ビジネス新伝説 ルソンの壺 「こだわりチョコで客を笑顔に!」

放送日 2012年2月5日(日) 7:45~ 8:10
放送局 NHK総合大阪

番組概要

オープニング (その他)
07:45~

2月14日の聖バレンタインデーには近年、友チョコやマイチョコなどから、バレンタイン市場は500億円以上と言われている。そんなバレンタインの新しい市場を切り開いてきたのは老舗洋菓子メーカーである「モロゾフ」で、バレンタイン用だけで200種類、この時期だけでチョコの年間売り上げの半分である60億円を売りあげているという。その商品開発の現場にカメラが潜入し、老舗洋菓子メーカーの戦略に迫る!

ナビゲーターの赤星憲広は選手の時400個くらいのバレンタインチョコをもらったことがあると言った。ゲストは、老舗洋菓子メーカーの「モロゾフ」会長である川喜多佑一が登場。入社式で当時の社長からお菓子は心の栄養剤と言われたという。バレンタインチョコレートも人と人、心のつながりがあると川喜多佑一は言った。

キーワード
聖バレンタインデー
友チョコ
マイチョコ
東灘区(神戸)
川喜多佑一
赤星憲広
バレンタイン

こだわりのバレンタインチョコ (バラエティ/情報)
07:48~

老舗お菓子メーカーであるモロゾフの会社の強みは種類の豊富さで、バレンタインデー用のチョコレートだけでも12ブランド、200種類あるという。本命以外にも友達や家族用などの商品も充実している。普段言えない気持ちをチョコに込めて伝えるメッセージ付きの商品を業界に先駆けて発売したり、焼酎入りのお父さん向けのチョコや、和風チョコなどもある。さらに会社では200種類ある商品を毎年全てリニューアルしているという。

「モロゾフ」のバレンタインチョコの新ブランドはどのように生まれるのか、その現場にナビゲーターの赤星が潜入!バレンタインチョコの購入者はほとんどが女性なので、女性の気持ちは女性が表現するということで商品企画グループには女性社員しかいないという。この日企画グループは友チョコの新ブランドについて話合っていた。会社独自のオリジナリティを持ったものを作らないと勝ち抜いていけないと商品企画グループ部長の構江美子は語った。

「モロゾフ」の商品企画グループ部長である構が商品開発で大事にしているのは身近な人の声だという。娘からヒントを探り、それを元に子うさぎのパッケージを作った。さらに、商品ごとにキャラクターを考え名前までつけ、贈る相手のタイプに合わせて選べることで、感情移入しやすくしたという。

チョコ自体もとことん可愛いを追求し、思い通りの色や味を追求するチョコの魔術師である小椋幾子が子うさぎのチョコの製作を担当した。チョコの中身がはじめはヨーグルトだったが、かじったときにピンクが現れ可愛さが増すということで、中身をストロベリーチョコに変更した。子うさぎのチョコは若い女性の心をつかめるのか、今年も熾烈なバレンタイン商戦が始まる。

「モロゾフ」会長の川喜多佑一は、自分が楽しくないとお客さんを楽しませられないと語る。百貨店の催事場の接客面積をいかに獲得できるかが商戦の成否に関わるといい、ブランドが多いとケースが増えるという。チョコレートに自分の気持ちを託すベトンのようなもので、肩のはるような値段ではいけないと語った。

バレンタインチョコの新たな市場を切り開く川喜多の会社は、老舗ゆえの危機を乗り越えようともがく中から生まれた。昭和6年に神戸に創業し、翌年日本初のバレンタインチョコを発売した。昭和50年代にバレンタインデーが大ブームになり、川喜多の会社は赤やピンクを基調としたハート型のバレンタインチョコを発売し、売り上げを伸ばしていった。

バブル景気の真っ盛りの時期には、有名パティシエのチョコや海外ブランドの高級輸入チョコなどの目新しさが若者たちの心を掴み飛ぶように売れた。川喜多の会社ではもともとある商品のマイナーチェンジしか出来ず売り上げが低迷し、百貨店のバイヤーから厳しい言葉もいわれたという。

川喜多は現在の企画グループのリーダーである構江美子に、会社のチョコに欲しい商品がないこと言われたことで、これまで売り上げばかりをみていて女性の気持ちを考えてこなかったことに気づいたという。そして新しいブランドの開発を構に任せた。

構は自分の甥っ子の世界をチョコレートで表現しこれまで見たことないデザインで売れることを確信したという。商品を売りだしたら発売1週間で完売し、業界の常識になくてもチョコを贈る女性の気持ちに立った商品は売れると確信した瞬間だったという。女性が女性に贈る友チョコという新たな市場を開拓し、その後も贈る女性の立場に立った次々と生み出し業績はV字回復したという。

チョコが売れない当時は男性目線だったが、打破するためには会社の殻を打ち破るため、夢のような発想を女性目線で取り入れることが大事だということを思ったと川喜多は語った。買って楽しい贈って楽しい、自分も買って楽しいという、チョコレートを楽しむ日に変わったといった。

「モロゾフ」会長の川喜多が力を入れているのは販売力の強化だという。パートタイマーたちが主戦力で、商品をよく知り、いかに客に売り込むかが売り上げの鍵を握っているという。しかし優秀なパートタイマーが退社するケースが相次いでいたことで、短時間勤務のまま正社員にする新しい制度を導入した。時給制のまま賞与が加算されフルタイムと同じ昇給や昇進だという。

ショートタイム正社員の制度導入により、フルタイム正社員がショートタイム正社員に変わることも可能になったという。本社の販売促進グループで働く下園香織さんもその一人。子育てのために制度を利用したという。

ショートタイム正社員制度を導入することで、人件費がかさむのではないかという質問に川喜多会長は、定着率を高め、モチベーションを上げ働くことに楽しさを持ったほうが会社にはメリットがあると語り、お菓子を通して心豊かな生活が信条だという。チョコレートを通して人と人とのつながりが大事だと語った。

キーワード
西川英作
川喜多佑一
バレンタインデー
焼酎
バレンタイン
赤星憲広
構江美子
友チョコ
小椋幾子
しとやかローラ
三宮(神戸)
カリフォルニア州(アメリカ)
野村由香
下園香織
ショートタイム正社員
チョコレート

エンディング (その他)
08:09~

次回は「いつまでも歩ける喜びを伝えたい!」

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