視点・論点 「大学入学共通テストの課題」

視点・論点(してん・ろんてん)は、1991年10月から放送されている日本放送協会(NHK)のテレビニュース解説番組。NHKとしては公式にオピニオン番組として位置づけている。

出典:goo Wikipedia

放送日 2017年9月1日(金) 4:20~ 4:30
放送局 NHK総合大阪

番組概要

オープニング (その他)
04:20~

オープニング映像。

大学入学共通テストの課題 (バラエティ/情報)
04:20~

東京大学の南風原朝和教授は2020年度に実施されるとみられる「大学入学共通テスト」の課題について語る。同テストは現在の大学入試センター試験とは異なり、国語と数学に記述式問題を導入する他、英語の4技能を評価するために民間試験を活用するなど3点で異なる。なお、記述式問題について、答案の短期間かつ正確な採点、費用対効果といった疑問点がある。他にもマークシート式の問題見直しでは問題が難しくなり、中位層以下学力の識別ができなくなるのではないかという懸念事項がある。さらに民間の英語試験の活用において、必ずしも日本の大学への入学者選抜を目的として作られてはいない。教授は共通テストの要件として日本の大学で学ぶ上で共通して必要な最大公約数的な内容を評価するもので、民間試験を共通テストとして使うのであれば、試験内容や難易度の精査が求められると指摘する。

共通テストとして導入するのに相応しい民間試験が複数選ばれ、認定された時、内容や難易度の異なる別々の試験を受けた受験者の成績をどう比較するかという問題が浮上する。文部科学省は「CEFR」と呼ばれる参照枠を採用するとしている。C2・C1・B2・B1・A2・A1の6段階あり、英語圏の大学入学にはB2レベルが必要とされる。これに相当するのが英語検定の準一級の合格レベル、TOEFLでは72点以上を取ること。だが、TOEFLの成績とCEFRのレベル別の対応付けはこれまでに変更されていて、2008年時にはB2レベルは87点以上だったが、2014年には72点以上に修正された。また、日本国内の大学入学者選抜に「CEFR」を導入することは無用の長物と言わざるを得ないことを示す統計データもある。教授は大学入学共通テストでは英語の民間試験の活用に限っても試験の間の公平な比較が難しいと語り、しっかりとした解決の道筋をつけるという慎重な姿勢が必要と指摘した。

キーワード
大学入試センター試験
大学入学共通テスト
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TOEIC
ケンブリッジ英語検定

エンディング (その他)
04:29~

エンディング映像。

「視点・論点」の次回予告。

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