かんさい熱視線 「京都アニメ会社放火 現場で何が?緊急報告」

『かんさい熱視線』(かんさいねっしせん)は、2008年4月4日より近畿地方のNHK総合テレビジョンで放送されているNHK大阪放送局制作の地域情報番組である。

出典:goo Wikipedia

放送日 2019年7月19日(金) 19:33~20:03
放送局 NHK総合大阪

番組概要

オープニング (その他)
19:33~

伊藤雄彦が京都アニメーションから中継し現場の惨状を伝えた。

オープニング映像

京都アニメ会社放火 現場で何が?緊急報告 (ニュース)
19:33~

京都・伏見区の京都アニメーションが放火された事件で33人が死亡、35人が重軽傷を負った。大阪・中央区のホビーショップでは今月から京都アニメーションの作画展が開かれクリエイターの直筆のメッセージが飾られていた。中には今も行方がわからないクリエイターの言葉もあった。特殊効果を担当する津田幸恵さんもその一人。事件発生から31時間以上経った今も安否が分からない状況に家族は心を痛めている。同じく家族の岡田和夫さんの孫は、和夫さんの好きなものを見つけてはおみやげに持ってきてくれたという。孫はアニメーターが夢だったという。3階で被害に巻き込まれたとみられ行方不明者のリストに名前がある。

平成以降最悪な放火事件となった今回のCGで再現。屋内には従業員など74人がいたとみられている。音声収録室などがある1階に玄関から入ってきた男がガソリンを大量にばら撒き火を点けた。爆発的な燃焼が起き大量の火と黒煙が発生した。救助に駆けつけた男性は助けてという声を何度も聞いたという。炎と煙はまたたく間に上に広がったと消防は見ている。2階と3階はアニメーション製作の作業場でアニメーターが机を並べ紙と鉛筆で原画を描いていた。元京アニのスタッフは各フロア10人から20人くらい、1階は15人くらいで上の方が多く、新人中堅ベテランとバランス良く配置されるようになっていたとかたった。元科学捜査官の服藤恵三さんは「燃焼速度としては非常に早い速度で3階まで上がっていったと思う。(ガソリンは)気温が30度になるとまいただけでガス化する。そこに火をつけると爆発現象的に炎が広がるので速度は瞬時に一帯が火の海になるのではないか」と分析。1階で2人、2階で11人、2階から3階への階段で1人、3階から屋上へ向かう階段、扉の前で折り重なるように19人が亡くなっていた。多くが一酸化炭素中毒だと警察は見ている。

放火した男とよく似た男が目撃されたのは犯行の前日、現場から500mほど離れた公園だった。犯行当日の朝6時頃にも近くの住民に目撃されていた。公園からはガソリン携行缶20lと書かれたダンボールや着火剤、多目的ライターの箱などが見つかった。そして、犯行30分前の午前10時頃、ガソリンスタンドに男が現れた。店員によると発電機に使うと説明し40リットルのガソリンを購入。2つの携行缶に入れて台車に運びだしたという。似たような携行缶がスタジオ近くの路上で見つかった。ここで男はガソリンを別の容器に移し替えスタジオに侵入したとみられている。きょう午後5時、京都府警察本部は会見を行ない男の名前を公表した。7年前にコンビニ強盗事件を起こし実刑判決を受けていた。精神的な疾患もあり訪問看護も受けていた。

スタジオで三石泰行が京都アニメーションの見取り図を紹介し、犯行状況を説明した。20時間後に鎮火したが男性12名、女性20名、性別不明1人の合計33人が亡くなった。亡くなった場所は1階で2人、2階で11人、2階から3階への階段で1人、3階から屋上へ向かう階段、扉の前で折り重なるように19人が亡くなっていた。多くが一酸化炭素中毒だと警察は見ている。越山健治さんは事務所建築なので普通の防火基準の建物でそういう場所で爆発出火を行うと被害が大きくなってしまうと話した。らせん階段近くで出火したのですぐにらせん階段上まで火と煙がのぼってしまう。出入り口も2つあったが片方も塞がれてしまったという。煙と共に一酸化炭素も広がってしまうので早い段階で人の動きを留めてしまった。煙であたりが見えなくなり3階は階段しか使えないので皆、そこへ行ってしまったとみられている。空気が入った延焼が激しくなるのでバルコニー側からの避難も難しくなったとみられている。容疑者は全身やけどで病院で治療を受けていて本格的な事情聴取を受けられない状態。7年前、茨城県のコンビニエンスストアで強盗事件を起こして懲役3年6か月の実刑判決を受けた。一時は出所者を受け入れる施設で過ごしさいたま市に引っ越した。精神的な疾患もあり訪問看護も受けていた。騒音トラブルもあり隣に住む男性は引っ越しも考えていたという。

京都アニメーションの放火事件で、現場には多くの人が花を手向けていた。現場には中国のネットメディアなど様々な国のメディアがこのニュースを伝えている。京都文化博物館の職員は京都アニメーションについて「アニメーターにとってあこがれの場所」と語っている。

スタジオでは京都アニメーション放火事件について話題になった。この事件は海外でも衝撃が広がっていると解説された。専門家は日本のアニメへの影響について「京都アニメーションは技を持ったアニメーションを作るロールモデルだったので、存在感のある会社だった」と語っている。また世界各地で寄付活動も行われているという。また単なる事件ではなく、社会全体の安全課題として考える必要があるのではないかと話題になった。今後の捜査については、容疑者の男はこれまで京都アニメーションで勤務経験はなく、関係性は動機はわかってないと報じた。

キーワード
津田幸恵さん
伏見区(京都)
中央区(大阪)
一酸化炭素中毒
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