シリーズ世界遺産100 カザニ・クレムリンの歴史的建造物〜ロシア〜

放送日 2013年7月25日(木) 16:50~16:55
放送局 NHK総合大阪

番組概要

オープニング (その他)
16:50~

オープニング映像。

宗教の共存をめざして (バラエティ/情報)
16:50~

ロシア・カザニでは、約100万人の人が、ロシア正教を信仰するロシア人と、イスラム教を信仰するタタール人が半分ずつ暮らしている。丘の上にある世界遺産のカザニ・クレムリンには、ヨーロッパ最大級のイスラム建築クルシャーリフ・モスクがある。15世紀、カザニはタタール人が起こしたイスラム王朝カザン・ハン国の首都として繁栄し、城塞の内部には、王族の宮殿や邸宅が軒を連ねていたが、敷地内には、モスクだけでなくロシア正教の協会ブラゴヴェシェンスキー大聖堂も建っている。1552年、モスクワ公国イワン雷帝がカザン・ハン国に侵攻し、カザニ・クレムリンは徹底的に破壊された。その後 再び城塞が築かれ、今度はロシア正教のモスクワ公国が支配していった。以来、400年近くロシア正教の時代が続き、迫害を受けたイスラム教徒たちは、度々反乱を起こし、2つの宗教は長い間対立を繰り返した。

20世紀、ソビエト連邦による宗教弾圧があり、これにより、ロシア正教会のほとんどが破壊されるか閉鎖されてしまった。1991年、ソ連崩壊後、カザニはタタルスタン共和国の中心都市として新たな道を歩きはじめた。シャイミーエフ元大統領は、2つの宗教の共存を掲げ、モスクと協会の再建・修復を行った。2005年に、クルシャーリフ・モスクが完成し、1万7000人ものイスラム教徒が祝福に訪れた。大聖堂でも祝典が行われ、2つの宗教の代表者がともに出席し、世界に向け宗教共存の必要性を訴えた。カザニ・クレムリンは、宗教の平和的共存という面が大きく評価され、世界遺産に登録された。

キーワード
カザニ(ロシア)
ロシア正教
イスラム教
カザニ・クレムリン
世界遺産
クルシャーリフ・モスク
ブラゴヴェシェンスキー大聖堂
イワン雷帝

エンディング (その他)
16:54~

エンディング映像。

テーマ音楽:久石譲

キーワード
久石譲

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