NHKスペシャル 東日本大震災「空白の初期被ばく〜消えたヨウ素131を追う」

『NHKスペシャル』(エヌエイチケイスペシャル)は、NHKのドキュメンタリー番組。略称は「Nスペ」。単発のドキュメンタリーを制作・放送していたNHK特集に代わり、1989年4月2日放送開始。原則、毎週日曜日の21:00 - 21:50に放送するが時間枠を拡大したり他の曜日・時間に放送することもある。再放送は、火曜・水曜深夜。多くはハイビジョン放送である。本項では前身である『NHK特集』(エヌエイチケイとくしゅう)についても記述する。

出典:goo Wikipedia

放送日 2013年10月22日(火) 2:40~ 3:53
放送局 NHK総合大阪

番組概要

オープニング (その他)
02:40~

福島県二本松市には、福島第一原発事故で避難した浪江町の人々の仮設住宅がある。チェルノブイリ原発事故では、ヨウ素131の被曝により多くのがん患者が発生した。

キーワード
ヨウ素131
チェルノブイリ原発事故
二本松市(福島)
浪江町(福島)

空白の初期被ばく〜消えたヨウ素131を追う〜 (バラエティ/情報)
02:45~

福島第一原発から45キロの位置にある、福島県いわき市から中継。福島第一原発の周辺では、セシウムの土壌汚染やヨウ素131の被曝が広がっている。

福島第一原発事故で集団避難した浪江町の馬場有町長が、被ばくへの不安を語った。浪江町の人々が避難した仮設住宅には、内部被曝を検査する機械が設置されている。

福島市に避難した国分さん一家は、初期被ばくについて不安を感じていた。

福島第一原発事故後、国は周辺地域に住む子どもたちの健康調査を行い、当時の枝野官房長官は危険な水準にいる子供はいないと発表した。原子力安全委員会の助言案には、いわれなき差別を生じる恐れがあると書かれている。

弘前大学被ばく医療研究所の床次眞司教授らは、福島第一原発事故後に被災地で被爆者らの健康調査を行った。

福島第一原発事故後の、浪江町での甲状腺等価線量の最大値は33ミリシーベルトで、被ばく限度を下回っていた。しかし乳幼児の最大値は、63ミリシーベルトだった。

床次眞司教授が浪江町役場を訪れ、浪江町の住民らの被ばく調査の結果を発表した。

福島第一原発事故直後に、福島県いわき市の避難所では長時間屋外にいた人が大勢いた。渡辺敬夫市長は、住民の被ばくを心配した。いわき市では独自に、住民に安定ヨウ素剤を配布した。

水戸市では、福島第一原発事故の被災地の子どもたちの健康調査を国が行うように求める、署名活動が行われた。

海洋研究開発機構で滝川雅之主任研究員らが、福島第一原発事故直後の周辺地域の大気の流れについてシュミレーションした。

阿部幸雄さんは、福島第一原発事故直後に浪江町でのヨウ素131の拡散状況について調査した。文部科学省で原発事故被害調査の責任者だった、渡辺格さんにインタビュー。

事故から半年後、福島県原子力センターの阿部さんらは壊れた観測所の修復をした。その中でヨウ素131の観測データを発見し、その一つにモニタリングポスト大野局があった。シミュレーションチームの岡野さん、鶴田さんらも貴重なデータだと話した。

岡野さんはデータ解析にとりかかり、ヨウ素131の観測所の量を分析した。鶴田さんらは元原子力研究所の研究員の田辺さんを訪ね、データと原子炉での異変を分析したところ、セシウムと要素では放出されたタイミングが異なることが分かった。また、ヨウ素の拡散を探るうえでは、風向きが重要な要素となる。

11月、滝川さんらチームのメンバーはこれまでのデータを持ち寄った。そこで放出されたヨウ素131の総量は20.6京ベクレルだと推計した。拡散シミュレーションの分析によると、ヨウ素はあらゆる方向に拡散したと見られる。

シミュレーションチームはプルームを3次元で再現したところ、福島県南部の沿岸ではプルームが地表近くを通過した可能性があった。奈良県立医療大学の佐藤教授によると沿岸部の一部で、甲状腺等仮線量の分布図では5才児推計値の場合50ミリシーベルトを超えるものであった。

鶴田さんは少しでも状況が判明し、地元住民にプラスになってほしいと話した。

浪江町では住民の不安に向きあうため健康手帳を作成した。浪江町では事故発生直後の行動記録や検査結果を書き込み、万が一の際の保証を求める根拠にしようと考えている。

弘前大学で床次さんらは、セシウムが検出されたことに着目し、150人を対象にヨウ素とセシウム比から甲状腺等価線量を求める作業にとりかかった。

床次さんさは12月浪江町役場に試算結果を聞きに訪問した。結果は体として事故直後に測定できた人の値と同じ傾向になった。床次さんのもとには他にもヨウ素の被ばく線量を推計して欲しいと依頼がきている。

浪江町から避難している国分さんは、浪江町津島診療所を訪れた。ここでは年に一度甲状腺の検査を無料で受けることが出来る。

弘前大学の床次さんは、浪江町の人々の甲状腺検査を独自に行なった。浪江町は床次さんに独自に行ってきた内部被曝検査の記録を託した。

鎌田は、最新の技術でヨウ素の解明を進める重要性を語った。

キーワード
セシウム
いわき市(福島)
ヨウ素131
浪江町役場
浪江町(福島)
福島市(福島)
枝野幸男
SPEEDI
原子力安全委員会
弘前市(青森)
ヨウ素剤
水戸市(茨城)
海洋研究開発機構
福島県原子力センター

エンディング (その他)
03:52~

エンディング映像。

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