NHKスペシャル 緊迫の米朝 首脳会談はなぜ中止された

『NHKスペシャル』(エヌエイチケイスペシャル)は、NHKのドキュメンタリー番組。略称は「Nスペ」。単発のドキュメンタリーを制作・放送していたNHK特集に代わり、1989年4月2日放送開始。原則、毎週日曜日の21:00 - 21:50に放送するが時間枠を拡大したり他の曜日・時間に放送することもある。再放送は、火曜・水曜深夜。多くはハイビジョン放送である。本項では前身である『NHK特集』(エヌエイチケイとくしゅう)についても記述する。

出典:goo Wikipedia

放送日 2018年5月27日(日) 21:00~21:50
放送局 NHK総合大阪

番組概要

オープニング (その他)
21:00~

史上初の米朝首脳会談が開催されるか両国の駆け引きが加速している。北朝鮮との非公式協議に何度も参加する専門家を取材中に首脳会談中止を表明するニュースが入った。専門家は「今も交渉は続いているとみている」と話した。直前に北朝鮮は核実験施設を爆破し非核化をアピールしていた。きのう、金正恩委員長は2度目の南北会談を行い、米朝首脳会談への確固たる意志を表明。米朝関係の専門家を取材していくと、アメリカ側から非核化、北朝鮮側から体制維持を求める要求に隔たりがあった。

オープニングトークで、米朝首脳会談をめぐる駆け引きの背景を読み解くと説明。

キーワード
トランプ大統領
米朝首脳会談
金正恩委員長
非核化

緊迫の米朝 首脳会談の行方は (バラエティ/情報)
21:03~

史上初の米朝首脳会談が開催されるか両国の駆け引きが加速している。トランプ大統領の会談中止の書簡は世界を驚かせた。アメリカの元国務省北朝鮮担当特使のロバート・キングを取材、キング氏はトランプ大統領が不信感を抱いた理由は北朝鮮外務次官の敵意に満ちた声明がきっかけだったと指摘。トランプ大統領は自分は弱く見られたくないため中止を申し入れたという。トランプ大統領はトップ同士の会談で非核化を実現するとしているが、北朝鮮は短期間での非核化を求めるトランプ政権に批判を強めた。きっかけはキム・ケグァン外務次官の「我々に一方的に核放棄だけを強要するなら米朝首脳会談に応じるか再考せざるを得ない」という言葉だった。反発の矛先はリビア方式の非核化を主張するボルトン大統領補佐官だった。リビアのカダフィ政権はこれに応じ崩壊し、殺害された。キング氏は7年前にキム・ケグァン外務次官と食事をした際に、リビア方式を絶対受け入れられないとしていたという。

史上初の米朝首脳会談が開催されるか両国の駆け引きが加速している。トランプ大統領は体制保証に踏み込むほど譲歩の姿勢を見せた。アメリカの元国務省北朝鮮担当特使のロバート・キングを取材、キング氏はアメリカの大統領が外国のリーダーの体制を保証することは一国のリーダーの範疇を超えていると指摘。北朝鮮外務次官チェ・ソニ氏はペンス副大統領を政治的まぬけと批判、その日に北朝鮮はプンゲリの核実験施設の閉鎖作業を公開。しかし、核の専門家を招き入れなかった。IAEA元査察官のデービッド・オルブライト氏を取材。オルブライト氏は映像を確認し、内部まで破壊されたか検証困難と指摘。これはショーで数週間で再開できる、これでトランプ大統領は失望しただろうと指摘。この2時間後にトランプ大統領は会談中止を発表した。

史上初の米朝首脳会談が開催されるか両国の駆け引きが加速している。北朝鮮との非公式協議に何度も参加する専門家である米社会科学研究評議会レオン・シーガル氏を取材、そのさなかに首脳会談中止を表明するニュースが入った。専門家は「今も交渉は続いている、トランプ大統領は会談をしたいようにみえる、会談の主導権を握るために次の一手をすぐに出すはずだが対話に向かっている」と話した。トランプ大統領は会談中止を発表した翌日にツイッターで、北朝鮮と実のある話し合いが続いている、予定通りシンガポールで会談を行う可能性もあると会談開催を示唆した。

史上初の米朝首脳会談が開催されるか両国の駆け引きが加速している。ワシントンから田中正良が中継、主導権をアメリカが握ることを再認識させたものだと解説。ポンペイオ国務長官は2度訪朝し会談準備は順調にみえたが、北朝鮮のトーンは以前のものに戻ったが、トランプ大統領が押し戻す狙いがあると指摘。トランプ大統領は南北会談について、米朝首脳会談への前向きな動きとみているとし、米朝で水面下の協議が続いてうまくいっているとしている。ホワイトハウスは週末に会談準備のためシンガポールへの先遣隊が向かったことを異例の発表をした。

史上初の米朝首脳会談が開催されるか両国の駆け引きが加速している。スタジオトークで、明海大学准教授の小谷哲男は中止発表は会談の主導権を握るためだとした。南山大学の平岩俊司教授は北朝鮮からはトランプ大統領の行動は予想外だとした。キム・ケグァン第1外務次官の声明がきっかけで、トランプ大統領はリビア方式の否定と体制保証に言及し北朝鮮の思惑通りだった。しかし、チェ・ソニ氏の発言でトランプ大統領は中止を発表し北朝鮮側は慌てたと指摘。

史上初の米朝首脳会談が開催されるか両国の駆け引きが加速している。スタジオトークで、これまでの米朝の経緯を紹介した。平岩俊司はキム・ケグァン外務次官の低姿勢の談話はこれまでの北朝鮮と違う、米朝首脳会談はこれまでの目標なので中止は思惑が違うが、南北会談でまた主導権を握る姿勢を見せていると指摘。明海大学の小谷哲男准教授はトランプ大統領と側近に考えに溝があったが、ここ最近の北朝鮮の対応で慎重さを取り戻したとした。

史上初の米朝首脳会談が開催されるか両国の駆け引きが加速している。ワシントンで、対北朝鮮アドバイザーのヤン・C・キム氏を取材。ヤン氏はキム・ヨンナム氏と太いパイプを持ち、熟知する。ヤン氏はトランプ大統領の中止発表に驚いたので、すぐに声明を発表した。ヤン氏はトランプ大統領以外の大統領は北朝鮮に対し、会談に応じなかった。今の間に正常化をする目的を達成したいという思惑があると話した。

史上初の米朝首脳会談が開催されるか両国の駆け引きが加速している。ワシントンで、対北朝鮮アドバイザーのヤン・C・キム氏を取材。ヤン氏はキム・ヨンナム氏とからいつもアメリカとの国交正常化を持ちかけられていた。代表団がいない時にキム・ヨンナム氏はアメリカとの関係改善が最大の外交ミッションだと言っていたという。北朝鮮にとってアメリカは朝鮮戦争での敵国、頼りは旧ソ連と中国だったが翻弄された。冷戦後に旧ソ連と中国は韓国と国交正常化をし、北朝鮮は孤立した。ヤン氏は北朝鮮は中国、ロシアに圧迫を受けて苦しんでいたと指摘。そこから抜け出すためにアメリカとの国交正常化の道を選んだ。ヤン氏は北朝鮮はアメリカと連携し周辺国家をけん制したい考えだとし、そのための戦略的構想をしてほしいと言われたと明かした。北朝鮮は瀬戸際外交を繰り返し、去年ICBM完成間近で緊張は極限まで高まった。あとはきっかけだけだった。ヤン氏はアメリカも北朝鮮も対話をしたいが、制裁や圧力に屈服するポジションは見せられない、そこで韓国のムン・ジェイン大統領がきっかけを作り、米朝首脳会談の道筋がついた。ヤン氏は北朝鮮もトランプ大統領と会って確認したいとした。

史上初の米朝首脳会談が開催されるか両国の駆け引きが加速している。北京大学の賈慶国氏を取材、賈慶国氏は金正恩委員長が習近平国家主席と2度目の会談をした時に、米中関係の問題を利用しようとしていると指摘。米中関係を引き裂き、これにより中国の制裁を解かせようとしているとした。賈慶国氏はさらに非核化すると言うが、完全な廃棄をする気はないと指摘。段階的非核化で時間稼ぎをし、開発に時間と金銭的余裕を作る気だとした。ヤン・C・キム氏はアメリカの北朝鮮政権転覆を阻止するために、北朝鮮は核放棄することはないだろうとした。非核化には技術や時間の問題がある、対話を続けていると武力攻撃はない、交渉が決裂しても北朝鮮は核放棄しないので安全保障が強固になっているとした。

史上初の米朝首脳会談が開催されるか両国の駆け引きが加速している。スタジオトークで、平岩俊司氏は中国は北朝鮮は広い意味で米中関係の枠組みとして認識しているとした。ソウルから池端修平が中継、北朝鮮の非核化の意思について段階的としか答えていないため懐疑的だとした。2度目の南北会談は金委員長の緊急な要請で、アメリカとの会談の仲介を頼んだ。北朝鮮はこれまで強硬、非礼の言動で主導権を握ろうとしてきたが、トランプ大統領には通用しなかった。さらにより会談を必要としているのは北朝鮮であることが見えてしまったとした。

史上初の米朝首脳会談が開催されるか両国の駆け引きが加速している。北京から関則夫が中継、中国は北朝鮮に絶対的な影響力はなかったが、影響力を増そうとしているとした。2回目の訪中から、北朝鮮がアメリカへの対応を見ると中国の影響があるとした。この地域でアメリカの影響力が増すことを中国が嫌がり、中国有利で問題解決をしようとしている。

史上初の米朝首脳会談が開催されるか両国の駆け引きが加速している。両国の目標はアメリカ側から非核化、北朝鮮側から体制維持を求める要求に隔たりがある。アメリカは短期間の非核化で非核化完了で制裁解除。さらに体制保証と平和協定を提案している。北朝鮮は段階的非核化、同時に制裁緩和などの見返り、朝鮮戦争終結を提案。明海大学の小谷哲男准教授は非核化の考えが違い、南山大学の平岩俊司教授はアメリカへの不信もあるため調整が難しいところだと指摘。小谷氏は目に見える成果がないと難しいとした。

史上初の米朝首脳会談が開催されるか両国の駆け引きが加速している。ワシントンから田中正良が中継、両国は史上初の米朝首脳会談に魅力を感じているとした。ホワイトハウスは本当に非核化ができるかを疑問視する声もある。ソウルから池端修平が中継、非核化の進め方が焦点となるが、これをきっかけに金委員長が核兵器依存をやめて普通の国に転換する考えがあるかにも注目される。

史上初の米朝首脳会談が開催されるか両国の駆け引きが加速している。南山大学の平岩俊司教授は日本は拉致、核ミサイルを包括的に解決するために原理原則を守り、働きかける必要性があるとした。明海大学の小谷哲男准教授は非核化と首脳会談で2人だけで話し何を決めるかがポイントだとした。平岩教授は韓国、中国の関わりにも注目だとした。

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トランプ大統領
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金正恩委員長
非核化
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キム・ケグァン外務次官
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ムン・ジェイン大統領
朝鮮戦争
北京大学
習近平国家主席
ソウル(韓国)
南北首脳会談
北京(中国)

エンディング (その他)
21:48~

エンディングトークで、米朝首脳会談の東アジアの安全に関わる問題で駆け引きには目が離せないとした。

エンディング映像。

キーワード
米朝首脳会談

番組宣伝 (その他)
21:49~

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