってくれた。すかさず温泉ほうれんそうも進めてみる。味については好感触、肩の力が抜けたのが良かったのかお客さんも徐々に集まってきた。次に気になるのが、値段。温泉ほうれんそうは手間暇がかかるぶん、普通のものより2割増しほどで売りたいと考えているが、味や成分にはよらず「高くなっちゃうようだといつものになっちゃう」という意見も。この日回収した32枚のアンケートから気になることが見えてきた。温泉ほうれんそうの栄養価が高いと証明された場合、普通のほうれん草より高くても買うという人は全体の4分の1しかいなかった。つまり、ほうれん草に付加価値をつけて売るのは難しいかもしれないという。

本多さんはこの結果を西辻さんに報告して今後のことを 相談しようと考えた。西辻さんは「僕だったらまずほうれんそう作らない!」と言われてしまうも、「僕は生産も経営しているし小売店も経営している、両方のニーズがつかめる。そうすると今年流行る野菜もわかる、絶対にビーツ、今年から来年にかけてはクレソンが人気になる。僕の発想では作りやすさでは選んでない、なにが一番消費者にとってメリットがあるかを考えてる。だから今回、販売してみてと伝えてその流通行為の現場を見てほしかった。生産する所だけだったらネギやってたら1つの形はできてるけど、これだけだったら面白くない。面白くするために流通のことを知ったりして新たなトライをするから楽しい」と話した。

花咲くゴールデンルール「晴れた日は耕し、雨の日は書を捨て流通の現場へ出よう!」

キーワード
香美町(宮城)
鳴子温泉
西辻一真
大崎市(宮城)
岩沼市(宮城)
イタリア
ビーツ
クレソン

エンディング (その他)
11:23~

伊達みきおは「もっと成長してこれから農業を目指す若者の指標になってほしいね」と話した。

次回、花咲くラストメッセージ。看板を掲げる日のために。

スポット

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