明日へ -支えあおう- イナサに稲がそよぐとき〜仙台市荒浜・土の再生の物語〜

放送日 2015年1月11日(日) 10:05~10:53
放送局 NHK総合大阪

番組概要

オープニング (その他)
10:05~

東日本大震災による津波で壊滅的な被害を受けた仙台市若林区荒浜で、自宅も農業機械も流された人々が去年の春、4年ぶりの田植えをはじめていた。今回は、荒浜の大地で土の再生に挑んだ農家たちを追っていく。

キーワード
東日本大震災
荒浜(宮城)
津波
田植え

イナサに稲がそよぐとき 〜仙台市荒浜 土の再生の記録〜 (バラエティ/情報)
10:07~

海岸から内陸4kmに及んだ津波は農地にも被害を与え、塩害により米は当分実らないと思われていた。佐藤さん夫妻が震災後はじめて田んぼを見に来て、現在の土地の様子を知った。

震災から8カ月、米作りを再開出来ないかと農家の人たちが田んぼの瓦礫を拾うなどしたが被害は大きく、農家たちは農地を集約する新たな道を選んだ。

瓦礫を取り除いて塩分を含んだ土を入れ替える作業が行われたが、新たな土には稲作に必要な養分が十分でなく、大豆栽培をし、窒素を増やし土を豊かにする大豆の力で米作りに備えた。去年の5月から、荒浜集落営農組合による集約された農地での田植えが震災後初めて行われた。

荒浜集落営農組合では米に加えて、野菜や大豆なども栽培し、一年中働ける環境を目指している。土の再生に動き出した組合であったが、異変もあった。鉄分が多く含まれた井戸水になっており、きれいな水を確保するために別の場所から借りるなどするようになった。田植えから1カ月後の6月には場所によって成長に大きなバラつきが発生するという苗の問題も出ていた。

夏になると、経営を多角化するために始めた野菜畑で新人が育てた野菜が育っていた。ベテラン農家から指導を受けつつ農作業をするなか、トマトなどの収穫が始まった。出荷先では鈴木さんが野菜の値段を自分で決めるなど、営業感覚を養っていた。

8月、稲の生育不良が心配されていた田んぼで草刈りが始まった。風の通り道が作られ、4年ぶりに稲の花が咲いたなか、風を使って受粉の手助けをした。

震災後住めなくなった荒浜で、かつて自宅と畑があった場所で草取りをしている佐藤さん。避難場所の仮住まいを出る見通しがたったということで、家庭菜園をするために先祖代々がつくり上げた肥沃な土を取りに来ていた。

冬に収穫する野菜の植え付けを始めた夏の終わり、灯篭流しの準備が行われ、新人らが願い事を書いた。特別な思いを抱える農家もおり、祭りへの思いなどを語った。震災後あちこちに避難している人たちが荒浜に集まり、灯篭流しが行われた。

秋になると大半の稲は震災の前と同じように実を結び、稲刈り機による収穫がはじまった。今度の春には作付面積を3倍に増やし、大規模化で収益のあげられる経営を目指している。

10月になり、秋の収穫を祝う祭りが行われた。4年ぶりの新米により炊きあがったご飯が、あちこちの仮設住宅などから集まった荒浜の人々に振る舞われた。

キーワード
東日本大震災
荒浜(宮城)
津波
田植え
荒浜集落営農組合
中耕
灯篭流し

明日へ-支えあおう- (バラエティ/情報)
10:48~

一度は瓦礫に埋もれた田んぼでの米作り。荒浜集落営農組合では今年から小麦の作付を行ない、数年後には100ヘクタールの規模を目指している。

「こころフォト ~忘れない~」に寄せられた、震災で亡くなった方や行方の分からない方の写真やご家族からのメッセージを紹介した。

被災地からの声として、宮城・東松山市の方々の声を紹介した。

キーワード
荒浜(宮城)
東日本大震災
津波
荒浜集落営農組合
こころフォト~忘れない~
小野(宮城)
大塚(宮城)
宮戸(宮城)

スポット

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