アスリートの魂 無心で蹴りぬく ラグビー日本代表 五郎丸歩

アスリートの魂(アスリートのたましい)は、NHK総合テレビジョン→NHK BS1で放送されたスポーツドキュメンタリー番組。

出典:goo Wikipedia

放送日 2015年9月22日(火) 19:55~20:42
放送局 NHK総合大阪

番組概要

オープニング (その他)
19:55~

ラグビー日本代表の不動のエース五郎丸歩。最大の武器はプレースキック。五郎丸は「年を重ねるごとに正確性も増してきたのでキックだけならだれにも負けない自信がある」と語った。その正確無比なキックに迫った。

キーワード
ラグビー日本代表

無心で蹴りぬく ラグビー日本代表 五郎丸歩 (バラエティ/情報)
20:01~

ラグビー日本代表は宮崎でワールドカップに向けた合宿をスタート。プレースキックの練習は五郎丸歩だけが行ない、調子がいいときは8本のキックで練習を終える時もあるという。五郎丸は「一日だけで見れば少ないが、トータルしたらかなりの数蹴るので少ないとは思わないキック蹴るのはすごい神経使うんで」と語った。

エディー・ジョーンズヘッドコーチは今回のワールドカップでベスト8出場を目標に掲げた。1987年に始まったラグビーワールドカップだが、日本はこれまで24戦して1勝。合宿初日にエディーコーチは「日本は小さいチーム世界で小さいチームNinjaBody大事ね」と語り、速さや連続攻撃を活かしたチーム作りをしていくと発表した。そのカギとなるのが五郎丸のプレースキックだ。

ラグビー日本代表は去年11月のルーマニア戦で五郎丸はプレースキックにより18得点をあげた。去年の代表戦でのキック成功率は81%、前回のワールドカップでの全選手の平均成功率はおよそ70%。世界一流のキッカーと比べても群を抜く成功率だ。エディーコーチは「彼のキックが日本の大きなアドバンテージになるだろう」と語った。五郎丸は「(キックは)自分が一番貢献できるもの」と語った。

五郎丸のキックを支えているのが蹴る前に行なう独特の動き。「ボールを2度回してセット」「後ろへ3歩 左へ2歩」「押し出すイメージ」という一連の動作をルーティンとして毎回行っている。五郎丸は「全ての動きを一定にするのがキーになっている。ルーティンをしっかり行なうトレーニングをやっていれば崩れない」と語った。ルーティンを行なうようになったのは早稲田大学時代に元イングランド代表のジョニー・ウィルキンソン選手を真似して始めたもの。しかし当時の成功率は70%ほどだった。

五郎丸のルーティンを大きく変えたのが日本代表のメンタルコーチ荒木香織だ。荒木の指導により、五郎丸はルーティンの動作を毎日記録するようになった。荒木は「キックの成功につながりにくい、障害となるものがある。音だったり邪魔するような観客の仕草とか、入らなかったらどうしようもそうだし、外的な環境もそうだし。それを除外するのがルーティン。ルーティンに集中することによってそういうことが省かれるという効果がある」と語った。これによりキックの成功率は上がった。

五郎丸の動きをモーションキャプチャーしたところ、4回のキックが全て同じ動きで蹴ることができていた。山形大学の瀬尾和哉教授は「彼の膝の動きは蹴る前はいつも同じ角度を保ちながら同じように動いている。蹴る前は本当によく鍛錬されている。繰り返し繰り返しの日々の努力と練習でぴったりそろえることができるのではないか」と語った。

練習の休みのこの日、五郎丸歩の母校 佐賀工業高校へ後輩の指導に訪れた。そこで後輩たちに教えたのは目の前のことに集中することであると教えた。

五郎丸歩が高校2年生の時に出場した全国高校ラグビー大会の準々決勝、五郎丸歩のミスをきっかけにトライを奪われ、そのままチームは惨敗。ボールを繋ぎたいという焦りから目の前のプレーに集中できなかったことが原因だった。この試合のあと小城監督は五郎丸歩と練習の段階から目の前のプレーに集中するためひたすらボールをキャッチする練習を続けた。五郎丸歩は自分のラグビー人生の基盤を作ってくれたと感謝していると話した。

7月、五郎丸はメンタルコーチの荒木とルーティンの改良に挑んでいた。一連の動きの中でこれまで唯一定まっていなかったキックまでの助走の歩数を決めることにしたのだ。エディーコーチは「五郎丸のような選手にはより高い目標が必要なんだ。彼が85%決めてくれれば我々は勝つことができるだろう」と語った。五郎丸は「本大会で85%出せということは外せない。ミスできないプレッシャーはある。何か変えないと85%という数字は出ない」と語った。ところが今回の改良は成功率の向上には結びつかなかった。五郎丸は「(振りぬけず)置きにいっているのが一番問題」と荒木に話した。

2日後、五郎丸歩は合宿地で黙々と練習していたと伝えた。一歩一歩がラグビーW杯での勝利に繋がると信じていると伝えた。五郎丸歩はやれることをすべてやって準備万全でワールドカップに臨みたいと語った。小城博に五郎丸歩からの決意のメッセージが届いたと伝えた。

8月22日に日本代表はウルグアイと対戦した。ウルグアイはフォワード陣のパワーが持ち味だと伝えた。目標のベスト8のためには勝たなくてはいけない試合だと伝えた。前半20分に日本代表がキックのチャンスを得た。そこで五郎丸歩が練習の成果を見せて見事ゴールを決めた。チームは見事に勝利したと伝えた。五郎丸歩は久々にいいパフォーマンスだったと語った。

試合から3日後、雨の中に五郎丸歩の姿があった。練習がいつもと大きく変わっていたと伝えた。過去のデータから苦手意識が強い場所を一箇所選んで意識しながら蹴っていると伝えた。ゴールを決めても練習を止める様子はないと伝えた。

荒木香織は五郎丸歩がチョーキングという心理状態に陥っていると考えていると伝えた。荒木香織はパフォーマンスのレベルが高い選手に多く、練習中には起こらない可能性が高いと伝えた。大きな試合で得点を入れたいと思った時に急に体がうまく動かなくなると伝えた。

8月15日の強化試合で五郎丸歩のキックに異変があったと伝えた。後半2分のゴール正面からのキックでいつもなら決めているのに今回は外したと伝えた。五郎丸歩は3年ぶりの途中交代で、日本代表も20-45で負けたと伝えた。

キーワード
ラグビー日本代表
宮崎県
ジョニー・ウィルキンソン
早稲田大学
ルーティン
全国高校ラグビー大会
ラグビーW杯
チョーキング

エンディング (その他)
20:41~

エンディング映像。「アスリートの魂」のホームページアドレスがテロップ表示。

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