TBSテレビ60周年特別企画 生命38億年スペシャル 人間とは何だ…!? 2016年3月21日放送回

放送日 2016年3月21日(月) 19:00~23:09
放送局 毎日放送

番組概要

オープニング (その他)
19:00~

松たか子は、母親になって日々成長し吸収し続ける存在を間近で見ているとこっちが教えられることも多いと話した。安住紳一郎は、今回は「人間はなぜモメるのか」がテーマだと話し、松さんと立ち位置でモメた。

常に私達のまわりにあるモメごと…そもそも人はなぜモメるのか!?

人はなぜモメるのか? (バラエティ/情報)
19:02~

街角にいたモメてる男女に直撃インタビュー。飲食店勤務の男性は「アルバイトを増やそうとしているが彼女は会える時間がなくなると言っている」とモメていた。

松たか子は、男女のモメごとで多い「仕事と私、どっちが大事」というのは私的にはそれを言ったらおしまいだと思うと話した。長谷川眞理子先生は、動物の世界は人間社会より複雑ではない、交尾のときだけ一緒ということも多い、でも繁殖の利害が対立するときもあると解説した。小泉周先生は、人間の脳の脳梁は女性の方が太いとされていて研究が続いていると話した。齋藤孝教授は、男性と女性で講演会での反応も違うと話した。

男女の価値観の違いからおこるモメごとを紹介。中国・ハルビンに住む男性は、SNSを通じてある女性と知り合い、一目惚れし片道数万円の飛行機代をかけて温州市へ向かったが…。

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ハルビン(中国)
温州市(中国)

人はなぜモメるのか? (バラエティ/情報)
19:11~

男女の価値観の違いからおこるモメごとを紹介。中国・ハルビンに住む男性は、SNSを通じてある女性と知り合い、一目惚れし片道数万円の飛行機代をかけて温州市へ向かったが、「女性の写真と見たが全く違う」と激怒し暴力を振るってしまい、男性はとんぼ返りした。女性は「写真はほんのちょっと修正しただけ」としている。この出来事について街中でアンケートすると、男性の多くは「女性側が悪い」と答え、女性の多くは「男性側が悪い」と答えていた。

「男は女の外見を、女は男の内面を重視する」と巷ではささやかれているが、それを本気で検証したアメリカの科学実験動画を紹介。仕掛け人の男女がSNSでそれぞれ5人の異性と出会う約束をし、デート現場には太った特殊メイクで現れる実験。すると女性と出会った5人の男性で次のデートの約束をする人はいなかった。理由はウエストの細さ…?

キーワード
ハルビン(中国)
温州市(中国)
アメリカ

人はなぜモメるのか? (バラエティ/情報)
19:18~

アメリカの科学実験動画で「男は女の外見を重視する」傾向がみられたが、立正大学川名好裕教授は、男性は外見重視で特にセクシーさが重要、セクシーさを演出しているのはウエストの細さで、女性が太っていると男性は本能的に妊娠を連想すると解説した。

アメリカの科学実験動画、一方特殊メイクで太った男性と出会った5人の女性は、外見を気にする様子はなく3人が次のデートの約束をしていた。川名教授は、女性は内面性を知りたい、意識に男性に子育てを前提に“優しさや経済力”を気にする本能だと解説した。

松たか子は、妊婦の体型を強調するファッションが流行る時代とそれを隠すファッションが流行る時代があるのは何なんだろうと話した。長谷川眞理子教授は、文字や戸籍のない時代の女性を選ぶポイントが若さやくびれで、くびれがないと唯一の妊娠の判断材料になっていたのではと話した。さらに…オスは余っている!?

人はなぜモメるのか? (バラエティ/情報)
19:26~

長谷川眞理子教授はさらに、そもそもオスは小さい精子を大量に作り、メスは大きい卵子を少なく作る、精子と卵子のアンバランスはほかの生物も同様、このバランスの違いが男女の争いの根源ではと話した。

男の女のモメごとといえば不倫。芸能界でも2003年には大鶴義丹が騒動をおこし、謝罪したものの離婚に追い込まれた。最近も桂文枝や宮崎謙介元衆議院議員も騒動をおこした。さらに、石田純一は「不倫から生まれてくる文化もある」と発言、森本レオさんは「異文化交流みたいなもんでしょ?男女の付き合いって」と発言、タイガー・ウッズは「私に一般的なルールが適用されると思わなかった」などと名言を残している。

芸能界から世間を騒がせた男女のモメごとといえば、大沢樹生の長男をめぐるDNA鑑定騒動。離婚後、長男を引き取り生活していたが、ある男性から「お前の子供は俺の子供」と言われ、DNA鑑定で大沢の実の息子出ないことが判明した。このような親子関係のDNA鑑定依頼は最近急増しているといい、法科学鑑定研究所(新宿)にも依頼者が訪れていた。口腔内から採取したDNAを解析機にかけると、1週間ほどで結果が出る。

DNA鑑定は男女の争いを泥沼化させることもある。そこで、フラクタル法律事務所田村勇人弁護士が目の当たりにした泥沼裁判を再現。問題の夫婦の夫は普段は穏やかなのに些細な事で急変するDV夫で、子供が成人するまで我慢した妻は弁護士事務所に相談、慰謝料を請求し家を出た。その後夫は家にある妻の荷物を整理していると、筆跡の残る便箋を発見、内容を見ると…。

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モリアオガエル
大鶴義丹さん
マルシアさん
桂文枝さん
宮崎謙介元衆議院議員
石田純一さん
森本レオさん
タイガー・ウッズ
新宿(東京)
大沢樹生
DNA鑑定
DV

人はなぜモメるのか? (バラエティ/情報)
19:41~

DNA鑑定をめぐる実際の泥沼裁判事例を再現。夫は家を出て行った妻の荷物を整理していると、筆跡の残る便箋を発見、約20年育ててきた息子が自分の親友との子供であるという内容の筆跡で、すぐさまDNA鑑定を依頼、21歳の1人息子が親子関係でないことと同時に妻と親友の関係が明らかになり、夫が裁判をおこした。妻も夫のDVに対する慰謝料を請求する泥沼裁判の結果は…。

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DNA鑑定

人はなぜモメるのか? (バラエティ/情報)
19:46~

DNA鑑定をめぐる実際の泥沼裁判事例は、「不貞行為を20年隠し続けたことによる夫の精神的苦痛は大きい」として妻の慰謝料請求を認めず、夫の慰謝料600万円が認められた。結局離婚は成立したが、6年にわたる裁判となった。

長谷川眞理子教授は、ツバメなど鳥の多くは一夫一妻だがDNAを調べると浮気相手の子供が多くいた、子育てにはパートナーが必要だがベストな相手でなければ鳥でも浮気する、、一方動物のオスは自分の子供を確実に産ませる手立てを行う、トンボのオスはメスの首を掴んで飛んでいる、ショウドウツバメのオスは繁殖時期はストーカーになる、浮気がバレれば動物もモメる、カモのオスは浮気相手を追い払ったあと妻に強制交尾をすると話した。

田房永子の漫画「母がしんどい」に多くの女性たちが共感し話題となっている。「母が娘の気持ちを無視してバレエを辞めさせる」など作者が実際に体験した母親とのエピソードが描かれていて、作者は母親を“毒母”と呼んでいる。

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DNA鑑定
ツバメ
オシドリ
トンボ
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田房永子
毒母

人はなぜモメるのか? (バラエティ/情報)
19:55~

家族のカタチは時代とともに変化しているが、最近は新たに“毒母”が注目されている。原宿カウンセリングセンターでは毒母に苦しむ娘たちの集団カウンセリングが行われていた。臨床心理士の信田さんが彼女たちの体験談を聞き対処法を伝えるが、参加者は30代から60代まで幅広い。

参加者の1人の女性は、シングルマザーで親元を離れて生活しているが、今でも母親におびえているという。女性は、受験中に遊びに誘った友達にもう遊ばないよう電話をさせられたり、彼氏も勝手に決めようとし、女性もそれに従っていたという。離れて暮らしてもこの関係は変わらず、娘を“自分の分身”にする行為。信田さんは、母親の屈折した思いの現れ、自分の人生のリベンジをしたいという欲望に使っていると分析した。

一方、“毒母”には子供に愛情を持てない親もいる。別のカウンセリングの参加者の女性の母親は、人形で遊んでいる娘を怒鳴り倒したり、「誕生日パーティーをやる」と言って楽しみを作ったあとに中止にしたり、娘の楽しみを奪うことに執着していたという。心の支えだった父親も母親から暴力を強要されたという。母親が抱く娘への敵対心のような感情について信田さんは、嫉妬が働いていると分析した。女性は実家から遠く離れた地に就職したが…。

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毒母

人はなぜモメるのか? (バラエティ/情報)
20:12~

娘の楽しみを奪うことに執着する“毒母”の事例を紹介。女性は実家から遠く離れた地に就職したが、会社には毎日のように母親から電話がかかり、女性は会社に居づらくなり退職、実家に戻った。臨床心理士の信田さんは、トラウマを与えた人と与えられた人には奇妙な歪んだ絆ができるという説があると話し、毒母に悩む娘たちから距離をとるのがいいと思う、どのぐらいの距離がいいかは娘が考えると話した。

自分が“毒母”かどうかをチェックできるリストを紹介。小泉周先生は、児童虐待のレベルになってしまうと脳の聴覚野や視覚野に異常をきたしたすと話した。

長谷川眞理子先生は、コウテイペンギンなど、動物は離乳したら独立し母親は次の子供を作る、チンパンジーなどは子供は甘えたいところを親が突き放すものだが、人間は長生きで同居や介護など独立が難しい環境、その難しさは人間独特だと話した。

いま、多くの精神科医が心の現代病として注目しているのが「パーソナリティー障害」。大多数の人とは違う反応や行動をして周囲や本人が苦しむ心の病。人とモメごとを起こしやすいという特徴があり、ささいな事で怒りを爆発してしまったり、他人のつらさを共感できなかったりするという。岡田クリニック岡田院長は、自分の基準の受け止め方でしか見れない、それが偏っていて支障が出ると話した。

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バブーン
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ウォンバット
チンパンジー
パーソナリティー障害
岡田クリニック

人はなぜモメるのか? (バラエティ/情報)
20:24~

パーソナリティー障害で周囲とうまくいかず苦しむ人たちがいる。子ども家庭教育フォーラムでは20~30代の男女がグループカウンセリングを受け、自身の体験談を語っていた。富田代表は、社会が全部に適応や効率、合理的を求めるようになって“手のかかる人がいけない”ということになってしまうと指摘した。

好きになった人などに嫌われても一方的につきまとうストーキング行為は、男女のモメごとの中でも深刻な問題。そんなストーキング行為をやめさせている下総精神医療センターを取材。病院では万引きや痴漢、薬物乱用の治療も行っていて、いずれも“分かっているのにやめられない”行為を治療する。ここで平井先生は治療を受ける人におまじないのような行動をとらせる。ストーカーは反射行為で行っているとし、反射を抑える治療法を行う。実際に治療を受けた男性は、おまじないで落ち着きも取り戻すという。

治療では続いて“空振り”が行われる。スマートフォンを画面がつかない状態でメールを送る操作を疑似体験する。男性は、最初は返信が来ている感覚になるが、だんだんやっても意味ないことがわかると話した。“空振り”では想像の中でも体験させる。このような治療は条件反射制御法という。

長谷川眞理子先生は、ヤドカリの場合は貝殻から離れることができないためメスは貝殻にいるが、オスはメスをハサミにはさんで持ち歩き、メスはオスから逃げることができない、動物にはメスをとられないようにする配偶者防衛(メイトガーリング)をしていて、ストーカーはその延長といえると話した。

モメごとを起こした人間はキレるようになる。そこで自然科学研究機構柿木教授の協力で怒るとき人間の体の反応を調査。参加者に実験内容は伝えず、怒りを感じる3つのシチュエーションの中で脳と体の反応を計測する。1人目の男性の前にまず、態度の悪いADが登場した…。

脳科学から見たストーキング行為について小泉先生が話す。ストーカーが持つ感情は本能に近く、感情などを抑える前頭葉ではコントロールが出来ない状態になっている。また、恋愛と覚せい剤は脳の同じ場所が反応する等など説明。

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パーソナリティー障害
子ども家庭教育フォーラム
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下総精神医療センター
ヤドカリ
覚せい剤

人はなぜモメるのか? (バラエティ/情報)
20:42~

自然科学研究機構で、怒るとき人間の体の反応を調査。1人目の男性の前にまず、態度の悪いADが登場し、名前を間違え続けたり足をぶつけられたが、そのとき男性の心拍数が上昇し、顔の表面温度が上がっていた。人は怒りを感じると交感神経が活発になり、血の巡りがよくなり“頭に血が上り”、“目が血走る”。さらにADが関係のない電話に出ると、前頭葉が活発になっていた。怒りを感じると扁桃体が反応し、それを抑えるために前頭葉も活発になる。

続いて2人目の男性に対し、番組の指示を受けた女子高生が失礼な態度をとり男性の反応を計測する。すると通常ではありえない事態に…!

人はなぜモメるのか? (バラエティ/情報)
20:51~

自然科学研究機構で、怒るとき人間の体の反応を調査。2人目の男性には番組の指示を受けた女子高生が失礼な態度をとり男性の反応を計測する。前頭葉を見ると男性自身が話すときは冷静で、女子高生に男性の話を邪魔するように指示すると、心拍数や血圧がかなり上昇していた。

伊藤裕教授は、人間は食うか食われるかの世界を生きてきたがそのためにストレス反応がある、キレるときには血圧や血糖値を上昇するアドレナリンやノルアドレナリンのほか、やる気を出す指示を出すドーパミン、血液を固まりやすくするステロイドも出ると話した。

自然科学研究機構で、怒るとき人間の体の反応を調査。3人目の女性には離婚した元夫への不満について話してもらいそのときの反応を計測すると、顔の温度や血圧も上昇、さらに左手が“わなわな震え”だした。このとき筋電図は不自然な動きがみられ、すぐに動き出せるよう筋肉が緊張状態になっていた。これらの体の反応は、自分の身を守る反応でもあった。

伊藤裕教授はは、“キレる“のブレーキの役目となるホルモンがセロトニン、深呼吸や笑いでセロトニンが出る、一方ステロイドも出ると暴飲暴食になると話した。さらに高齢になるとアクセル系のホルモンが強くなりブレーキ系ホルモンが弱くなると話した。齋藤孝は、日本語には怒りを表す言葉は多い、怒りを感じた時は呼吸法も大事になると話した。

怒りっぽい、自己主張が強いといった複雑な人間な心は遺伝するのか。幼稚園に通う5歳の双子(一卵性双生児)3組に、姉妹が同じ教室に入らないよう2つの部屋に入ってもらい同じ遊びをしてもらうモニタリングで実験。慶應義塾大学安藤教授によると2つの部屋で同じ現象が起こることもあるというが、まずは1枚の模造紙にお絵かきをしてもらうと双子同士の行動が同じだった。さらに2つの絵を見比べると…。

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アドレナリン
ノルアドレナリン
ドーパミン
ステロイド
セロトニン
慶應義塾大学

人はなぜモメるのか? (バラエティ/情報)
21:10~

幼稚園に通う5歳の双子(一卵性双生児)3組に、姉妹が同じ教室に入らないよう2つの部屋に入ってもらい同じ遊びをしてもらうモニタリング実験。お絵かきをしてもらった結果、同じような色使いや並びの車の絵が書かれていた。

続いてかるたをしてもらい、途中からは先生がごほうびがあると提案してみた。するとそのルールについて議論がおき、一方の部屋では主張する子、反論する子、冷静になだめる子に分かれ、もう一方でも同じ姉妹によって同じ構図が生まれた。幼い時期の性格には遺伝が強いという。

ただ、同じ生活をしているから似ているということも考えられるため、今度は50%の同じ遺伝子を持つ二卵性双生児で同じモニタリング実験を行ったが、一卵性ほどの強い類似性はみられなかった。

一卵性の子どもたちのモニタリング実験を続行。先生に「開けないで」と言われてプレゼントを渡された子どもたちに、ぬいぐるみが喋り出して「プレゼントを開けちゃえば」とそそのかす内容。

人はなぜモメるのか? (バラエティ/情報)
21:20~

幼稚園に通う5歳の双子(一卵性双生児)3組に、姉妹が同じ教室に入らないよう2つの部屋に入ってもらい同じ遊びをしてもらうモニタリング実験。先生に「開けないで」と言われてプレゼントを渡された子どもたちに、ぬいぐるみが喋り出して「プレゼントを開けちゃえば」とそそのかすと、一方は最後に開けてしまったが、もう一方の部屋では開けなかった。安藤教授は、人間の行動や性格は遺伝子の影響を受けているが、遺伝だけで決まっている訳ではないことも分かっていると解説した。

安住アナが遺伝率データを紹介。「音楽、数学、スポーツ、執筆の遺伝率は80%以上」、「知識、記憶、美術、外国語の遺伝率は50%以上」ということに驚きだと語った。松たか子は演劇のデータが無いので分からないと語った。齋藤孝は音楽やスポーツは影響するのはわかるとコメント。チャンスが無いと花開かないと語った。

伊藤裕は、子供はお母さんのお腹にいる時からホルモンの影響を受けていることを解説。「利き手の人差し指と薬指どちらが長いですか?」という質問。男性は男性ホルモンをお腹の中でたっぷり受けたので薬指が長く、女性は人差し指が長いと解説。それが性格に現れると語った。薬指の長い女性は男性的な面があると言われている。母のストレスが胎児に影響すると解説。母親はカロリーをとらないと子供は太りやすい、環境の影響は母親の胎内から始まると語った。

なるべくキレないようにする方法についてトーク。松たか子は相手を理解できればと語った。続いて安住アナが世界で怒りを沈める研究が世界で進んでいると紹介。

母親が子供に対して感じる愛情は、あるホルモンによって影響している。そのホルモンは「オキシトシン」。信頼、愛情に影響を与え、安らぎを得る事ができる。東北大学の脳科学センターの西森克彦教授はオキシトシンを鼻から投与すると人の社会性に影響することがわかったと解説。最新の研究では、身近なペットでもオキシトシンが出る。そのペットは犬。

キーワード
男性ホルモン
女性ホルモン
東北大学脳科学センター
オキシトシン

人はなぜモメるのか? (バラエティ/情報)
21:30~

犬といえば人間を信頼してくれるパートナーだが、犬とのダンスを教える「スタディ・ドッグ・スクール」では、飼い主と息もピッタリ。わんわん大サーカスでは「大縄跳び」「タル転がし」「玉乗りジャンプ」を披露。わんわんサーカスの団長である内田博章さんは、ワンちゃんとの絆と信頼関係を深めていく上で目と目を合わせることがすごく大事と語る。映像を振り返ると互いの目を見つめていることが分かった。目を見つめ合うことが重要。その理由を菊水健史教授が「人間とイヌとの間でもオキシトシンが出ることが分かった。人とイヌが見つめ合うと出る」とコメント。実験では見つめ合うグループとそうでないグループとわけて調査をしたところ、見つめ合うグループにオキシトシンが上昇していることが分かった。また「人とイヌの共生は約3~5万年前から始まった、人間の移動に付いて行くうちに家族のようなつながりを持つようになったと菊水健史教授が語った。

伊藤裕教授がオキシトシンの働きについて解説。もともとは子宮を伸縮させて出産を促す。オキシトシンが出るとわが子への愛情が生まれる。と語った。オキシトシンを出す方法について「触れ合う(スキンシップ)によってオキシトシンが出る」と解説。病んだ人に対して触ることでオキシトシンが出ると語り、スポーツなどのハイタッチはチームワークなどに影響すると語った。

広島・福山の藤井慎吾さん(19歳)は、3歳を前に自閉症の障害があることが分かった。しかし人と人が関わる事の大切さを教えてくれた。

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スタディ・ドッグ・スクール
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イヌ
オキシトシン
スキンシップ
福山(広島)
自閉症

人はなぜモメるのか? (バラエティ/情報)
21:40~

100人に1人で100万人を超えるとされている 自閉スペクトラム症の藤井慎吾さん(19歳)は、地元のスーパーで野菜を出荷する仕事を担当している。仕事でも「物事への強いこだわりがある」「気になると周りのことがわからなくなる」「会話が出来ない、文字・数字がわからない」「時々ジャンプを始める・自分の顎を叩く」という状態。支援スタッフの三宅めぐみさんは、態度で示すしかない、SOSを出していることだが、誤解されやすい。母親は理解をすることが難しかったと語る。息子には伝えたい思いがあるはずと思いを知るために絵のカードを作るなどを試みた。最初の本人の意志がわかったのは4歳のときにカードを出されて、感動で涙がでたと語った。今、慎吾さんは新聞を取りに行くことが日課。その中で、めぐみさんは新たなカード、自分の存在を伝えるカード。電車通勤に必要な絵カードを使って片道50分の電車通勤。駅員さんも乗客も理解している。同僚の人たちも考え、ハイタッチを一緒に頑張ろうの合図にしている。

キーワード
福山(広島)
自閉スペクトラム症

人はなぜモメるのか? (バラエティ/情報)
21:48~

藤井慎吾さんが愛されて仕事ができるのは本人にとって一番大切なこと。絶対行かない日がない、休んだことは無いとめぐみさんが語る。最近では皆を驚かせることで、右半身に脳梗塞でまひが残った同僚の女性のパートナーになった。片手しか使えない女性に自ら箱を支えるなど人を支える側に立った。さらに彼女と一緒にいるときには自閉症の症状は殆ど現れないという。

福井大学の小坂浩隆教授は、自閉スペクトラム症の方もある条件下では定型発達とほとんど変わらない脳機能を示すことがある、条件によってはものすごく優れた働きを示すことがあると語る。小坂浩隆教授は実験で目を合わせることが苦手ということに着目し、被験者に様々な表情の顔を見せる実験では表情を読むことが出来ないと語った。次に口元だけで判断する実験では、表情を読み取ろうと脳が活発に働いていたことが分かった。小坂浩隆教授は「自閉スペクトラム症のある一部しか見ていなかった。条件下においては人の表情もわかるし、共感を持つことができる」と語った。

スタジオでは、松たか子などが助ける側に回ったことで自閉症の症状がでないということで驚きを語った。自閉スペクトラム症の患者が増えていることに対して伊藤教授が、人の言葉、仕草に本質的に関心を持てないが、喜んでいる患者を見て希望になると語った。

愛知・清須のなごや自閉症治療教育相談室では、心理学博士でもある竹島浩司先生が開設した。去年12月、4歳の自閉症の女の子に出会っていた。竹島浩司先生が話をしても反応が無く、しっかり話すことも出来なかった。母親が娘の異変に気づいたのは、3歳の頃で、母親が呼びかけても見ることもしなかった。そんな中コミュニケーションが全くとれない、自分のしたいことしかしないという状態だったと母親は振り返った。治療ではなく根気よく教えるのは母親とのつながり方だと語った。この日、竹島浩司先生は絵本を使って「つながるイメージ」を一つ一つ教えていった。

福岡・北九州のCOMPASS発達支援センターでは、独自の学習教材を用いている。ひらがな学習帳では「く」と「し」から始まる。自分で出来たという実感を得ることを目的として一緒に喜ぶ。北田健二代表はまず出来るということを認識することが大事。言葉を覚える子が出来た子はそろばんを習い始めた。可能性を信じる事、あきらめない事が大切と伝える。兵庫県立リハビリテーション中央病院の子どもの睡眠と発達医療センターの小西行郎先生は苦手なものを持っているとは思うが、人一倍繋がりたい子であることも確かと語る。

2016年2月再び、自閉症治療教育相談室では、女の子が母親とのつながり方をずっと練習を続けていた。「おはよう」と挨拶ができるようになり、母親と目を合わせる事ができていた。母親はやり取りがうまくなり、こっちの様子を伺うようにとなったと語った。

一方、アメリカである子どもに出された診断書。診断名は「ギフテッド」。アメリカでは知性、創造性、芸術性などで高い脳力を認められた人たちで、才能を育てるという取り組みがある。そんな「ギフテッド」の診断を受けた女の子を訪れた。学校には通わず、自宅で勉強している、愛子・ハイディー・ディランちゃんは7歳。部屋から出るとハイテンションな様子を見せた。母親の君恵さんはできる事とできない事のギャップの対処の仕様がないと語った。小学校に通ったものの友達を作れず、学校生活に馴染めないことで学校をやめさせる事を両親が決めた。

きっかけとして友人のオーケストラに行った時、愛子・ハイディー・ディランちゃんは指揮者の真似をしたがそれが完璧に合っていた。やがてヴァイオリンの才能が開花し、世界的なヴァイオリニスト、ロバート・ダヴィドヴィッチさんが惚れ込むほどの才能があった。表現力の高さを絶賛した。父親の才能をギフテッド=さずかった脳力としている。愛子ちゃんはヴァイオリンを持つと集中し、家では毎日4時間、ダヴィドヴィッチ先生のレッスンがある時は計7時間練習する。

日本では”特性”を活かす取り組みが行われていた。訪ねたのは「パソナハートフル」グループ会社のオフィス業務を請け負う。社員の9割に自閉スペクトラム症がある中、会社は非凡な才能ではなく特性に注目している。入社4年目の名取拓也さんは総務関連の仕事を一気に引き受けている。名取さんの上司はその場で対応してくれているので、いつも助かっていると語る。叱られることもぶつかることも経験だと名取さんは語る。グループ会社の福利厚生としてパンの販売を行う。多くの人と関わることでコミュニケーションの苦手意識をなくし、仕事の幅を広げている。入社2年目の男性は話したいのに話せないなど孤独を抱えていたが、今では悩みとかも無くなっていると語る。

スタジオでは必要とされるということが喜んでいる。自分たちも必要とされると嬉しいと語った。伊藤教授は定型発達の方も学ばなければならない。と語った。

松たか子が、集団のモメごとの経験を語った。女子校時代のグループづくりで雰囲気があると語った。安住アナが企業でもグループ分けが存在すると付け加えた。

ヒトは集団になるだけでモメる!?ということを実験。2泊3日のキャンプを実施。参加するのは面識の無い男女16人。2グループに分け定点カメラでモニタリング。その様子を熊谷智博准教授がチェックし分析する。

チーム分け直後、他愛のない会話の後、それぞれがチーム分けを理由に負けないように頑張ろうと語った。そこから対抗意識や競争意識が芽生えたと熊谷智博准教授が解説。夕食を作って取り換えるとそれぞれが自分たちの方が美味しいと語っていた。料理の比較でも敵対心が生まれた。相手をおとめることで相対的に自分をよく見えるようにすると熊谷智博准教授が解説。

キャンプ2日目では釣り対決が行われ、白チームでは、清原優希乃さんが指示を出し、それに従う形でメンバーが動いた。しかし結果は10VS9で赤チームの勝利。負けた白チームは、指示通りに動いたら3匹釣れたなど清原さんを評価するコメントが出た。

キーワード
自閉スペクトラム症
脳梗塞
福井大学子どものこころの発達研究センター
なごや自閉症治療教育相談室
清須(愛知)
COMPASS発達支援センター
兵庫県立リハビリテーション中央病院
子どもの睡眠と発達医療センター
北九州(福岡)
ギフテッド
マイアミ(アメリカ)
パソナハートフル

人はなぜモメるのか? (バラエティ/情報)
22:18~

リーダーの評価をするヒトは心理学で言う傍観者と解説。手抜きの傍観者はリーダーを任せ手を抜く心理現象が本能としてあると解説。綱引きでは、必ず手を抜く人物が存在。ある論文では1人の綱引きと8人の綱引きでは半分の力しか出さなかったというデータもあると解説。手抜きの傍観者が増えれば、リーダー次第で争いごとになることを解説した。

ドッジボール対決では、白チームが清原さんに代わって柏木秀治さんがリーダーシップを取り始めた。しかし健闘むなしく白チームが敗れた。2連敗を喫した。

夕食作り対決を行うと、2連敗した事からか白チームが組織だったグループに変わり、手際よく肉じゃがを完成させた白チームが勝利した。争いが集団の結束を強め、成長させる事に繋がった。

齋藤孝先生は、最近では問題解決に向けてチームで取り組むチーム学力が注目されている事を話した。長谷川眞理子先生は、メスライオンのグループは争うときリーダーが先頭に立つが、手抜きの傍観者の様に前に出ない仲間もいると話した。しかし、傍観者のライオンにも子育てなどの役割があり、リーダーは傍観者にダメな部分があっても役立つ事もあると分かっているという。小泉周先生は、集団で一緒に行動すると他者と脳が同期していくと話した。

集団は時として暴走とする。1933年、第1次世界大戦に敗れて多額の賠償金を背負った厳しい経済状況だったドイツはアドルフ・ヒトラーを熱狂的に支持し、集団の暴走が始まった。このあと、養老孟司が今の時代に警鐘を鳴らす。

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ライオン
アドルフ・ヒトラー

人はなぜモメるのか? (バラエティ/情報)
22:31~

養老孟司は、人間の脳は環境に適応しやすく周囲に流されやすい性質がある為、ナチス出現の時代の様な圧倒的な状況にも適応する、人がサディスティックになったアウシュビッツが良い例だと話した。更に養老孟司は、集団の暴走を防ぐには“上手にモメる”事が大切で、それは相手の事を理解して自分を変える事だと指摘した。

ここ10年で急増した現代のモメ事最前線、インターネットトラブル。法務省のデータによると、2010年には658件だった“インターネットによる人権侵犯事件数”は2015年には1736件となっており、誹謗中傷、プライバシー侵害、出会い系サイトなど、トラブルの種類も様々。こうしたネットトラブルは大事件になる事も多く、人気アプリを利用した詐欺行為や、未成年を狙った架空請求などが起きている。

過去に何度となくネットで炎上しているNON STYLE 井上裕介の1日に密着。現在井上のツイッターのフォロワーは70万人を超えており、何か呟くと1000人以上が反応する。井上の一日の投稿数は平均10件で、この日はお昼にココイチのカレーとの2ショット写真を投稿していた。

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アウシュビッツ
法務省
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ココイチ

人はなぜモメるのか? (バラエティ/情報)
22:40~

昨年大騒動となったのが、東京五輪のエンブレム問題。佐野研二郎氏がデザインしたエンブレムに、ネット上では次々に盗作疑惑が指摘され、使用中止に追い込まれた。しかしこの問題を検証している慶応義塾大学田代特任准教授は、最初はパクリ疑惑が問題だったのではないと指摘した…。

過去に何度となくネットで炎上しているNON STYLE 井上裕介の1日に密着。井上はお昼にココイチのカレーとの2ショット写真を投稿していたが、数十分後には「行儀悪いぞ ちゃんと食え!」「次回からは一番安いカレーにしなさい」などの反応もあった。こうした辛辣な声に耐えられず投稿をやめる芸能人もいるが、ネットニュース編集者の中川淳一郎氏は、過激なコメントなどを投稿してしまう人達には社会的弱者が多いと指摘する。

津田大介が、三大ネットトラブルについて解説。1つ目は「詐欺などの犯罪」で、ホームページに誘導して架空請求、ワンクリック詐欺などに巻き込まれる事がある。2つ目は「モメ事への報復」で、SNSを見て情報を入手して意図的に流出させられたりする事がある。3つ目は「社会への問題提起」で、最近では「保育園落ちた…日本死ね」という書き込みが国会でも取り上げられるほどの大騒動になった。ネットの良い面としては問題に火をつけて拡散する力がある事だが、逆にオリンピックのエンブレム問題の様に負の感情で繋がっていって炎上する場合もある。

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東京五輪エンブレム
佐野研二郎氏
慶応義塾大学
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人はなぜモメるのか? (バラエティ/情報)
22:49~

東京五輪のエンブレム問題について慶応義塾大学田代特任准教授は、最初はパクリ疑惑が問題だったのではなく、エンブレムが気に入らない人たちがパクリ問題を騒動にしたものだと指摘した。騒動は去年7月のエンブレム発表会見から始まったが、田代准教授はこの日から使用中止発表までのネット上に「佐野研二郎」「五輪エンブレム」の言葉とともに書き込まれたワードに着目。発表当日は「ダサい」が多く、ここで“エンブレムを変えたい”という火種ができたとみられる。翌日は「問題」というワードが増え、佐野さんに対するあら探しが始まる。発表から3日後にベルギーの劇場のロゴと似ているとの指摘が現れ、発表5日目に「パクリ」「盗作」というワードが急増、騒動が発展した。

テレビや新聞もこの問題を取り上げ、発表から12日後に佐野氏本人が会見。しかしこの会見で「佐野研二郎」の書き込みが急増し、ネット上では過去のデザインの検証が始まり、大炎上状態となった。9月1日にエンブレムは白紙撤回となり、ネットには“ネット民大勝利”の書き込みもみられた。田代准教授は、「自分が正義だと思っているので間違った相手をただすのは正しい」という錯覚を覚えてしまうのでますます過激になると指摘した。

モメ事にまつわるネット用語を解説。「鬼女」とは“きこんじょせい”の略で、既婚女性が話題のニュースを独自に調べる調査能力がネット民に高く評価された。「ディスる」とは、元々はアメリカのヒップホップの用語で、ネットで誰かに悪口を言う事。「DQN」(ドキュン)とは、昔放送されていた「目撃!ドキュン」という番組に出てくる様な不良達の事を表す言葉。「さらし」とは、本人の意図しない所で情報を他人がネット上に公開してしまう事。「まつり」とは、ネット上で一つの事で盛り上がる事。

津田大介がネット情報との接し方について解説。ネットだけでなく、紙(新聞、雑誌)や人など、複数の情報から正しい判断をする様に心がけると良く、ネットは大げさに話す友達だと考えて話半分に聞いておくと良いという。

そもそも人間はモメ事を解決する力を持っている、それを教えてくれたのは東京・あきる野市にある保育所「ウッディキッズ」に通う子供達。溝口義朗園長は、園児達の日常の様子を撮影した動画が見せてくれたが、子供達はモメても最終的にはそれを解決出来ていた。子供には子供同士でモメ事を解決する力があると専門家は言う。

同志社大学 赤ちゃん学研究センターの小西行郎教授は、人と関わる力とモメ事をおさめる力は胎児の頃から持っており、胎児はお腹の中にいる時にVサインを出したり笑ったりするが、人間はコミュニケーションのツールを持って生まれてくるのだろうと話した。

金沢大学の菊知充教授のグループによって、今まで研究する事が難しかった赤ちゃんの脳の活 動が詳しく解析出来る様になった。注目したのはお母さんの顔マネをしている赤ちゃんの脳の活動で、真似をする事によって相手の感情や状態を学び取る事が出来て、共感の土台になっていると考えられているという。

昭和30年の4月16日に放送された「テレビルポ ~都会の片隅~」の映像が流れた。映像には、昭和の子供達は子供達のルールの中でモメ事を解決している様子が映っていた。小西教授は、現代は子供たちの社会に大人が入りすぎており、モメ事の中で子供たちがどういう結論を出したのかをきちんと大人を見てあげる事が本当は大事なのではないかと話した。

長谷川眞理子先生の肩書に間違いがあった事を訂正。正しくは「総合研究大学院大学教授」。

安住紳一郎達がエンディングトーク。齋藤孝先生は、今はモメ事を高度に処理していかなければならない社会だが、モメ事を解決していく社会的な力を得る事、強くなるメンタル面も大事だと話した。

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金沢大学
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長谷川眞理子先生
総合研究大学院

キャスト

  1. 3月21日 放送