じょんのび日本遺産 一輪の綿花から始まる倉敷物語〜和と洋が織りなす繊維のまち

『じょんのび日本遺産』(じょんのびにほんいさん)は、TBSテレビほかで2018年10月7日から放送されている紀行・旅・情報・ドキュメンタリー番組である。

出典:goo Wikipedia

放送日 2018年11月11日(日) 5:30~ 6:15
放送局 毎日放送

番組概要

オープニング (その他)
05:30~

オープニング映像が流れた。倉敷は400年前まで海に浮かぶ小さな島々に過ぎなかった。一輪の綿花が倉敷を豊かで美しいまちへと変えたという。この国のある地方では「ゆったり」を「じょんのび」と言うらしい。今回は倉敷を旅する。

キーワード
倉敷(岡山)

一輪の綿花から始まる倉敷物語 ~和と洋が織りなす繊維のまち~ (バラエティ/情報)
05:31~

瀬戸大橋の本州側に広がるのが岡山県倉敷。瀬戸内海から内陸に進むとやがて古い街並みが見えてくる。江戸時代幕府の直轄地であった天領となった倉敷は商人の街として栄えた。その後綿花産業でさらに発展し、日本一への繊維の街へとなっていった。今も香る蔵の街、倉敷。そこには一輪の綿花から始まる発展の物語があった。倉敷を旅するのはナタリー・エモンズさん。ナタリー・エモンズさんは普段はロサンゼルスでアーティスト活動をしている。最初に目指したのは柳の並木が美しい倉敷の中心地。美観地区と言われる一帯で当時商いの中心地として多くの蔵が立ち並んだ。それが倉敷の名前の由来になったという。川が流れその両岸には商家が軒を連ねた。倉敷川から1本路地をぬけると本町通り。衣類など様々な生地を使った雑貨が通りを飾っている。

ナタリー・エモンズさんは商家の町並みがある本町通りを散策。立ち寄ったのは地元の繊維工場が営む「このいと紡」。衣類やカバンなどインディゴブルーの商品が目を引く。ナタリーさんは早速気になったストールを試着してみた。とても似合っていた。倉敷は綿花産業が盛んで繊維の街で有名。糸や素材を使った店がたくさんあると店長の石本理佐さんは教えてくれた。

美観地区には今も天領時代の風習が残っている。その一つが秋に行われる阿智神社の恒例の催事である。住民が主体となって獅子舞やお神輿かつぎなど行われる。祭りの日に行われる「倉敷屏風祭」。町内の各家の格子戸を外し屏風や花を活けてもてなす。自慢の屏風を通りに向け披露する様は江戸時代のままである。素隠居も一度は廃れかけた。老人の面をかぶって道行く人達のご利益を願う。うちわで頭を叩かれると健康になる、賢くなると言い伝えられている。

ナタリーさんは地元の製菓会社が営む「くらしき桃子」を発見。季節に応じたフルーツパフェが名物だが岡山といえば、「桃」である。ナタリーさんは桃の中でも貴重な品種、黄金桃を贅沢に使った「黄金桃パフェ」を注文した。マンゴーのような濃い黄色と引き締まった果肉が女性に大人気だという。下には黄金桃のジェラートも入っている。

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阿智神社 秋季例大祭
倉敷屏風祭
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黄金桃パフェ
黄金桃

一輪の綿花から始まる倉敷物語 ~和と洋が織りなす繊維のまち~ (バラエティ/情報)
05:44~

倉敷川の名物、「川舟流し」。ナタリーさんも江戸時代に思いを馳せ乗ってみることにした。舟で川を行くと火の見櫓などが見られた。美しい街並みが今も残るのは高い「火の見櫓」と火消し達が街を守ってきたからである。またかつて綿を運んでいた場所なども訪れた。

美観地区には古い町家や食事処もいっぱいある。ナタリーさんはいい雰囲気の店「浜吉 ままかり亭」を見つけた。どんな料理が頂けるのだろうか?郷土料理の祭り寿司をいただいた。岡山ではお祭りや冠婚葬祭など来客時に出される。食材はその時の旬のものだが一つだけ欠かせないものがある。それが「ままかり」である。「ままかり」とはあまりに美味しく飯を借りてまで食べたことからその名がついたといい名物である。酢でシメておりレンコンやごぼうなども入っていた。色と味のハーモニーをたっぷりと味わった。

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くらしき川舟流し
祭り寿司
ままかり
レンコン
ごぼう

一輪の綿花から始まる倉敷物語 ~和と洋が織りなす繊維のまち~ (バラエティ/情報)
05:52~

繊維産業のまちとして大いに発展を遂げた倉敷。その発展の起源ともいえる綿花が収穫の時期を迎えるという。倉敷市玉島はかつて北前船の寄港地として、また綿花の一大産地として栄えた。倉敷市は元々浅い海だった。16世紀から干拓が始まり江戸時代末期に今の海岸線となった。塩分に強い綿が栽培された。街には綿花づくりなどで栄えた名残が見れる。そんな玉島で綿花づくりを営む西廣行さんの元を訪ねた。収穫期を迎えた綿の木。種を植えておよそ105日でフワフワの綿が出来るという。ナタリーさんは楽しそうに収穫を手伝った。あっという間に籠いっぱいの綿が集まった。種を取り糸にするということで見せてもらうことにした。

昔ながらの糸作りを教わるのは原田登美子さん。地域の伝統が失われないようにとその技を伝えているという。糸作りには3つの工程がある。まずは綿の中にある種をとる。ナタリーさんも早速挑戦した。無事に種を取り出せた。次は弓を使って綿の繊維をほぐす。弓の糸を弾くと振動でほぐれていく。最後は糸車を使って糸を紡いでいく。糸車をまわしながら綿を引っ張ると糸になっていく。ナタリーさんは作業方法を教わったがこれは少し難しそうである。上手く出来るか挑戦してみた。何気ない一本の糸にもこんな物語があった。

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倉敷(岡山)
綿花
玉島(岡山)
瀬戸内海

番組宣伝 (その他)
06:00~

「所さんお届けモノです!」の番組宣伝。

一輪の綿花から始まる倉敷物語 ~和と洋が織りなす繊維のまち~ (バラエティ/情報)
06:00~

日本一の繊維の街、倉敷。かつて紡績産業で栄えたという心臓とも言える場所が残っていた。明治21年に設立された紡績工場、倉敷紡績。現在は建物を改修しホテルやレストラン、文化施設からなる複合施設として利用されている。目を引く赤レンガの建物は世界の繊維産業を牽引していたイギリスの工場をモデルに建設された。屋内照明が十分でない頃、ノコギリ屋根が工場のシンボルとして街のそこかしこで見られた。

ナタリーさんはさらに、敷地の中の倉敷紡績記念館を案内してもらった。こちらは工場時代の綿花の倉庫を改装して記念館となった建物。倉敷の歴史が詰まった施設である。明治維新後、鉄道の普及などで倉敷は徐々に衰退してきた。そこである若者3人が綿花を活かして紡績産業を立ち上げようとした。その行動に資金を提供したのが後の倉敷紡績初代社長の大原孝四郎だったという。

綿から糸をつくる。そうした歴史の中で商人たちは立派な屋敷を建て白壁の蔵が街には建ち並んだ。街にはさらにその富の象徴と言えるものが。それが日本初の私立西洋美術館の「大原美術館」である。ナタリーさんは大原美術館を訪れた。入り口で出迎えてくれた絵は「和服を着たベルギーの少女」だった。案内してくれる大原謙一郎さん。大原謙一郎さんのひいおじいさんが紡績工場の最初の社長で祖父、大原孫三郎さんが美術館を作ったという。大原孫三郎さんは様々な社会事業に取り組む中で画家の児島虎次郎に出会う。児島虎次郎は現在の東京藝術大学を2年という早さで卒業。後に日本における印象派の代表的な作者となった。その後留学し西洋技術を学び、多くの作品を残している。和服を着たベルギーの少女も彼が留学中に描いた作品だった。その後大原孫三郎さんに絵画の収集を依頼したという。そうしてモネやルノワールの作品など名画が倉敷に集まることとなった。印象派の作品を中心に1000点以上の作品が所蔵されている。中でも特に貴重な絵画はエル・グレコの受胎告知である。日本にあるのが奇跡だという。

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大原孝四郎
和服を着たベルギーの少女
大原孫三郎さん
児島虎次郎
東京美術学校
朝顔
睡れる幼きモデル
睡蓮
モネ
ルノワール
泉による女
ゴーギャン
かぐわしき大地
セザンヌ
風景
フレデリック
万有は死に帰す、されど神の愛は万有をして蘇らしめん
受胎告知
エル・グレコ

エンディング (その他)
06:11~

エンディングテーマ曲:「花鳥風月」春畑道哉

メインテーマ曲:「Continue feat.宮本笑里」春畑道哉

繊維の街倉敷の美しい佇まい。それは古い日本の伝統と新しい西洋の文化。それらの歴史を物語っている。倉敷には綿花と繊維、そして人々による美しい暮らしがあった。ナタリーさんが旅した日本遺産は古と今をつなぎ未来へと語りつなぎたい物語だった。

「じょんのび日本遺産」の次回予告。

キーワード
花鳥風月
春畑道哉
Continue feat.宮本笑里
倉敷(岡山)
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