かんさい熱視線 2015年5月1日放送回

『かんさい熱視線』(かんさいねっしせん)は、2008年4月4日より近畿地方のNHK総合テレビジョンで放送されているNHK大阪放送局制作の地域情報番組である。

出典:goo Wikipedia

放送日 2015年5月1日(金) 19:30~20:00
放送局 NHK総合大阪

番組概要

オープニング (その他)
19:30~

登坂淳一の挨拶。大阪都構想の賛否を問う住民投票が告示された。今夜は大阪維新の会の橋下徹、柳本彰が徹底討論する。

生討論 ”大阪都構想”を問う (ニュース)
19:30~

発言時間は、公平を喫するために1分とするなど登坂淳一がルール説明をした。今の大阪の現状認識を確認。大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長は、今のままだと大阪府・大阪市は衰退していくとした。大阪都構想をやると、税金が上がるなどいろいろ言われているが、これらは全部ウソだと話した。自民党・市民クラブ 大阪市議団の柳本顕幹事長は、5/17に問われるのは大阪都構想の是非ではなく、むしろ一つの大阪市を5つの特別区に分割することに対する是非であるという認識を持たなくてはいけない、などと語った。

橋下徹は、現状のままでは解決できない、何十年も議論されてきたけど、大阪再生を実現できなかった、役所の仕組みが悪いなどと述べ、大阪都庁を作った上でしっかりとプランを立てて実行していくと話した。柳本は、大阪市は廃止しないという立場で、政令市としての大阪の強みをいかに生かしていくかということが重要だと考えている、政令市としての権限や財源を活かしてこそ、全体の発展もあると考えている、などと話した。橋下徹は、柳本がどうしていきたいのかが知りたいとし、改めて大阪都構想のメリットを上げた上で、今は二重行政がないのかを柳本に質問した。

橋下徹の質問を受けて柳本顕は、大阪に東京をマネた制度を設けても必ずしも大阪の発展につながるとは言えないとした。二重行政については、府と市が同じようなことをやっているからといって、それが無駄だ、あるいは市民府民に負担をかけているわけではない、とした。政令市大阪市と特別区を比較した時に入ってくる税収が違うとし、特別区になると結果的に実質的な財源は4分の1に減ってしまう、などと述べた。これについて橋下徹は、全く事実誤認だとし、お金は特別区に確保されている、このように不安ばっかり煽ると批判。

橋下徹は、みんな中身だ中身だというが、知事や市長をやらないと組織が必要だということはわからないとし、今の政令市の大阪はお金がない、住民の皆さんに返って負担を求めることになるなどと話した。さらに何十年も大阪の二重行政については、議論しているが誰も解決できなかった。しかし柳本が言うように大阪市議会は二重行政はないという、これでは永遠に解決できないとした。柳本は、特別区設置の最大の問題点は、明らかに住民サービスが低下すると指摘。二重行政については、府と市が同じようなことをやっているからといって、無駄だとは限らず、良い二重行政と悪い二重行政があると考えると話した。

大阪の将来像について、大阪と東京を比べた時にどの辺が一番違うか聞かれ、大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長は、政治家は大阪を二極目にすると言い続けてきたが出来ない、大阪に大都市の戦略を描く組織がないと話した。さらに、柳本彰が住民サービスが下がると言ったことに対して、抽象的で何が下がるのかを具体的に言って欲しいと反論した。自民党・市民クラブ 大阪市議団の柳本顕は敬老パス制度や、子ども医療費助成制度などについて、低下してしまう可能性が非常に高いと言わざるを得ない、とした。

大阪都構想では、敬老パス制度や、子ども医療費助成制度が低下してしまうと言われた橋下は、これは政令市だからできているのではなく、お金があれば出来ると指摘。そのお金は特別区に確保するので、住民サービスが下がる理由をちゃんと言ってくださいと、柳本に要望。大阪市民などに、大阪都構想が出来ないと負担が上がっていく、と語った。柳本は、選挙で特別区長を選んだとことで、その区長には、権限もお金の入った財布もない、などと理由を述べた。橋下徹は、前提事実を全部ごまかしているといい、日本は法治国家だからルールを決めたら守るなどと話した。

特別区設置協定書には、住民サービスの水準を低下させないよう引き継ぐ、と盛り込まれている点について、柳本は引き継ぐよう努力をします、と書いてあるだけで、引き継ぎますとは書いてないと指摘。橋下徹は、その後の役所のきちんとした財政シミュレーションでは、17年間で2700億円のお金が出来ると出ているのだから、それを前提に議論をしないと議論にならないなど反論した。さらに結局今の大阪市役所と市議会では必要なものを増やして、見なおしができない仕組みだと述べた。さらに柳本に子ども教育予算について、そんなに増えてるわけじゃないと指摘されると橋下は、子ども教育予算は5倍に増やした、教員の人件費を入れた額で見ている、こんなのは僕しか出来ないと自負をのぞかせた。

NHKが都構想についてのアンケートを行った際の意見を紹介。「自分の生活にとって都構想にどんなメリットとデメリットがあるのかがわからない」(38歳・女性)の意見を紹介。橋下徹は、5つの特別区に分かれるから、標準のサービスはどこの特別区でも受けるが、上澄み部分は特色が出ると説明。さらに改革が遅々として進まない、大阪市役所と市議会を改めるためには、特別区役所として作り変えないと改革は進まない、と述べた。柳本は、今回の特別区設置の最大の問題点は、区割りにしても住民の意見を殆ど聞かずに突貫工事で進めてしまっている点があるとし、どうなるかがわからない、これだけでも不安で、しかも税収が減ってしまう、住民サービスが確実に低下するなどと述べた。

最後に投票まで2週間余りで、最後に何を訴えて行きたいか。柳本は、大阪市はこれまで民の力で発展を遂げてきた、今回の特別区設置は、これまでの歴史伝統誇りをなくしてしまうものとし、大阪市民には大損で、制度を変える必要はないと思うなどと述べた。橋下徹は、結局大阪都構想に反対している人には、プランが何もない、反対になれば現状維持で大阪は衰退していくとし、反対派が言うように住民サービスが下がることはない、具体的に何も指摘できないなどとし、損は何もない、と述べた。住民投票は、5月17日(日)が投票日。

キーワード
大阪維新の会
大阪都構想
敬老パス
子ども医療費助成制度

エンディング (その他)
19:59~

この番組で去年4月25日に放送した出家詐欺の放送について、出家詐欺を斡旋するブローカーとした男性について裏付けが不十分で適切ではなかった、などとしてお詫びした。

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