サキどり↑ さよなら、失敗するワタシ〜失敗学最新事情〜

『サキどり↑』(Sakidori)は、NHK総合テレビジョンにて2011年4月10日から2017年3月26日までされていた日曜日朝の情報番組である。公式サイトによると、「最先端の現場で見つけてきた、暮らしを良くする『種』となる『サキどり』情報」について、司会やゲストが話をかわして「明るい未来のヒント」を探るというもの。

出典:goo Wikipedia

放送日 2015年4月7日(火) 1:30~ 2:00
放送局 NHK総合大阪

番組概要

オープニング (その他)
01:30~

オープニング映像。

司会のジョン・カビラらがオープニングトークを行った。きょうのテーマは“さよなら失敗”。視聴者から寄せられた失敗談を紹介した。コピー機のセット枚数を間違えて10枚と押す所、1000枚コピーしてしまったというエピソードなどがあった。本気で失敗とサヨナラするための3つのポイント、「失敗の原因をきちんと把握せよ」「失敗には『良い失敗』と『悪い失敗』がある」「失敗は客観的に振り返ろう」を紹介した。

さよなら、失敗するワタシ〜失敗学最新事情〜 (バラエティ/情報)
01:31~

大阪・梅田にあるIT企業では失敗の原因究明の会議が開かれていた。新しいシステム開発で赤字の原因を追求していたが、複雑なシステムにより、なかなか答えが出ていなかった。プロジェクトマネージャーの佐伯徹さんは“失敗原因マンダラ図”を用いて説明。大きく原因を分けてさらに細分化して図解にする。会議に参加した人は「原因が可視化できるのでわかりやすかった」と評価していた。

TKOの木本武宏がスタジオに登場。失敗原因マンダラ図について慶応義塾大学大学院教授の清水勝彦さんは、背景にある原因がわかるので、普段わからない失敗原因がわかるとコメント。IT企業はマンダラ図を用いた会議では成果があったそうだ。IT版だけではなく、恋愛版のマンダラ図も紹介。「初デートで下調べせず映画鑑賞したが、ラブシーンが満載で気まずい雰囲気になってしまった」という実体験を紹介し、出演者で何が原因で失敗したのか議論した。

大阪・堺市の金属加工会社では年商55億円を誇り、創業以来右肩上がりの黒字経営を続けている。原動力は社長の城岡陽志さんのモットー、チャレンジ精神。しかしそのチャレンジ精神が仇となり経営が厳しくなった時期があった。今から17年前、若手のホープだった篠川秀樹さんは新規生産事業の提案をした。次々と新製品を開発し100種類もの商品を納品したが、大量に返品され大失敗を経験。初歩の確認を怠ったがゆえの大損害だった。しかし城岡さんは「大失敗賞」を設け、ピンチをチャンスに変えるにはどうしたらいいか区切りをつけさせたという。

以来、城岡さんは半年に一度、失敗した社員を表彰し続けている。去年の大失敗受賞者の井上仁さんは落ち込まずチャレンジできると語った。営業の久保祐貴さんは過去に医療機器部品の短納期に失敗し200万円の損害を出したが、緊急対応のノウハウを獲得したとコメント。これまで大失敗賞を受賞したのは27人。会社は失敗に強い組織へと成長した。

清水勝彦は「チャレンジしなさいという会社はいっぱいある。チャレンジしなさいと言っておいて失敗を責める会社があるので、紹介した企業は立派で続いていることがさらに素晴らしい」と語った。かつて大失敗賞を受賞した篠川秀樹さんは現在、中国上海支社長として現地を仕切っているという。「大失敗賞をもらったのと、次のチャンスも社長がくれたので気合の入り方が違った」と電話で語った。スタジオでは失敗は隠さずみんなで共有するのが良いという声が上がった。

アメリカ陸軍で用いられているAfter Action Review、通称“AAR”と呼ばれる事後検証プログラムを紹介。シンプルな4つの質問「我々は何をやろうとしたのか?」を投げかけ、作戦の目的・内容を再確認する。2つ目は「実際には何が起きたのか?」という質問は証言・記録を多角的に検証し、事実判定のみ行う。3つ目の「なぜそうなったのか?」は責任追及せず原因究明に集中し、地位にとらわれず平等に発言する。4つ目は「次回なすべきことは何か?」という質問を投げかける。元米陸軍大佐のジェイ・ジェイムス氏に聞くと、「AARはわが国の防衛にとって非常に重要なプログラム」とコメントしていた。

アメリカ陸軍で使われている「AAR」はシンプルで実践しやすいとコメント。「シンプルな言葉や優しいことは物事の本質をついている気がするし、共有しやすい」と清水勝彦さんは語った。「ファシリテーター」という会議の進行を促進する役割の人は「第三者として会議の進行に徹する、そのため利害関係の無い人が担当」、「メンバーみんなの参加を促す、全員の意見を公平に尊重することで参加者の主体性を引き出す」「責任を追求したり、逆に評価したりしない、目的は失敗から学びよりよい行動へとつなげること、犯人探しはしない」という3つの役割を担っている。

清水勝彦さんはよく言われるチャレンジしろという言葉は、出来ないことをやろうとしているので、いわば失敗しろといっているようなものだと語り、失敗をした時に評価できるかで次のステップが変わってくると語った。

キーワード
梅田(大阪)
慶応義塾大学
堺市(大阪)
篠川秀樹さん
AAR
ファシリテーター

エンディング (その他)
01:57~

サキどり↑のホームページ、ツイッターのアドレスが表示された。

片山はこれからは失敗を多角的に原因究明したいと語った。そしてサキどり↑の再放送の番組宣伝を行った。毎週月曜25:30~総合で放送。

エンディング映像。東京ではいま注目を集める起業家たちの「失敗」座談会が開かれていた。経営コンサルタントの岩本隆さんなどが講演を行っていた。大失敗賞で社員のやる気を引き出す社長の城岡陽志さんは、実は自分も大失敗賞を受賞していると明かした。

BGM:“(Just Like)Starting Over”(1980)/John Lennon

「サキどり↑」の次回予告。

キーワード
サキどり↑ ホームページ
サキどり↑ 公式twitter
東京都
岩本隆さん
石渡美奈さん
城岡陽志さん
John Lennon
(Just Like)Starting Over

スポット

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