NHKスペシャル 人工知能 天使か悪魔か 2018未来がわかる その時あなたは

『NHKスペシャル』(エヌエイチケイスペシャル)は、NHKのドキュメンタリー番組。略称は「Nスペ」。単発のドキュメンタリーを制作・放送していたNHK特集に代わり、1989年4月2日放送開始。原則、毎週日曜日の21:00 - 21:50に放送するが時間枠を拡大したり他の曜日・時間に放送することもある。再放送は、火曜・水曜深夜。多くはハイビジョン放送である。本項では前身である『NHK特集』(エヌエイチケイとくしゅう)についても記述する。

出典:goo Wikipedia

放送日 2018年9月15日(土) 21:00~21:50
放送局 NHK総合大阪

番組概要

オープニング (その他)
21:00~

テーマ音楽 evala

オープニング映像。未来を予測する人工知能として犯罪予測、天気予測、航空会社、メジャーリーグ、寿命予測、など導入場面を紹介。

キーワード
evala
人工知能

人工知能 天使か悪魔か 未来予測 (バラエティ/情報)
21:02~

7月の西日本豪雨で多くの災害をもたらした・気象庁は7月5日の会見で西日本の大雨の危険性を警告。しかしその14時間前にウェザーニュースでは危険性をインターネット上で警告。場所も正確に予想。そこには人工知能が使用され、原因因果関係と結果がはっきりしなくても答えが出てくると人工知能の凄さを解説。この人工知能の能力を、台風7号で鹿児島県姶良市が活用。気象台とテレビ会議が行われ、人工知能による気象予測情報が提示。人工知能は市町村ごとに予測が出され、さらに10分ごとに更新される。市の対策本部で議論が開始される。危機管理課は雨脚が強くならない前から避難所を開設し避難準備・高齢者等避難開始を発令。人工知能の予測は深夜の大雨を予想。雨雲が多く襲来していた。姶良市の蒲生町では土砂崩れの心配があった。そこで人工知能の予測をもとに蒲生町に避難勧告を出していた。その後人工知能の予測どおり雨が止み始めた。しかし気象庁の警報はまだ出ていた。解除のタイミングも人工知能に従い、土砂崩れの危険性がないことを確認して避難勧告を解除。実際の雨量と比較すると、最も降った時の雨量を過小評価したものの、降り始めと降り終わりを的中させた。

日本の自然災害の被害額は10年前の4倍。世界では10年前の3倍となっている。人工知能の天候予測は自然災害の備えとなるのか。気候変動は農業、漁業でも影響している。岩手県大船渡市では、ミズダコが一番の稼ぎを生むが、これまでのカンが活かせず不調。ミズダコは魚群探知機が能力を発揮できない。そこで開発途上の人工知能を使って水温から判断しミズダコを狙う。情報が分かれば漁獲量も取引先の確保にもつなげることができると熊谷善之さんが語る。農業でも人工知能が最適なタイミングを予想する。

人工知能が予測するものは人間の行動も対象にし始めている。アメリカでは人工知能による犯罪予測が急速に伸びている。アメリカ、ネブラスカのリンカーン市警察では犯罪捜査に人工知能を導入。これから30分以内に起こりそうな犯罪を予測。指示を出すという。開発したのはAzavea社。アメリカで12箇所がこのシステムを活用。これまで5年分11万件の記録だけでなく天気、店の営業時間、月の満ち欠けなど30種類の情報が集まる。

リンカーン市警では実際に人工知能が予測した場所を伝え、パトロールに向かう様子を伝えた。マーケットに到着した時、警察が登録が切れている車を発見。車内に入り持ち物検査をすると麻薬を発見。予測が的中した。

人工知能は暴行、麻薬、窃盗などの犯罪を予測。抑止効果は覿面で、犯罪件数は9%、盗難件数は48%減少している。人工知能がなければ達成できないような成果をあげることができると語る。しかし良いことばかりではない。

シカゴ WGN-TVニュースでは人工知能を使った犯罪捜査を紹介。シカゴ警察が導入したものは、犯罪に関わる恐れがある人物のリストアップをおこなった。2013年の400件のデータを人工知能に学習。実生活、インターネット、交友関係から将来犯罪に関わる可能性のある人物を得点で判断。500点満点で高い方が犯罪に関わるとしている。しかし加害者か被害者を示していない。数値に示しているに過ぎないという。リストアップされたのは40万人。市民の15%となる。警察はリストアップされた人物に犯罪に関わる恐れがあることを警告。ロバート・マクダニエルさんは友人が殺され、それがきっかけでリストに加われたと思うと語る。ロバート・マクダニエルさんは常にみはられているような気がしてこの街を離れることを考えているという。シカゴ警察は犯罪から遠ざけるためと正当性を主張している。アンドリュー・ファーガソン教授はブラックボックス化していることの危険であると指摘。容疑者予備軍を作っていると指摘。

2020年にオリンピックを迎える東京では警視庁や神奈川県警で人工知能の導入が検討されている。防犯カメラでは25万台が東京で設置されている。民間の警備会社では人工知能に搭載も検討されている。異変を感知すると警備員に連絡が届くシステム。この他ドローンを活用し、人工知能の能力を発揮していると解説。

人工知能は人の寿命を予測する事態がアメリカで起きている。心臓移植についてアメリカではドナーが3000人に対し、移植希望者は4000人。10年生きられる人は2人に1人。出現したのは移植優先度を判断する人工知能。開発したのはUCLA病院。膨大なデータを学習させる。移植した場合の生存率を上昇幅で示す。医師はそれをもとに順位を決める。心臓移植を実際に希望する67歳の男性ロイド・ルイスさんは、人工知能の判断より移植の望みは薄いというものだった。予測結果を見せることにして、説明をおこなった。さらに検証も紹介。移植しない場合は6.5%、移植した場合は39%で上昇幅は32.5%だった。ロイド・ルイスさんは信じきれない。神を信じると語る。医師にとってもブラックボックスではあるが、予測は欠かせないと語る。一方でチャールズ・クッツィさんは人工知能に救われた人だった。移植にふさわしいとみなされ手術を受けることに。術後の経過も良好だという。ほとんどの病院が70歳を超えているということで優先順位が低くみなされたという。移植前では0%。それに対し移植後では42%。上昇幅42%が劇的に優先順位を上げることにつながったという。一方でロイドさんは心臓を悪くしてからダンスの講師として活躍できなくなったという。残酷なまでに人工知能が運命を分けることになった。

人工知能はアルツハイマー病になる予測まで始めた。カナダのマギル大学では2年以内にアルツハイマー病になる確率をはじき出す。予測の対象はMCIの患者。アルツハイマーの予備軍と呼ばれる。急速に進む人とそうでないことがわかった。それを可能にしたのは人工知能。PET検査で脳の画像検査。何が運命を分けるのか大きな謎だった。275人の脳画像を学ばせると9箇所にアルツハイマー病になりやすい人の特定の場所、予測が可能となった。しかし人間にはその違いが分からない。飛躍的な進化を治療の突破口にしなければならないとセルジュ・ゴーチェ語る。しかし医師は実際では使用していない。止めるための根本的な方法が見つかっていない。予測できたら受け入れたいと患者は語った。

パートナーエージェント社では人工知能を導入し最適な伴侶探しに人工知能の未来予測を活用しようという。人工知能の判断材料は面談の際、どんな結婚を臨むのか記した文章。文章の意味ではなく、単語、接続詞、助詞などからその人特有のパターンを導き出す。結婚に至った1600組のパターンと組み合わせが似ているものを導き出すという。理由はやはり示さないという。間もなく人工知能が導き出したカップルが誕生するという。

キーワード
ウェザーニュース
西日本豪雨
避難準備・高齢者等避難開始
避難勧告
姶良市(鹿児島)
ミズダコ
大船渡市(岩手)
人工知能
ネブラスカ(アメリカ)
リンカーン市警察
Azavea社
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番組宣伝 (その他)
21:49~

NHKスペシャル「秘島探検 東京ロストワールド -第1集 禁じられた島 南硫黄島-の番組宣伝。

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