ブラタモリ #119 旭川

『ブラタモリ』(英称:BURATAMORI、通称:ブラタモ)は、NHK総合テレビで2008年から断続的に放送されている日本の紀行・バラエティ番組。司会を務めるタモリの冠番組でもある。ステレオ放送、解説放送・ステレオ2音声(2016年4月30日放送分から実施)、文字多重放送、ハイビジョン放送を実施[※ 1]。 レギュラー版の放送時間は、第3シリーズまでは毎週木曜22:00 - 22:48[※ 2]であったが、第4シリーズからは毎週土曜19:30 - 20:15(いずれもJST)へと変更された。パイロット版や特番の放送時間は#番組の推移節などを参照。

出典:goo Wikipedia

放送日 2018年11月24日(土) 19:30~20:15
放送局 NHK総合大阪

番組概要

旭川 (バラエティ/情報)
19:30~

今日来ている旭川について、タモリは40何年か前に一度来たことがあるという。駅前のメインストリートの平和通買物公園に来ていると、横からタモテバコが横から出てきて、開けてみると「旭川は”北のトップランナー”!?」と書かれていた。案内人の旭川観光コンベンション協会・鈴川雄太さんが登場。趣味の自転車に乗って日々旭川の魅力を発見している。

鈴川雄太は、旭川について、時代に先駆けてさまざまな実験・挑戦をしてきた北のトップランナーだという。例えば買物公園は日本初の歩行者専用道路で、東京の銀座よりも早い。林田アナはテレビで旭山動物園をやっていてすごく憧れていると語る。旭山動物園は北海道屈指の観光名所となっている。鈴川は、これから旭川のはじまりの地の一つに行ってみたいという。

キーワード
旭川(北海道)
平和通買物公園
旭川観光コンベンション協会
旭山動物園

オープニング (バラエティ/情報)
19:34~

今回の舞台は北海道第2の都市・旭川。国内最低の-41度を記録した寒い町。そんな時は旭川ラーメンであたたまる。オープニング映像。

オープニングテーマ「女神」井上陽水。

キーワード
旭川(北海道)
旭川ラーメン
井上陽水
女神

旭川 (バラエティ/情報)
19:35~

タモリがまず訪れたのは、東旭川。鈴川さんは、昔の東旭川の絵を紹介。熊の巣窟あり、という文字を見たタモリは危ないといい、ツキノワグマなら勝つかも知れないが、ヒグマはデカくてどうしようもないと話した。田んぼを見ると緩やかに傾斜している。川が多い地形を活かそうと開拓の手が入り、大変な苦労の末、原生林は見事農地に大変身。なだらかな傾斜地と豊かな水が旭川始まりの地を生んだ。屯田兵とは、明治政府が進めた北海道開拓で警備と開拓(農業)の2つの役割を担った兵士で、北海道開拓の担い手だった。

屯田兵がどんな暮らしをしながら旭川を切り開いていったのかよく分かる場所があるといい、屯田兵のお宅が残っている場所を訪れた。林田は、家を見てこれは…と言葉を失った。明治24年建築の屯田兵屋は当時の佇まいが残るとても珍しい場所。床下には石がぎっしり詰め込まれている。そもそも屯田兵は皆、志願兵。これほど厳しい環境なのになぜ旭川にやってきたのか。屯田兵に詳しい旭川兵村記念館の中谷良弘さんは、屯田兵を惹きつけた魅力があるという。奥行きは270mと広く、全体の面積が4500坪くらいあるというと、タモリは4000坪の家って言ったら本州では、ZOZOの社長くらいと笑わせた。厳しい環境に耐えれば広大な土地が手に入ると、屯田兵はそこにかけた。こうして400家族の屯田兵が村をつくり旭川の開拓を推し進めるていった。そして明治の終わりに旭川を北のトップランナーに押し上げるある事件が起こる。北海道では当時、田植えに欠かせない苗を作ることが出来なかったが、春の苗作りを省き種もみを直接巻く直播を行った。

直播を行うためにどうしたら良いのかを考え、ついにこの村で発明された、たこ足という直播を効率的に行える農具を屯田兵の孫の鈴木さんが紹介。このたこ足は、効率的に直播が出来ると北海道中に広がった。今は全国2位の米の生産量を誇る北海道。旭川の地を切り開いた屯田兵が北海道の米作りの礎を築いたトップランナーだった。旭川の町が更に発展していくには交通という大きな障害があった。先に発展していた札幌との間に険しい山々が立ち並び、行く手を阻んでいる。

タモリが向かったのは、東旭川から西へ20キロの山の中。旭川に人や物を運べるようになった山越えの秘密が隠されている。アイヌ語で神のいるところ、というような意味の「神居古潭」と書かれた標識があった。ここを流れている石狩川は、旭川にある160本くらいの川が全部一つになっているのがこの川で奇跡の突破口とも言える場所だという。でもなぜ奇跡の突破口が生まれたのか。旭川科学館 学芸員の向井正幸さんに地質的に教えてもらう。タモリが気になったのは両岸の険しい山々の成り立ち。タモリはこの山は変成帯というのか、もともと北海道は別々で乗り上げたところが高まったのがここだと話した。

どうして川は神居古潭だけを削ったのか。その謎を解く鍵は、橋の下にある。タモリは風化してわからないが、あれはジャモン岩ですか?と推測。ジャモン岩は、蛇の模様に似ていることから蛇紋岩と言われ、地下深くで作られ風化しやすい。神居古潭一体に壊れやすい蛇紋岩が含まれていたことが神居古潭だけに川が流れている理由だった。川が流れる絶好の条件となった蛇紋岩だが、舟の往来で困ったことを引き起こしてしまう。川底や川岸が複雑に削られたため、川の流れがグチャグチャになって舟が思うように進まないという。オールを使って漕いでも渦に邪魔されて進めない。これでは大量のものや人を運ぶのは無理。そこで明治後半になると旭川につながる新たな突破口が作られた。

新しい突破口は鉄道。明治31年に札幌と旭川が鉄道でつながった。そしてその時に作られたあるものが北のトップランナーだった。その時に作られたトンネルは大変な思いをして作られたと言い、この辺りに出てくる石は蛇紋岩で掘っても掘っても崩れるが、そこがトップランナーと言わせていただきたいところだという。日本で初めて蛇紋岩を克服して作られた神居古潭トンネルは時代に先駆けたトップランナー。ちょうど蛇が脱皮しているところに遭遇したタモリは、蛇紋岩と蛇を同時に見たのは初めてだと興奮した。

続いてタモリが向かったのは、旭川の市街地の中心。旭橋という石狩川に架かる橋は、南側の市街地と北側の市街地をつなぐ重要な橋。現在の旭橋は昭和7年にかけられたもので、旭橋に使われているリベットは48万本だが、どうしてこんなに頑丈にしたのか。陸軍第七師団は、北海道で唯一旭川だけに置かれた師団で、橋の北には広大な軍用地があった。旭川は北側の軍の町と、南側の市街地とを結ぶものだった。大正5年に開園した常磐公園で軍が求めた和楽とは一体何だったのか。その理由は公園の中に隠されている。当時常磐公園は料亭があり軍の人もあり、大人の社交場でもあったという。軍の関係者が和楽している貴重な映像を確認した。軍が求め公園は市民と触れ合うことで癒やす場所だった。

旭川にとって現在、全国最先端を走っているのが、旭山動物園。林田アナは行けるんですか?と喜んだ。全国に知られる人気の動物園はなぜ生まれたのか。街の中心から東へ10キロの旭山動物園にやってきた。旭山動物園は旭山という山にある。旭山動物園の園長の坂東元さんが登場し同行した。旭山の斜面に建つあざらし館へ入ると、中にはあざらしが優雅に泳いでいた。さらに2階に行くとまた違ったアザラシの姿が見れる。旭山動物園の工夫は斜面の活用にあった。1階では水中で暮らす姿、2階では水辺でくつろぐ姿であざらしの生態を丸ごと味わえる作りになっている。1990年代、深刻な客不足に苦しんでいて低予算でのリニューアルに迫られていて、斜面を使った逆転の発想だった。

タモリは旭川を終えてみて、旭川をやるって何をやるんだろうと不思議に思っていたが、トップランナーだったとコメントした。

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東旭川(北海道)
旭川(北海道)
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常磐公園
旭山動物園
旭山
あざらし館

エンディング (その他)
20:13~

エンディング映像。

エンディングテーマ「瞬き」井上陽水。

ブラタモリの次回予告。

キーワード
瞬き
井上陽水
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