プロフェッショナル 仕事の流儀 子どもを鍛える、母の給食〜佐々木十美

放送日 2012年1月16日(月) 22:00~22:50
放送局 NHK総合大阪

番組概要

オープニング (その他)
22:00~

こだわりの栄養士として全国1位となり、レシピ本が出版されるなど注目を集める管理栄養士・佐々木十美。彼女が作る学校給食では1年間同じメニューが作られることはない。

テーマソング:「progress」スガシカオ

キーワード
progress
スガシカオ

子どもを鍛える、母の給食 管理栄養士 佐々木十美 (バラエティ/情報)
22:02~

北海道にある置戸町立置戸小学校の給食調理室では、管理栄養士の佐々木十美が極力地元産の食材を使いながら学校給食を作り続けている。どんなに忙しくても休憩時間は欠かさず、調理スタッフの体調を見て無理はさせない。

毎月末になると佐々木十美は月ごとの献立を決める。1年間通じて同じメニューはない。佐々木とともに献立作りを行なう新人管理栄養士の梶原成美に「食べる側にも作る側にも気持ちを込める」と管理栄養士の心得を伝えていた。

佐々木十美は置戸町内の農家を訪ね、形が悪くて出荷できなかったヤーコンを味見し、それを給食に用いることを決めた。給食の時間では教室で美味しく食べれる雰囲気作りにも努め、ヤーコンを使って作った揚げ物は、ほとんどの生徒が完食した。

給食作りの心について佐々木十美は「例えばレストランや食堂とかに行ってどんなものを頼むとか自分で作って食べるとかは必要だけど、そのための基礎作りが給食にあると思う。味覚形成のために毎日何をすればいいのかと考える。食育とかを学んでもらえることに少しでも役立てれば」と語っていた。

佐々木十美の仕事着は給食を作る時の仕事着の他、畑仕事や山菜採り。材料運搬のための仕事着などがある。子供たちに必要なことを自分で取りに行く、

佐々木十美の給食で育ち、学校を卒業していって社会に出た人達は、佐々木十美の給食によって料理をするようになったり、好き嫌いがなくなったりしたという。

佐々木十美は昭和26年に置戸町に生まれ、生活に苦労しながら栄養士の資格をとって地元の給食センターに就職。毎日人数分の給食を作ることで精一杯だったが、給食の時間の1時間前に作り終えた給食が冷め切っているのを見て、「こういう仕事をしちゃいけない。おいしいと言ってもらえなければ」と考えるようになった。そこから子供たちのために食材や作り方にこだわりぬく姿勢を貫き、文部大臣賞を受賞した。

しかし10年前、自信を持って作ったはずのパンが袋も開けられずに給食室に戻ってきた。そこで子供たちと一緒に食べることを決め、子供たちの様子をつぶさに観察。一人一人に母親のような接し方で向き合うことを決めた。

生まれ育った置戸町は畑作や酪農が盛んで、佐々木十美は地元の若い主婦に請われて料理教室も開いている。給食に使う器は地元産の木から職人が手作りで作ったものを使用することにこだわり、図書館で新しい献立を考えることも欠かさない。

10月、佐々木十美は新人栄養士の梶原成美を連れて市場を訪れ、商品の選び方を教えた。佐々木十美の講演を聴いて管理栄養士になった梶原成美は、調理場で調理担当者に的確な指示を与えなければならない対場にある。佐々木にとっては、自分がいなくなった後を見据えての後継者育成だった。

佐々木十美が不在だった日、梶原成美はその仕事を一手に引き受けることになったが、プレッシャーから体調が思わしくなく、ついにはダウンしてしまった。佐々木は急いで給食室に戻ると体調を梶原の体を気遣い、この日は迷わず早く帰らせることにした。

11月下旬、梶原成美は黒大豆を使ったカレー作りを行ない、佐々木十美はその様子を見守った。完成したカレーは子供たちからの評判が良く、挑戦は大成功に終わった。

テーマソング:「progress」スガシカオ

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ヤーコン
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エンディング (その他)
22:47~

「プロフェッショナル 仕事の流儀」の次回予告。

明日へ -支えあおう- (その他)
22:48~

福島県立高校の合唱部が、「ねぇここにいて」を合唱。

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ねぇここにいて
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