NHKスペシャル 天才棋士 15歳の苦闘 独占密着 藤井聡太

『NHKスペシャル』(エヌエイチケイスペシャル)は、NHKのドキュメンタリー番組。略称は「Nスペ」。単発のドキュメンタリーを制作・放送していたNHK特集に代わり、1989年4月2日放送開始。原則、毎週日曜日の21:00 - 21:50に放送するが時間枠を拡大したり他の曜日・時間に放送することもある。再放送は、火曜・水曜深夜。多くはハイビジョン放送である。本項では前身である『NHK特集』(エヌエイチケイとくしゅう)についても記述する。

出典:goo Wikipedia

放送日 2017年10月8日(日) 21:00~21:50
放送局 NHK総合大阪

番組概要

オープニング (その他)
21:00~

オープニング映像。

天才棋士 15歳の苦闘 独占密着 藤井聡太 (バラエティ/情報)
21:00~

藤井聡太四段はもがき苦しんでいた。連勝記録に日本中が熱狂する中、その重圧に押しつぶされそうになっていた。この一年、藤井はプロ棋士と中学生の二足のわらじを履く忙しい日々を送ってきた。好きな科目は数学と体育。学校では将棋の話を一切しない。小さい頃から地元では天才少年と騒がれていた。

デビュー戦の相手は加藤一二三九段。藤井は対局の前日、眠れるか不安になるほど緊張していた。通常プロ棋士は数十手先まで読む。藤井は他の棋士が考えもしない指し手まで考えて読んでいた。史上最年少棋士の快進撃はここから始まった。

今年の元日、藤井聡太は祖父の家を尋ねていた。その姿はどこにでもいる中学生。一週間前にはデビュー戦を飾っていた。

藤井は名古屋市の郊外、愛知県瀬戸市で暮らしている。父親は会社員で母親は専業主婦。学校から帰るとすぐに将棋盤に向かう。一日最低6時間。友だちと遊ぶことも殆ど無い。将棋と出会ったのが5歳の時。隣に暮らす祖父母から教わった。5歳に冬に将棋教室に通い始めた。ここで徹底的にたたきこまれたのが詰め将棋だった。この教室では目隠し詰め将棋と言われる特訓が課せられる。5歳の藤井は人一倍夢中になった。小学校4年生の時プロを目指し、同じ愛知県に住む杉本昌隆プロに弟子入りした。杉本は数回対戦にしただけで藤井の才能を見抜いた。それ以降細かい指し方はあえて教えなかった。

藤井は週二回対局のたびに大阪や東京に1人で向かう。20連勝をかけた澤田真吾六段と対決。藤井は追い込まれていたが、澤田に二択を突きつけた藤井は逆転し、勝利した。

藤井の活躍で母校の小学校では後輩たちが活躍を楽しみにしている。藤井は子どもたちの質問に答えたりしていた。

連勝街道を突き進む藤井は勝ち進むことで忙しさはピークを迎えた。長いと時には10時間に及ぶ大局を週2回行いつつ、学校にも通っていた。そんな中で22連勝を迎えた大局で終盤にミスを犯してしまい、珍しくも苛立ちを見せた。連勝へのプレッシャーはないと語っているも、世間からの期待は14歳の少年の想像を遥かにこえるものであった。そんな中で若手棋士達は妥当藤井を掲げていた。

29連勝を達成したその日に一人の若手棋士が大局の場に偵察へときていた。攻めの達人と呼ばれる佐々木勇気六段で、藤井との大局に備えて永瀬拓矢六段と特訓を行っていた。そして迎えた30戦目の大局で佐々木は意外な位置に王を動かす作戦を取り、藤井のミスを誘うものとなった。藤井は相手の陣形を崩すために飛車を動かした一手で勝負の分かれ目となり、藤井の連勝は29で止まってしまった。佐々木は大局後のコメント「私たちの世代の意地というのも見せたいなと思っていましたので壁になれたのはよかったなと思います」などと述べた。大局が終わって帰宅した藤井は大局については一切話さなかった。

大局から10日後、師匠の杉本は藤井を相撲観戦に誘った。藤井は小さい頃から相撲の大ファンで横綱白鵬はあこがれの存在であった。横綱白鵬と会い、気持ちの切り替えが大事だと諭された藤井であったが、その日の帰りに「調子が悪いです」等と初めて弱音を吐いた。

15歳になった夏、藤井には更なる試練が待ち受けていた。将棋界に君臨するトップ棋士との対決も多くなり、自身の攻め方に迷いが生じることもあり負けが込んでしまう。負けた時のショックで酷いときには会場に携帯電話を忘れることなどもあった。周囲からは中学生でのタイトル獲得も期待されていたが、遂には中学生の間にタイトル挑戦・獲得権が無くなってしまった。本人は「まだまだタイトルには実力不足。まずは将棋が強くなることが第一とは思っています」等と述べた。また、それとは別に「勝負の上では負けたくないという気持ちは誰でも持っていると思うが、その気持ちが前に出すぎてしまった」等と述べた。

負けが続く中、藤井は自身に何が足りなかったか考えていた。藤井はAIを搭載した将棋とのやりとりや師匠である杉本の勉強会に参加しては何かを掴もうと四苦八苦する。藤井四段の師匠である杉本昌隆七段は「勝負にかける言葉として慰めは必要ない。毎回、良い将棋が指せて勝っていけたらこんな簡単な世界はない。難しいからこそ何十年もかけてやる価値のある世界ですから悩むのはよいこと」などと述べた。

真価が問われる大局で生放送となるNHK杯を藤井は迎えた。相手は名人などのタイトルをとってきた森内俊之九段であり、大局が始まると藤井は8八歩と呼ばれる手を打ち、一度は払われるも再度同じ場所に8八歩を打ち込んだ。当初は藤井がミスをしたと誰もが思い込んでいたが、戦局が進むにつれ、王を追い詰める形となった。その後大局において勝利を納め、手応えを感じた藤井は自分の力を出しきれたかなと思います等と述べた。厳しい勝負の世界、戦いはまだ始まったばかりだ。

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佐藤康光九段
瀬戸市(愛知)
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佐々木勇気六段
永瀬拓矢六段
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白鵬
菅井竜也王位
豊島将之八段
杉本昌隆七段

エンディング (その他)
21:48~

エンディング映像。

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